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焼けて爛れる恋よりも、微睡む優しい愛が欲しい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。

俺の彼女は基本的に物凄く軽いノリではしゃぐ人だった。二次元、三次元問わず、お眼鏡に適えば、顔を蕩けさせては視線を逸らす事を繰り返す人だった。どうにも気が多い癖に照れ屋な様で、待ち受けにするのは何時も二番手。『あんなドストライク、スマホ出す度に見てみろ、死ぬぞ』

とは本人の弁である。

だから、彼女は二番手である俺を選んだのかも知れない。華やかさもない、無愛想で無口、一緒にいて都合が良い俺を。

今日も好きな漫画を片手にソワソワとしていた。時折視線を外して、落ち着きなく水を煽るのは、恐らく高ぶった興奮を抑える為だろう。その様を可愛いとは思っても、妬かないかと聞かれれば全力で否定する。

「なんで」

「んー?」

「俺を選んだんですか」

ヒョイッと両手を包む漫画本を横取りし、触らせ無いように後ろに置く。突然の事にも掛からわらず、彼女はきょとんと瞬きをした。……もしも最推しにそんな事されたら、真っ赤になって身悶えそうなのに。俺じゃ敵わないって事ですか?

彼女はじっと俺の顔を見詰めると、そろそろと顔から首に掛けてを撫で回した。

「君だからだよ」

「答えになってませんけど」

苛苛してきた。多少甘い雰囲気に持ち込んで、全てを有耶無耶にするつもりかも知れない。だから流され無いように、眉間に皺を寄せて、睨むように見詰めた。それに臆する事無く、彼女は考え込む。

「確かに君は私のタイプドストライクでは無いかも知れない。社交的とは言い難いし、何方かと言えば不器用だし。でもそれだから絶対に飽きないし、安心する。他のキャラ熱するだけ熱したら冷めちゃうけど、君はそうじゃ無いからね」

そう言うと、俺の首周りに抱き着いて、わさわさと掻き乱す。何が楽しいのか鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ、胸を押し付けてくる。

「他の男にキャーキャー言って帰ってきたら傍に居て欲しい。膝枕して、優しく髪を撫でて欲しい。死ぬ時一緒に居て欲しい。それは君以外じゃ務まらないのさ」

「ワガママな……」

それから一度離れると、あどけない、子供のような笑顔で頬を掻いた。

「焼けて爛れる恋よりも、微睡む優しい愛が欲しい」

「……」

最初、照れる反応が見たくて書いた筈なんですけど、変わってました。

まぁ、それはおいおい。一押しのキャラって永遠と見てられません!! 心臓足りないよ(´>∀<`)ゝ


見る目はありそうですね。このお女子(にょこ)

毎日抱き締めて眠る相手じゃなきゃ駄目なんです。

ロキとは添い寝にならねぇけど、アレニエだったら添い寝になる。みたいな。

書きたくなって来ましたねえ。


因みに読んでる漫画、今私が気になってる漫画ですね。きっと。

気怠く、相手を翻弄するタイプ。

何方かと言えばこの彼氏さんと似たタイプ。圧倒的、静。

でもこの彼氏さんにそんな翻弄する真似は出来ないので、やっぱりタイプでは無いのかもしれない。


遠回しな、「彼氏じゃなくて、夫にしたい」という告白です。

圧倒的クソデカ感情。でも受け止めてくれそうな彼氏なので。

ガンギマリな目で『上等だぁ!!』とか言いそうな子なので。

(あ、是非がなり声でお願いします。クールな子が本性出して口調と声色が荒くなるの大好き)


またお話しますー!!

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