妹の気持ち
久しぶりに投稿したような気がします。
今回は、主人公とヒロインに1番近い存在と言っても過言じゃない妹ちゃん目線の話しです。
2人の近くにいるので、複雑な気持ちを表したいと思い書きました。
誤字や変な所があったら教えていただけると嬉しいです。
感想とレビュー待ってます‼︎
私の名前は、狂詩 空姉の狂詩 恋花の2つ下の妹です。
今私は、隣の家に住んでいる友人の秋瀬 創太と姉と一緒に夜ご飯を食べている。因みにこの夜ご飯は、創太兄が作ってくれた物だ。私好みの味で凄く美味しい。
問題は、そこではない。問題なのは、今私達3人でご飯を食べている訳だが、姉のテンションが創太兄と2人きりの時と明らかに違う事だ。
これは、今日だけという訳ではない。
私がトイレに行ってる隙や部屋に行っている時にいつもテンションが変わる。そして、戻って来たらいつものテンションに戻るのだ。
私が居る時は、テンションを態度で言う『ツン』と言った感じだ。
逆に私が居ない時のテンションを態度で言うと『デレ』と言った感じだ。
ツンの方は私じゃ無くても誰が他の人が居てもなるみたいだ。
自分の姉が新種の『ツンデレ』でなんかキツイ。
この前の話でも姉が、創太兄に凄くデレて居る所に出くわしてしまうし、私が居るのに自分達の世界に入り込んで全く私に気づかないし。
やれやれ本当に私の姉ながら、恐ろしい顔を持っているもんだ。これは、これからも疲れそうだな。
「はぁ〜〜〜‼︎」
「ちょっと空!ご飯中に大きなため息を吐くのは、辞めなさい。幸せが逃げるわよ!」
しまった。うっかりため息が出てしまっていたみたいだ。しかし、
「いや、私の場合。幸せが逃げるというより、幸せを誰かさん達に吸い取られると言った方が正しいと思うんだよね。」
「え?空ちゃんの友人にそんな貧乏神みたいな人がいるの?大丈夫?」
うーむ。誰だか分かって無いんだ。
「大丈夫です。貧乏神では、ないので。」
「そう?」
はぁ、私だって創太兄の事結構好きなのに。
「空?大丈夫?なんか顔少し赤いよ。」
「だ、誰のせいだと思ってるの‼︎」
「え⁉︎」 「え⁉︎」
私が、いきなり大きな声を出したせいで2人とも、びっくりしたようだ。
2人は、キョトンとしている。
私は、この2人に、どんだけ当てられれば良いのだろうか?先が思いやられる。