相談は、性格
投稿が、遅くなってすみません‼︎
「相談というのは、私の性格の事なんですけど」
未亜は、うつむきながら小さな声で話し続けた
「私...学校とかでクールとか言われてるじゃない...ですか」
この人なら...わかってくれるはず。
「でも、その...私!」
また、性格の悪い所が出る。肝心な所で、焦ってしまう。
「その...」
あれ?なんて言えば良いんだっけ?頭の中ご真っ白になる。
創太と未亜は、歩きながら無言の時間が続く。
そうだ...性格を治すんだ。その...ために
先輩は、きっと困るだろう...迷惑をかけるだろう...引くかもしれない。私を拒否するかも...
先輩まで....居なくなって欲しくないな...
「未亜...落ち着いて。大丈夫...俺は君の優しさを知ってるから」
「!!」
この人は....
深呼吸をし、もう一度話す。
「私...あまり話さない人に話しかけられると...その...怖くて....頭が、真っ白になって、言葉が....出なく...なるんです。」
「そのせいで....クールって..誤解を!」
未亜の話しを聞き、創太は、納得した。
「あー、なるほどぉ〜。」
「信じてくれるんですか⁉︎」
そんなに意外だったのか驚いたような反応をする。
「信じるよ。というか俺の知り合いに居るし、知らない男相手に態度が一変する人。」
どっかの彼女がそんな感じだ。
「それにそこさえ分かれば可愛いくらいだしな」
その言葉がかなり嬉しかったのか、未亜は、持っていた傘を持ちながら走り回る。その光景は、未亜だとは、思えない程に子供っぽい。
「お、おい!未亜!あんまり走って進みすぎると!」
「大丈夫!その、嬉しくて!私の事を嫌うんじゃないかって...不安だったから。....えへへ」
彼女の笑顔は、とても可愛いく見惚れてしまう程だった。
未亜は、気分が良さそうだ。俺の近くを走りまくっている。そして、こちらを向き、話しながら帰っている。こうみると、いつもの学校の未亜とは別人でクールというより、ヤンチャ系になってしまう。
「先輩!これからは、もっと話しましょう!私、あんまり学校で話せる人が居ないので、もっと話したいのに話せないんですよー!」
「分かったから、前向けって、あぶねーぞ」
俺は後ろ(オレのホウ)を向きながら話す未亜を俺は注意する。
「はいはーい!」
彼女は、とても幸せそうだ。
しかし、油断しすぎた。調子に乗りすぎたのかもしれない。
「キャッ‼︎」
「危ない!」
階段から転げ落ちた。
「先輩!先輩!大丈夫ですか!先輩!きゅっ、救急車!先ぱ....」
痛いけど、後輩を守れた。




