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俺の幼馴染みは、2人きりの時だけデレが凄い  作者: 亜人
2章 5月 始まりの序章
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相談は、性格

投稿が、遅くなってすみません‼︎

 「相談というのは、私の性格の事なんですけど」


 未亜は、うつむきながら小さな声で話し続けた


 「私...学校とかでクールとか言われてるじゃない...ですか」


 この人なら...わかってくれるはず。


 「でも、その...私!」


 また、性格の悪い所が出る。肝心な所で、焦ってしまう。


 「その...」


 あれ?なんて言えば良いんだっけ?頭の中ご真っ白になる。


 創太と未亜は、歩きながら無言の時間が続く。


 そうだ...性格を治すんだ。その...ために

先輩は、きっと困るだろう...迷惑をかけるだろう...引くかもしれない。私を拒否するかも...


 

 先輩まで....居なくなって欲しくないな...


 「未亜...落ち着いて。大丈夫...俺は君の優しさを知ってるから」


 「!!」


 この人は....


 深呼吸をし、もう一度話す。



 「私...あまり話さない人に話しかけられると...その...怖くて....頭が、真っ白になって、言葉が....出なく...なるんです。」


 「そのせいで....クールって..誤解を!」


 未亜の話しを聞き、創太は、納得した。


 「あー、なるほどぉ〜。」


 「信じてくれるんですか⁉︎」


 そんなに意外だったのか驚いたような反応をする。

 

 「信じるよ。というか俺の知り合いに居るし、知らない男相手に態度が一変する人。」


 どっかの彼女がそんな感じだ。



 「それにそこさえ分かれば可愛いくらいだしな」


 その言葉がかなり嬉しかったのか、未亜は、持っていた傘を持ちながら走り回る。その光景は、未亜だとは、思えない程に子供っぽい。


 「お、おい!未亜!あんまり走って進みすぎると!」


 「大丈夫!その、嬉しくて!私の事を嫌うんじゃないかって...不安だったから。....えへへ」


 彼女の笑顔は、とても可愛いく見惚れてしまう程だった。


 

 未亜は、気分が良さそうだ。俺の近くを走りまくっている。そして、こちらを向き、話しながら帰っている。こうみると、いつもの学校の未亜とは別人でクールというより、ヤンチャ系になってしまう。


 「先輩!これからは、もっと話しましょう!私、あんまり学校で話せる人が居ないので、もっと話したいのに話せないんですよー!」


 「分かったから、前向けって、あぶねーぞ」


 俺は後ろ(オレのホウ)を向きながら話す未亜を俺は注意する。


 「はいはーい!」


 彼女は、とても幸せそうだ。


 


 しかし、油断しすぎた。調子に乗りすぎたのかもしれない。


 「キャッ‼︎」


 「危ない!」



   階段から転げ落ちた。




「先輩!先輩!大丈夫ですか!先輩!きゅっ、救急車!先ぱ....」


 痛いけど、後輩を守れた。

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