おまけ 空の学校生活
私の携帯から目覚ましの音が鳴り響く。それを止め、ベットから出る。
毎朝5時に起きるところから私の一日は、始まる。
部屋を出て階段を降り1階へ、顔を洗い。いつものエプロンをする。そして、今日のお弁当に入れるおかずの材料を切り、調理する。
いつも通りの朝。少し大変だか、いつもやってると慣れるもんでかなり今と成れば楽だ。
6時30分になると母が起きてくる。
「はぉあ〜。おはよう。空ちゃん。いつもいつも朝早くからご飯ありがとね」
「ううん。お母さんは、いつも仕事で忙しいんだから。こんぐらいは、私がやらないと!」
そう。私の名前は、最近出番が少し多くなった。
狂詩 空です!
毎朝早く起きては、家族みんなのご飯と弁当を作っています。
7時になると私は、家を出る。
「行ってきまーーす!」
「空ちゃん行ってらっしゃい!」
私の中学校は、歩いて15分程の所にある。
7時15分ぐらいに着き自分の机にカバンを置き、椅子に座り少し体を休める。
そして、カバンから荷物を出して引き出しの中に入れる。
「ん?」
筆箱を入れると何かに引っかかった。ここには何も置いてないはずだが、そう不審に思いつつ中に手を入れ確かめる。
中には、手紙のような物が入っていた。
「ん?手紙?また、ラブレター?」
手紙を開けて、中身を確かめる。やっぱり文章だ。これは、いつもの流れかな?
「ふんふん。ふんふん。へー」
「やっぱりラブレターだ。はぁーまたか」
これで何回目だろうか?好感を持たれるのは、嬉しいが、そろそろ諦めてくれても良いと思う。
7時30分に校舎裏で待つ。
「はぁ〜。面倒い」
いつもいつも好きな人が、居るって言ってるのに告白される回数がなかなか減らない。もう噂とかで、広まって回数減らないかな?
〜校舎裏〜
「空先輩!貴方のことが、好きです!僕とお付き合いして下さい」
私に告白してきた人物は、中学2年の私の後輩である。1人の男の子だった。身長が、低い割に運動が、できて学校の女子からも可愛い男の子として、かなり人気がある子だ。
「あ、ん、ごめんなさい‼︎」
「ガーーーン!」
いつも通り断りを言う。
「私ね。好きな人が、いるの。だから、貴方と付き合う事は、できない。」
相手は、ひどくへこんでいる様だったが、仕方ないだろう。だって好きな人が、いるし。まぁ、好きな人もモテて忙しそうだけど
「分かりました。また、頑張ります‼︎」
「え?」
まだ、諦めてないの?はぁ〜
〜昼休み〜
「ねぇねぇ空ちゃん。」
「なぁに、杏奈さん。」
なんで、杏奈ちゃんってそんなにモテるの?
知らない。私が、知りたいぐらいだ。普通にしてるだけなのに。
「知らないよ。本当に好きな人には、モテないけどね。」
「あ〜。空ちゃんの好きな先輩は、まだ振り向いてくれないんだ〜」
私の好きな人の事を学校で知ってるのは、この杏奈ちゃんだけだ。
「多分だけど〜空ちゃんは、もっと積極的に行って良いと思うな〜」
「いやいや、あの姉に勝てる気がしないし、」
姉は、とても魅力的過ぎると私は、思う。
顔も可愛いし、スタイルも抜群。男が好きな胸だって凄い。
「胸.....かぁ〜」
「空ちゃんだって胸は、同年代の女の子よりある方だよ〜!」
「杏奈さんには、言われたくない。」
確かに私は、他の子に比べれば胸は、大分ある方だと思う。しかし、姉には少し及ばない。
しかし、この私の隣に居る杏奈さんは、姉と同じぐらいか、それよりデカいぐらいある!
なんというか少しへこむ。
「てか、杏奈さんもかなりモテる方じゃん!」
私は、週に3回は、告られているが、杏奈さんは、週に1回たまに2回あるぐらいモテている。
確かに回数的には、私の方がモテてるかもしれないけど、でもあんまり変わんないし
「はぁ〜創太兄に会いたい。」
「青春だね〜〜」