感情
今回の話しは、遠回り遠回りに、なっていて少し面倒かも知れません。
私なりに面白くなる様に書いたのですが....
面倒では、ありますが、少しでも楽しめる内容になっていれば、私も嬉しいです。╰(*´︶`*)╯
私は、今日。 一つ上の学校の先輩であり、私の想い人である。
秋瀬 創太先輩と初めてのデートをする事が出来た。
私のお願いの名前の呼び捨てもOKして貰ったし、私の気持ちのアプローチも上手くできたと思う‼︎
これを見た感じ今回のデートは、完璧だと思ったのだが、一つ。
その一つのせいで、私の計画が崩れ落ちる可能性が大きくあり得る。
それは、創太先輩の幼馴染みの女
狂詩 恋花の存在だ。
彼女は、学校ではツンツンとした性格でみんなに振る舞っており、その外見の美しさから男子からも恐れられると同時にかなりの人気がある。
そんな女が何故か私と創太先輩のデートに後ろからストーカーの様に着いてきてるいるの?
確かに一緒に帰るぐらいだから、他の男子より仲が良いみたいだけど....
だからって着いてくる?
付き合ってないって言ってたけど....
1番疑問だったのは、私がトイレに行ったふりをした時の行動。
創太先輩が恋花先輩に気づいていたのは、分かったけど、何の話しをしてたのかな?
いや、そんなことは、どうでもいい。そんなことは、
これが、1番の疑問であり1番の問題だ。
恋花先輩が、創太先輩と話している時の顔だ。
学校の姿からは、想像も出来ない様なとろけた顔をしている。
それは、まるで恋愛アニメや漫画のヒロインの様な顔だった。
恋花先輩が、創太先輩を見る時の瞳の奥までもが恋する乙女になっていた。
学校では、あんな真面目で厳しい性格の女が?
いや、おかしい。
おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい
私は、頭をフル回転させて考えた。
学校では、ツン。
2人の時?....いや、2人だけの時は、デレ。
学校=ツン 2人=デレ
.....あっ。
気づいてしまった。いや、よく考えれば簡単な事だった。
私は、答えが分かった瞬間。なぜか、「クスッ」
と笑ってしまった。
そして、
(ツンデレなんて...漫画やアニメのヒロインになったつもりなのかな?)
ヒロイン....そう、ヒロインだ。
主人公が創太先輩なら...ヒロインは、
虫唾がはしった。初めての気持ちだった。
これまで、好きな人のヒロインを他の女にするのが、ここまで嫌だとは思わなかった。
私は、この気持ちが恋心なのか、独占欲なのか、それともただの依存なのか分からない。
分からないけど、この思いを逃すことは、出来なかった。
自然と行動をとっていた。
いや、ストッパーは、すでに...創太先輩と初めて会った時に外していたんだった。
(諦めないって決めてたんです♡私は、運命の人を絶対に捕まえてみせる♡)
そうやって、新沢 氷は、創太の元に戻って行った。
〜デートが終わり1人で帰っている時の新沢 氷〜
「チッ........あのストーカー女......私の創太先輩に」
彼女は、目を奪われる程の可愛いさを持っていたと同時に話しかけにくいオーラと空中に上がるツインテールの髪型の恐ろしさで、誰も彼女にナンパをする事は、なかった。




