氷さんとのデート
少し前から出てたけど、しっかりと出てくるのは、初めてのキャラクターを出してみましたです!
キャラの細かい性格などは、まだまだおかしくなっている所が多いと思いますが、私なりに頑張って書きますので、どうか暖かい心で読んでも貰えると嬉しいです‼︎
今日。5月1日土曜日。少し早めのテスト勉強期間中で、部活も無かった俺は、
今から1人の女性とデートをする。その女性とは、
「す、すみません!待たせてしまって!」
声を震わせ俺の元へ駆け寄ってくる女性。
そう、『新沢 氷』だ。
今週の金曜日に急にデートに誘われ、特に用事も無かったので、デートを行うようにした。だが、よく考えたら恋花以外の女の子とデートをするのは、初めてじゃねぇ?え?ちょっと緊張する‼︎
「大丈夫。俺も今来たところだから。よし、行こうか。」
「は、はい‼︎」
緊張する!緊張する!大丈夫、大丈夫だ俺!周りを見てしっかりと行動すれば何でも大丈夫だ!
氷さんは、身長160センチないぐらいだろうか?恋花と同じぐらいか少し低いぐらいかだろう。顔は、恋花と同等と言っていい程の美少女だ。最近話した感じ性格は、恋花の『デレモード』に少しばかり緊張が多めに入っている感じだろうか?
髪型は、腰部のまだ伸びた二つ結びだ。その髪型と性格、身長の高さも合って小動物の様な可愛いさを持っている。
「最初は、映画を一緒に見に行きましょう!」
「そうだね。なんの映画見るとか決まってるの?」
「それが、見たいのが2つあって迷ってるのです!どうせなら、先輩の一緒に見るんだし先輩に決めて貰おうかなって!」
「よ、よし!任せろ!」
俺と氷は、そんな感じの雑談をしながら映画館へ向かった。
〜映画館〜
「創太先輩!あの映画が始まる前にトイレに行っても大丈夫でしょうか?」
「おう!気にしないで、行ってきていいよ。俺はここで待ってるから。」
氷さんは、ワタワタしながらトイレに向かって小走りで行ってしまった。
そして、俺はさっきから気になっていた事に注意を向ける。
「恋花!もうコソコソと後をついてくるな!」
「ギクッ」
俺が指摘をするといかにもバレたと言った声を上げて物陰に隠れていた恋花が出てきた。俺が家を出た時から付いて来ていたらしい。
きっと俺と氷さんのデートが気になったのだろう。
「こ、これは....そうよ!創太が他の女と浮気してるか調査してるだけだし!」
「しねーよ!まず、俺は恋花と付き合ってねぇーだろうが!」
「うっ!....将来的な話しだもん‼︎」
「まぁ、それは良いとして...」
付いて来ていることは、百歩譲っていいとして、
「恋花...お前のその格好何?」
「え?それは、勿論!気付かれたらいけないから変装してるんだよ‼︎どう!意外と分からないでしょ。あんまりやり過ぎると目立つから少しだけ変えて見たの!どう?カッコいい?」
「そのなんだ、サングラスか〜まぁ、俺以外には、分からなそうだな。」
うーむ、変装してバレない様に来るのにサングラスだけって!いやまぁ、いいけど...龍が○くの桐生○馬の変装かよ!俺あの有名な極道ゲームの主人公の変装と同じ変装してる人初めて見たよ!やべ、分かる人にしか分からないツッコミしちまった。
「もう心配しなくて良いから早く帰れ!」
俺は恋花を帰る様に促す。恋花は、顔をみるみるうちに膨らませて。怒ったような態度を取った。
「そ、そんなに怒らなくても!やっぱり創太は、浮気してるんだ!ひどいなー!私と言う人が居ながら!プンプン‼︎もう帰る‼︎このデート終わったら私の家に来てね‼︎」
「分かったよ...はぁ」
俺に心を許してあんな甘えた態度を取ってくれるのは、嬉しいが、少し面倒くさい。どうやら、ある程度の人数が居る映画館でも知ってる人が居なければ『デレモード』になるらしい。
「可愛いから良いか。」
「お待たせしました。」
恋花が帰って直ぐに氷さんがトイレから戻って来た様だ。そして、俺は氷さんの声に反応し、後ろを振り返る。
そこで、氷さんを見て驚きと疑問が一つ発生した。
氷さんの後ろで結んである二つ結びが、ポルターガイストの様に空中に漂っているのだ。
そして、何か恐ろしいオーラの様なものに包まれている氷さんの顔は、ニコニコと笑顔の様で瞳の奥に何かしらの闇があるように見えで怖い。
「あ、あの?大丈夫?」
「え、ええ!大丈夫です」
いかにも変だったので、少し聞いてみれば直ぐに氷さんから返事が出た。
しかも、この質問をした後。二つ結びポルターガイストや謎のオーラ、瞳の中の闇も消えた。
(えーーー!これは....)
「こ、氷さん....怒ってる?」
次は、新沢 氷のお話!
出来るだけ早く皆様に提供できるように頑張りますのでどうか、感想やレビューをよろしくお願いします。
次回もお楽しみに‼︎




