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第5話

咲夜華が流翠の部屋に住むことになってたから数日が経つが半魔人達は相変わらず忙しいようだった。


そして6月18日に流翠の元に楠見から"今日はりゅうくんの部屋借りるね♪"と連絡が届き流翠は何をするか聞くも楠見は答えず最終的に部屋に上がり込んで来た。


「咲夜華ちゃんおっひさー♪」


「お久しぶりです!」


「何しにきたんですか?」


「ふっふーん♪」と言い楠見が流翠と咲夜華に見せたのは箱に入ったケーキのようで流翠はなぜケーキなのかと疑問に思うと楠見が答える。


「今日はなんと!しおりんの誕生日です!なのでみんなで祝いましょう♪」


どうやら今日6月18日は亀田の誕生日のようで外出する事に戸惑いがある咲夜華も一緒に祝い楽しめるように楠見は流翠の部屋を選んだようだ。


今日は亀田は休日で流翠と楠見は22時〜6時の間巡回すると伝えられている。


流翠は「プレゼントなんて無いぞ?」と言うも楠見は「今から部屋の飾りつけするからお開き後の片付けと料理を提供すればそれでいいよ♪」と返し流翠は承諾し、買い物へと出かけた。


咲夜華は楠見が持ってきた飾りつけの材料を楠見と共に飾りつけをする事にした。


「うーん。やっぱ気になるよねー」


「何がですか?」


疑問を抱いた楠見に対して咲夜華は言葉を返すと楠見は「流翠の自室がどんなのか」と答え咲夜華は部屋に入らないように説得したが楠見は止まらず流翠の自室の扉へと手をかけた。


しかし今にも扉を開こうとする楠見の携帯が鳴り楠見は先に携帯を手に取ると。


「俺の部屋に入るなって言いましたよね?」


「えっ?なんで分かったの!」


「あんたみたいな人がいるから監視カメラを付けているんですよ」


流翠の言葉を聞き監視カメラを探すと楠見は発見したようでカメラに向かって手を振りながら「さーせん。もうしません♪」と言葉を返した。


それから数時間が経ち流翠は部屋へと帰宅すると部屋の飾りつけは終わっていて流翠はキッチンに向かい調理を開始した。


すると咲夜華がキッチンに来て「自分も料理が出来るようになりたい」と流翠に伝えると流翠は咲夜華に簡単な事を手伝わせる事にした。


現在の時刻は16時30分過ぎで楠見は亀田に18時頃に伝えていると流翠に伝えた。


そして全ての準備が整いあとは亀田を待つだけなのだがここで楠見は流翠にHappy Birthdayと書かれたおもちゃのハット帽とメガネを装着させ今の流翠を撮影した。


流翠もすぐに外そうとしたが外してもどうせまた楠見に装着させられると思い諦めた表情をしていた。


そして部屋のインターホンが鳴り流翠はマンション入り口の鍵を解除し亀田を通して数分後再びインターホンが鳴り流翠は亀田に玄関の鍵は開いていると伝え亀田は玄関を開け部屋へと入った所でクラッカーを飛ばした。


「しおりん誕生日おめでとう♪」


「亀田さんお誕生日おめでとうございます!」


「おめでとう」


亀田はみんなに感謝を伝えたあとはリビングへ移動しケーキのロウソクに火をー。


とまぁみんなが分かるであろう一連の流れを済ませ流翠が調理した料理をみんなで頂いた。


「てかさぁみんな誕生日いつよ?ちなみに私は9月25日だからみんなヨロシクー!」


「俺は12月5日だ」


流れ的に次は咲夜華が言う順番だが咲夜華は下を向いてしまうが楠見が「遠慮する事ないよ!もう友達でしょ♪」と咲夜華に伝え咲夜華は「10月28日です」と答えた後、咲夜華の目には涙が浮かんでいた。


楠見と亀田が心配すると咲夜華は「家でこんなに賑やかなのは初めてだったので…私こんなに幸せでいいんでしょうか?」と答え、流翠が「遠慮すんなって言っただろ?こんなんで泣いてたらお前の誕生日の時大変な事になっちまうじゃねぇか」と返した。


その後は22時まで4人で盛り上がり咲夜華は今の幸せを噛み締めみんなに感謝を心の中で伝えた。


22時になり流翠と楠見は巡回に亀田は帰宅し咲夜華は部屋の片付けを開始した。




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