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吸血鬼の躾け方  作者: シン
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6

さて、私は最後の一人を起こしに行きますか。




「おはよう、かい!!起きて━━」




勢いよく開いた扉の中は、真っ暗だった。




電気もついてないし、窓は厚いカーテンで覆われて光も入ってこないんだから、当然ちゃ当然だよね。




「・・・」




私は黙って電気を点ける。




布団の上には毛布と、皆が脱いだであろう服。




「・・・ちょっと、か━━」




「あら咲ちゃん、おはよう」




「!?お、おはよう、お義母さん」




びっくりした・・・。




いつの間にか、私の後ろには美名子さんがいた




「どうしたの?もうちょっとでご飯なんでしょ?」




「うん、だけどちょっと先に洗濯物干しておこうと思ってね」




ほら、と言って美名子さんは手に持っている洗濯籠を見せる。




「そうなんだ」




「あら、まだ皆くん起きてないの?」




「ううん、今来てみたらいなかったから、トイレとか行ってるんじゃないかな?」




「そう。咲ちゃんも早くおいでね」




「うん」




頷くと美名子さんは去って行った。



それを見送ると、私は静かに部屋のドアを閉めた。






読んでくださり、ありがとうございました<(_ _*)>

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