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沈黙の十一月 テストケース

作者:杜人
一九九〇年、夏。 厚生省の時田涼子が受け取った一通のテレックスが、すべての始まりだった。 ロンドン、ストックホルム、サンフランシスコ。世界各地で報告される「男性患者」の「急速な悪化」。

その異変は、熱狂の渦中にある日本へも音もなく忍び寄る。 丸の内の証券会社では、システムを支える男たちが一人、また一人と姿を消し、山口の少年たちが聴く短波ラジオからは、海外放送の喋り声が消えて「無音」の帯域が増えていく。

やがて名付けられた疾患名は、AA-MOFS(急性アンドロゲン依存性多臓器不全症候群)。 感染するのは男だけ。隔離病棟への男性の立ち入りは禁止。 社会を動かしてきた「男たちの世界」が、内側から瓦解し始める。

「倒れるのは、男だけにしてください」 現場の悲鳴、政治の思惑、そして家族の祈り。 未曾有のパンデミックを前に、人々はどう動くのか。 これは、日常が沈黙へと変わっていく瞬間の記録である。
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