さて、ここはどこだ?
「ここ、どこ?」そんな言葉が意識せずに漏れた。
俺がボーっと突っ立っていると、「ほら、邪魔だよ!」と言いながら馬車が通りすぎた・・・
ん?馬車?随分遅れているんだなぁこの街。
よし!とりあえず街を見てまわろう・・・・・・
そうして、肉屋、防具屋、武器屋、そし薬屋を通りすぎて気づいたことを言おう、それは中世のヨーロッパのような文化でだいぶ遅れているようだ、ということだ。
そのまま俺は何の気なしにある建物へ入った。
そして、入ったのを後悔した。なぜなら・・・
そこはまさに荒くれ者という風貌の人達が大半をしめていたからだ。
しばらく唖然としている俺に声がかけられた。「おい、邪魔だぞ、どけっ」どうやらドアの前で立ち尽くしていたために迷惑になったようだ 「あっすいません、すぐどきます」
「ん?見ねぇ顔だな、なんだ?お前も冒険者になりに来たのか?」
ん?冒険者?なんのことだ?てか冒険者って異世界じゃあるまいし・・・ん?もしかしてここって異世界?なわけないよなwよし、念の為に聞いておこう。
「あの、ここってなんて言う国なんですか?「ん?何言ってんだ?ここはラザニア王国に決まってんだろ。」
へ?なんだよその国聞いた事ねぇよ。もしかしてほんとに異世界?
落ち着けぇ?仮にここが異世界だとしたら合わせておかないと怪しまれるな・・・よし。
「ありがとうございます、さっき貴方が言った通り冒険者にならに来ました。」
「おう、じゃあ俺達は同じ冒険者だな。ほら、そこのカウンターで登録を済ませてこい」 「は、はい!」
そうして俺はカウンターへ向かった、そこには綺麗な受付嬢がいて、俺に話しかけてきた。
「本日は何をしに来られましたか?」
「えっと・・・冒険者、登録をしにきました」
「はい、冒険者登録ですね?では最初は白等級からになります。そして一定の数依頼を成功させることで等級が上がって行きます。最上位、金等級目指して頑張って下さい。」
「依頼はあの掲示板に貼ってあります。受けたいいらいの依頼書を剥がしてこのカウンターに持ってきてください。あとギルドではモンスターの素材の買取も行っているので気軽に魔物の素材を持ってきてくださいね。」
「以上で説明は終わりです。他に聞きたいことはありますか?」
「な、無いです」
「では、冒険者カードを作ります、ここに手をかざしてください、」「はい」
おずおずと手を伸ばすと宝玉があった。どうらやこれで読み取るようだ。
「・・・はい、終了です。では、頑張ってくださいね?」
そう言われて俺はさっきの男の前に戻ってきた。
「おう、済ませてきたか、早速冒険者カードを見せてくれ、おっ平均的な数値だな弱点がないからいいな、まぁ逆にずば抜けた数値はないが後々からLvが上がるごとに手に入れられるステータスポイントを使って強くなればいいさ」
平均的、かぁ・・・弱点がない、か、まぁ異世界に飛ばされたもんは仕方ない諦めてまえ向きに考えよう。
「さて、じゃあ一緒にジャイアントフロッグでも狩りにいくか?」そう男が言った。
「お、おう、いくか」
「おっと、そういや名乗ってなかったな、俺はウルってんだ」
「ミツルだ、よろしく」
「おう、宜しく」
俺はジャイアントフロッグの討伐にいくようだ。
2話目です。相変わらず見苦しい文章です。