第6話‐轍‐
思い付いた設定をすぐにぶっこむスタイルです。
字数稼ぎではありません。
轍はつづくよどこまでも
「暇すぎる」
荷台から馬車が通った轍を見続けはや三日。
飽きたと言うより苦痛だ。何もすることが無い。
三ヶ月前に来た道を逆戻りしているだけだしな。行きはログアウトしながらだからまだ良かったが絶景スポットもないような道をひたすら揺られながら外をぼんやり見ている。
動けもせず本当に暇なときは魔法書読んでいたが渡してしまったからな。それに関しては後悔はしていない。
ノートは手に入らないが、魔法書はまた買えばいいし誰かに教える機会なんてもうないだろう。
トラベラーのスキルが欲しい。遠征や旅人はもっとそう思うだろう。ただ、村まで行くのが長い旅路時でその村も近くにダンジョンや特殊アイテムがある村など行く意味が多少でもある所ではない村じゃないとスキル獲得できないと言う。運営はいい性格をしていらっしゃる。
メンテはまだか。こちらからログアウト出来ない今運営による強制ログアウトを待たないといけない。
強制ログアウトが発生するメンテなんてサービス開始から片手で数えられるほどしかないから期待できないが。
待ち続けるのも暇なのでこちらから運営窓口があるホームタウンを目指している。
フレンド通信、GMコール、マップ機能などゲームらしい要素を排除してるからこう言うことになるんだ。
いかにもなゲームだったらハマっていなかったとは思うから文句言うのはおかしいのかも知れない。
かなりの人数ログインしているはずなのにプレイヤーと会わないのは移動手段と通信機能がないからだろう。
大きな街やダンジョン近くの街なら拠点にしているプレイヤーがいるはずだからまだいいが、そこから外れれば見かけることは少なくなってくる。
プレイヤー同士でクランを作れば、ますます拠点から動かなくなるだろう。
ゲーム世界の技術レベルに合わせた不便な渋い作りが良い。
プレイヤーとノンプレイヤーの区別も見た目ではつかないので、見分け方としてはその地域に住んでいる人と観光に来た人差、つまり立ち振舞いで判断することが多い。
ノンプレイヤーも旅や旅行をしたりするので、絶対ではない。
防具を着っぱなしかどうかで判断する人もいるが、プレイヤーでも武具を仕舞えるだけのストレージを確保できてる人は少ないだろう。
「あー、暇だ」




