厄日
朝起きたら女の子が隣にって事なかなかないよね、っていうか3次元ではほぼありえないよねでも、薄めでみればありえる話だとおもうんだよね。
まあその場合は朝起きたら隣に女性になるけど
↓つまりこうなる
自分[ん・・・もうこんな時間か・・・]
[起きて○○!]
自分[わかってるって・・・ええーーー!?]
(これはまさか・・・)
[もう学校おくれるよ!]
自分[お母さん・・・・ノックしてっていってんじゃん・・・・]
っておちかなしいよね・・・
・・・・ピ ピ ピ ピ ピ ピ
ここはどこだ?
誠[いっつっ・・・]
激しい体中の痛みで目が覚めた・・・
篠田[気がついたね]
誠[・・・ここはどこ?]
篠田[病院だけど、もしかして記憶がとんじゃったの?]
いや、覚えてる・・・忘れないわけがない、しかしなぜ生きているんだ
僕は・・・・・皆目見当がつかない。しかし、ここはやはり虚言をつくべきだよな
誠[君は誰?]
篠田[・・・・・嘘はつかなくていい]
う・・・ばれてるのか?、虚言で本心を探っている可能性がある・・・
誠[なんのこと・・・・ですか?]
その瞬間人生で3回目の赤い瞳をみた。
誠[うっ・・・]
吐き気がした・・・思い出すだけで・・・
篠田[おちついて、君を殺す必要性がもうなくなったからね]
なくなった?
誠[なんで・・ですか?]
篠田[聞こえてなかったんだね、殺す必要がなくなったのは、君が能力者だからだよ]
何いってんだこの女の子は・・・
篠田[わかりずらかったのかい?詳しく説明すると君は私の秘密を知ってしまった、
だから君を殺す必要があった。けど君はアメを口にし、見事私と同じ能力者になった
それだけのこと]
誠[僕が・・・・能力者だって、ありえないだろだって確立は10万分の1なんだぞ]
篠田[君が10万分の一つのアメを口にした、それだけでしょ、そうじゃなきゃ今君は
生きていない、ここにいない。・・・私が殺すだろうからね。]
誠[・・・なぜ?]
篠田[もちろん日常が壊されることが不快だから、今そのアメが問題になっててね、
能力者をねらう組織なんかもあるぐらいだ。]
誠[大変・・・だったんだね。]
篠田[君もその大変な日常をせよってんだよ]
誠[うん、わかってるよ]
篠田[意外に順応性がたかいね君]
誠[そうかな?]
篠田[うん・・・まいいや、殴って悪かったね]
誠[・・・・軽い]
篠田[じゃあどうすればいい?キスでもしてあげようか、それともそれ以上を望むのかい?]
誠[いやいやそこまでしなくていいよ・・・]
篠田[じゃあ君は何を望む?]
誠[じゃあ・・・・・僕のこと名前で呼んでよ]
篠田[君の事をか?]
誠[その君っていうのやめてさ]
篠田[じゃあ名前]
誠[・・・あぁ知らないのか・・・同じクラスなのに・・・]
篠田[何かいった?]
誠[いや別に・・・高碕 誠]
篠田[じゃあ誠聞きたいことあんだけど]
いきなり名前呼びか・・・
誠[なに?聞きたいことって]
篠田[なんで私が殴ったとき反撃しなかったの?]
なんでだろ・・・?
誠[・・・やっぱり女の子だから・・・かな、まあ反撃しても返り討ちになるだろうけど]
篠田[そうか・・・まいいや、それから分かってると思うが友達にもいうなよ、
もしいったら・・・その友達殺すからな]
篠田さんの目は本気だった。
誠[・・胆に免じておくよ・・・]
#1週間後#
誠[おはよう・・・篠田さん]
篠田[・・・退院おめでと]
誠[う、うん・・・ありがとう]
後ろから久しい声がした
太一[おーい、高碕ー。]
誠[久しぶりだね、太一]
太一[久しぶり、じゃねーよこの1週間なんで休んでたんだよこの1週間で色々あったぞ]
誠[少し入院してただけだよ]
色々?
太一[なにやったんだ?]
誠[えーと、そう。見た目が可愛い女の子の不良にからまれてタコ殴りにあったんだ]
誠[っつぅ!・・・]
とうりすがりに篠田さんがにらみながら足を踏んできた。
太一[世の中物騒だな]
誠[ほんとにね・・・]
教室につき机に座ると隣の席の太一がアメの話を吹っかけてきた。
太一[おい高碕、隣のクラスの坂城 亮っていうリッチマンがいんだけどよ、
そいつがアビアメを2億でアビアメを10万個買ったそうだぞ]
誠[2、2億?!]
太一[バカだよな、都市伝説レベルの話なのに信じて2億だすなんて]
あんたがいうなよ・・・
誠[太一だって10万円ぐらいつかってるだろ・・・]
太一[2億と10万じゃ桁が全然ちがうだろ!]
誠[はいはい・・]
#放課後#
篠田[ちょっと今日一緒にかえらない?]
クラス中の視線が集まる、もちろん太一も
クラスの男子[高碕あの野朗、ぬけがけしやがって!しかも相手の女子って
Aランクの篠田さんじゃん。死ねばいいのに、土に還れ!くたばれカス!]
そこまでいわなくても・・・ていうかランクってなんだ・・・・
誠[いや、でも・・・な]
篠田[じゃあこういえばわかるかな、誠くん用事があるから一緒に帰らない?]
誠[さらに誤解させるような言葉をいわないでよ・・・]
クラスの男子[あいつ名前で呼ばれてんぞ、影薄いと思いきやいつのまにか
青春まっしぐらじゃねーか!ずっと休んでればよかったのに・・・]
篠田[めんどくさいなー・・・誠くん気を落とさないで聞いてほしんだけど
用事があるっていっても、誠くんが期待しているようなこと絶対おこらないけどきて]
クラスの男子[まあ色々あるよな・・・きにすんなよ。男の人生経験で一番いい経験
じゃんか、がんばれよ!色々言って悪かったな]
・・・なんだこれ
クラスのみんなが近寄ってきて僕の肩をポンポンと哀れな者を見る目でたたいてくる
誠[・・・ありがとうみんな、さあ篠田さん帰ろうか・・・]
篠田[うん!帰ろうね]
厄日だ・・・
次はこの話のおおまかな説明を書きます。