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第②話 理由とテスターのステータス

説明ばっか。面白くないかも。



ちなみに、ジョブレベルは10で派生させられる。

スキルのレベルが10まで行くと、強化されるよ。

∼サイド 洋介∼


 こ、これは、どういう状況なの~。謝ってた時は、しゅんjじゃなかったジャスミン茶のよく分からない格好について考えてたから気付かなかったけど、なんで三五夜がすごく不機嫌なんだよー。リアルじゃこの2人、自他ともに認める恋人みたいな仲の良い大親友なのにー。僕たちが来るまでの間に何があったんだよー。すごく気まずいんだよー。


 うーむ、こうしてはいられないなー。こ、こうなれば、当事者に質問だー。


(ジ、ジャスミン茶ー、これどんな状況ー?)


(俺が聞きたいね。俺のスキル構成を見て、怒ったみたいなんだけど)


(い、いったいどんなスキル構成したのー?)


(ほれ)



酷いなー、これは。でも何で怒るかな~。

あ、もしかして。



()は、小声だよー。


    ∼サイド傭兵終了∼


∼サイド 有紗∼


スキル構成が理由?いったいどんなんよ?



 こ、これは酷いわ。毒魔法も大概だけど、拘束魔法はいらない子で有名なのに。拘束して、毒にし、ハンマー&毒のダメージみたいな感じなんだろうけど、拘束魔法じゃなくていいじゃない。

 それはそれとして、何で三五夜は怒ってるのかしら。う~ん。はっ!、もしかしてこれなら怒る理由になるんじゃ。


(ねー、三五夜。もしかしてなんだけどさ。)


(なんですか?)


うわ、不機嫌過ぎて怖い。でも、そんなこと言ってられないわ。ここは勇気を持つのよ、私!!


(も、もしかして、速く追いついてもらって、2人で冒険したかったとか?)


(そ、そんなことないです)


 う、うわー。分かりやすい。目が泳いでる。

本当に、何でこれで親友やってんだろう。もう、付き合っちゃいなよ。って言っても、この2人に、異性としての好意はお互いにないんだけど。何なんだろうね、この2人。

 ま、まあいいや。


(おーい。そちらの男2人さん、不機嫌な理由分かったわよ)


(え、マジ?)


(いや、鈍いって言われる僕でも分かったよー)


(同じくらいのレベルになったら、いっしょに冒険して欲しんだってさ)


(あー、自由にやるつもりだったから)


これは、気持ちの考えられなかった者への罰ね。自業自得だと思いなさい。


∼サイド アリサ終了∼


∼サイド ジャスミン茶∼


 これは俺が悪いのか?約束してもいないのに。確かにこのスキルじゃ、レベルが上げにくそうだよな。実質、近距離限定だし。

 それは置いといて、謝るしかないのか。


「ごめんね、三五夜。俺が、自分が楽しむためみたいな、スキル取ったばっかりに」


「別にいいんです。元々、約束していなかったんです。

、、、、、ですが、必ず追い着いて下さいね」


よ、良かった。許してもらえた。それよりこれから、どうするんだ。


「取り敢えず、僕たちもステータスを見せるよー。まず、僕からね」




  フォレスト


種族…獣人チーター       職業…強化槍使い


レベル   22      ジョブ    5


HP  120     MP  120


力    20     知    15


防    11     精    11


脚    25     必    16


スキル

槍(強)      2     脚力(中)   7

雷魔法(中)    3     威圧(中)   2

武器強化魔法(中) 9     防御破壊(弱) 9




「こんな感じかなー」


「聞きたいことがあるんだが?」


「何ー?」


「スキルダイアってそんなに出ないのか?」


スキルダイアとは、スキルを手に入れるためのアイテムである。

1個しか増えていないということは、手に入りにくいアイテムなのだろうか。


「出にくいけど、それほどでもないわ」


「売ってユントにした方がいいんです。NPCなら高く買ってくれます」


「そうだねー。スキルを増やすより、お金にして装備そろえたほうがいいんだよねー。スキルは、1から上げてかないといけなからねー」


 ユントは、この世界の金のことだよ。

あー、なるほど。スキルのレベルを上げるより、装備で強くなった方が、速いというわけか。参考になるな。


「ありがとう。次は、どっち?」


「私が、見せるわ」




  アオラ


種族…獣人カンガルー    職業…二刀流使い


レベル 20       ジョブ 7


HP  5 6      MP   4 11


力   6 12     知    4 12


防   5 7      精    5 7


脚   6 12     必    5 9


スキル

刀(中)   9    二刀流(中)   7

脚力(中)  5    腕力(中)    4

光魔法(中) 4    詠唱破棄(中)  2




「こんな感じよ」


「物理と魔法どっちが、メイン?」


「両方よ。魔法打ちながら近づいて、ひたすら斬るみたいな感じよ」


「なるほど」


それは、かなり大変じゃないか。平均的にしてたら、中途半端になりそう。


「ソロだと大変だけど、パーティー組むからね」


助け合いね。でも、俺のスキルだと連携が微妙そうだな。まあ、そこがオンラインの醍醐味だけどね。


「あらかじめ、話し合いしないとねー」


その辺、考えとけばよかった。これで、どうにかして行くしかないか。


「最後は、私ですね」




  三五夜


種族…エルフ   職業…治癒使役士


レベル 18     ジョブ 10


HP 4  6    MP 7  20


力  3  6    知  7  10


防  3  7    精  5  5


脚  5  6    必  6  8


  スキル

回復魔法(中) 4    支援魔法(中) 8

育成(中)   9    幸運(中)   4

歌(中)    4    料理(弱)   9




「料理道具がなかなか揃わなくて、料理スキルがあまり上がらなかったんですよね」


「食材アイテムも肉ばっかりだったしね」


「農業系スキルは、1週間じゃ食材作れなかったみたいだからねー」


βテスト期間足りなかったんじゃないだろうか。それに、モンスターの肉ってゲテモノっぽいよな。それより気になるのは、レベルとジョブレベルの上がり方だよな。


「職業に合ったこと事をしていれば、ジョブレベルはどんどん上がりますよ」


 教えてくれてありがとう。でも、心を読まないでほしい。ジョブは、使うスキルによって変わっていくみたいだし、自分だけの職業も目指せるのか。これは、面白いな。目指せ、かぶらない職業だな。

 それに、SPがたまりやすいから、種族ごとでの変化があんまりないな。

 


「そろそろ、狩りに行こうか」


やっとスキルが試せる、楽しみだ。


獣人チーター…力と脚がかなり高い。そのかわり全体的に他が低い。

獣人カンガルー…力と脚が少し高い。MPと知が少し低い。人間とあんまり差がない。

エルフ…MPと知が高い。力と防が低い。

強化槍使い…強化魔法で強化した槍の威力が増加。槍士から派生。

二刀流使い…二刀流での威力が上がる。刀使いから派生。

治癒使役士…回復魔法の回復量増加。使役しているモンスターが強くなる。複数のスキルに効果があるため、上2つより効果が小さい。使役士の派生。

槍・刀…その武器で攻撃出来るようになる。その武器の技が覚えられる。

雷・光・回復・支援…それぞれの魔法が使えるようになる。

脚力…脚の強化。

威圧…相手を怯ませる。

防御破壊…硬いものに対する、特殊な技が覚えられる。

詠唱破棄…魔法の詠唱を短くできる。威力が落ちたりする。

育成…なついたモンスターを仲間にできる。レベルが上がると、仲間にできる数が増えたり、細かな指示が出せるようになる。

歌…歌うことで周りをなごませる。レベルが上がると、範囲が広くなったり、モンスターへの効果も上がる。

料理…料理をすることが出来るようになる。

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