表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神より選ばれし偶像たち  作者: 水無月はたち
第1部 解散
1/24

第1話 それって、俺のせいか?

主な登場人物

■アイドルたち■

夢藤雅樹(むとうまさき) J×MAPのリーダー。カウボーイ事務所の看板アイドル。歌は下手だが、ダンスと司会業を得意とする。

飛柳拓海(ひりゅうたくみ) J×MAPのメンバー。カウボーイ事務所の看板アイドル。大河ドラマの主役など目立った活躍をするが、他のメンバーとは確執を起こす。

茜詩郎(あかねしろう)  J×MAPのメンバー。ダンスは下手だが、演技力は抜群。赤澤慎之介、葉室剛士と共にカウボーイ事務所を脱退して独立事務所を立ち上げる。

赤澤慎之介(あかざわしんのすけ) J×MAPのメンバー。メンバーの中では一番年下。

葉室剛士(はむろたけし) J×MAPのメンバー。韓国語が堪能。

伊馬且延(いまかつのぶ) J×MAPのメンバー。解散後、民間旅客機のパイロットの道を選ぶ。

今藤真輝(こんどうまさき)(マッキー) アイドルグループTANOSINの元メンバー。カウボーイ事務所を脱退後、飯倉の指南を受け、ご当地アイドルをめざす。


■カウボーイ事務所の人たち■

飯倉三津郎(いいくらみつろう) カウボーイ事務所の敏腕マネージャー。人気アイドルグループJ×MAPやTANOSINのマネージャーを務める。後に独立事務所を立ち上げる。

梶晴郎(かじはるお) カウボーイ事務所のマネージャー。カウボーイ事務所倒産後、飯倉三津郎と共に新たな事務所を立ち上げる。

ジョニー喜多村(きたむら) 男性アイドルばかりを養成するカウボーイ事務所の社長。

喜多村(きたむら)メイコ カウボーイ事務所の副社長で、ジョニー喜多村の妹。

仲道節雄(なかみちせつお) カウボーイ事務所の顧問弁護士。後に夢藤雅樹の弁護も務める。


■東京地方検察庁の人たち■

小坂部和樹(おさかべかずき) 東京地方検察庁検察官検事。和田彰良と共にカウボーイ事務所と自由民新党の不正を暴く。難聴の左耳に補聴器を使用。

和田彰良(わだあきら) 東京地方検察庁検察官副検事。小坂部の頼りになる部下。


■メディア関係の人たち■

曽我元親(そがもとちか) アジアンニュースJPエンタメ部の芸能レポーター。J×MAPを目の敵にする。

朝比奈莉夢(あさひなりむ) 元K放送局アナウンサー。曽我の遠縁で曽我の忠実なる部下。

立石健三(たていしけんぞう) NKH(日本国民放送)の会長。自由民新党の緒沢謙次郎とは幼馴染。夢藤雅樹と飛柳拓海を紅白司会者や大河ドラマ主役で抜擢する。


■自由民新党の人たち■

緒沢謙次郎(おざわけんじろう) 自由民新党安西派の代議士。放送事業に通じた芸能界の首領。

鶴岡誠人(つるおかまこと) 自由民新党の代議士秘書。緒沢謙次郎の私設秘書を務める。



「神より選ばれし偶像たち」



 東京六本木。バラエティ番組の撮影の合間。控室で二人がなにやら話し込んでいる。両者の間の空気はそこだけ冷え切っている。

「慎之介、さっきのあれだけどよお、全然ダメだ、まったく笑えねえ」

 冬季オリンピックのフィギュアスケートを題材にしたコントネタを飛柳拓海(ひりゅうたくみ)に腐され、赤澤慎之介(あかざわしんのすけ)は瞬時に表情を強張らせた。

「うざったい動き入れすぎ。リズム感ゼロ。固い。鈍い。つうか、フィギュア服着たおじさんがただ暴れてるだけ」

 これを有難い助言だと思えればいいのだが、とてもそうは受け取れなかった。

「素人の方がもっと笑いとれるだろうぜ」

 当然、慎之介は拓海によい感情を抱いていない。なにも今回に始まったことではない。毎度こんな風に人を虚仮にしてくる。これに慎之介は溜まり溜まった怒りを持て余している。

しかし、我慢した。マネージャーに常々言われている。アイドルはいかなる時も広い視野と大らかな心で笑顔でいろと。だから慎之介は堪えた。

「ありがと。つぎ直すよ」

 しかし、拓海は容赦なかった。

「それだからだめなんだぜ。やり直しがきくって考えてるから、あんなドヘタな演技になるんだ。わかんねえ、それが?」

(くっ・・)

「このままだと、この番組打ち切られんぞ」

震える声で慎之介は訊ねた。

「それって、俺のせいか?」

 拓海はこれ見よがしと大きな溜息をついた。

「あんな芝居してたらてめえの責任だな。あれは園児のはしゃいでる姿だ。恥ずかしくねえ、おまえ?」


※当作品は100%作者の手で作り上げた不完全なヒューマンドラマです。AIの力は全く借りておりません。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ