カルナ・ピシャーチニー:禁断の都市伝説
バスの中には重苦しい沈黙が漂い、ただエンジンの音だけがそれを破っていた。ヴィシュヌ、リシ、そしてラクシュミーは席に座っていたが、頭の中では家での騒動が繰り返されていた。
ヴィシュヌは怒りに任せて沈黙を破った。「これ全部、クリシュナのせいだ。絶対あいつが何かしたに違いない。アエラがあんなに優しく話しかけたのに、あのクリシュナのわがままにはキリがない。」
ラクシュミーは黙っていられず、すぐに父の言葉を遮った。「お父さん、それはわがままじゃないよ。お母さんも理解すべきだったんじゃないの?もしお母さんがお父さん(クリシュナ)に無理強いをしたら、怒るのも当然だよ。」
ヴィシュヌは少し声を荒らげて諭した。「クリシュナは男なんだぞ、ラクシュミー。どんな理由があろうと、女性に対してあんな風に怒鳴るべきじゃない。」
「勝手なこと言わないで!全部お母さんが悪いのよ」と、ラクシュミーは意地になって言い返した。
ヴィシュヌは深くため息をつき、冷静になって言った。「いいかい、アエラは外で働いているんだ。一日中疲れとストレスに耐えて帰ってきたのに、夫から皮肉を言われる。彼女は仕事でかなりのプレッシャーを抱えているからこそ、自分の欲求を満たすためにクリシュナに助けを求めているんだ。もし夫から安らぎを得られなかったら、一体どこで得ればいい?外に行けというのか?」
それを聞いたラクシュミーは黙り込んでしまった。返す言葉がなかった。
その時、(そこにいた)クリシュナが静かにつぶやいた。「時々、彼女が『カルナ・ピシャーチニー』のように振る舞うことがあるのは認めるよ……でも、彼女は本物の悪魔(邪神)じゃないだろう?」
リシは不思議そうに尋ねた。「カルナ・ピシャーチニー?それって何?」
ヴィシュヌが説明した。「カルナ・ピシャーチニーは、ある種の『都市伝説』だ。男に対して非常に強い肉体的欲求を持つ存在のことだよ。一種の女神とも言えるが……それは『邪神』なんだ。なぜ悪いと言われるかというと、彼女は家、金、肉体的な快楽、すべてを与えてくれる。だが、その代わりに彼女は……」




