ここは私たち夫婦のプライベートな寝室よ
アイラは怒って言った。
「マイ、あんた頭おかしくなったの? 少しも恥ずかしくないの? ここは夫婦のプライベートルームよ。あんた、ここで何してるの?」
マイはぎょっとした。
アイラはまっすぐドアの方へ歩き出した。まるで警察署へ行くかのように。
マイはすぐに言った。
「あ、あの…ごめん、ごめん! 私はただヴィシュヌを送ってきただけなの。今日は一緒に夕食でもと思って。でも、ここでは全然違うドラマが起きてるみたいね。」
クリシュナは落ち着いた声で言った。
「もし二人の話が終わったなら…僕は何か言ってもいいかな?」
アイラは彼を睨みつけた。
「言うなら後で言いなさい。今は話す必要はないわ。」
マイが間に入って言った。
「言わせてあげなさいよ——」
アイラはすぐに遮った。
「自分の用事を済ませて、ここから出て行きなさい。ここは私たちのプライベートな寝室よ。あなたのオフィスじゃない。お願いだから外に出て。」
マイは気を取り直して言った。
「私は仕事で来たの。ただそれを伝えたかっただけ。」
アイラは冷たい声で尋ねた。
「どんな仕事?」
マイは答えた。
「クリシュナに関係する仕事よ。彼本人に話す。」
アイラの顔に、かすかに鋭い笑みが浮かんだ。
「クリシュナは私の夫よ。言いたいことがあるなら、私に言いなさい。やるかやらないか——決めるのは私。クリシュナは私の許可なしにどこにも行かないわ。それで、あなたは彼と個人的に会いたいの?」
マイは深く息を吸った。
「わかったわ。」
それからクリシュナの方を見て言った。
「クリシュナ、仕事に来てもいいわよ。それと、あなたの給料も上げておいた。」
それを聞いた瞬間、アイラは少し苛立った。
アイラはクリシュナに言った。
「行って、ラクシュミが寝ているかどうか見てきて。」
クリシュナはうなずいた。
「わかった。」
そう言って、彼は部屋を出て行った。
部屋には、マイとアイラだけが残った。
アイラはマイを見つめ、低く、しかし鋭い声で言った。
「給料を出して、私の夫を買おうとしてるの?」
その目には、揺るぎない自信があった。
「知ってる? あなたの会社の年間売上……私の月収と同じくらいよ。」
彼女は一歩前に出た。
「それで、その程度の給料で私の夫を買いに来たってわけ?」
マイが何か言う前に、アイラが続けた。
「クリシュナは自分から働きたいって言うの。そうじゃなかったら、私は彼に仕事どころか——何もしなくていいって言うわ。ただ私のそばにいればいい。」
彼女の声は、さらに強くなった。
「でも彼は、自尊心が強い人なの。『自分で稼いで、家族を養う』って言うのよ。妻に金をせびって見栄を張る、そんな夫たちとは違う。」
マイは、完全に言葉を失った。




