「家族の秘密:父は未来から来た。」
ニルバイ(少し皮肉っぽく、クリシュナを見ながら):
「本当か?でもこの“ナムナ”(変なやつ)を見ると、全然そうは見えないな…」
クリシュナ(眉を上げて):
「おい!誰をナムナって言ってんだ?俺が誰か知ってんのか?」
ニルバイ(手を上げて、態度で):
「お前に言ってるわけじゃないよ…
俺が言ってるのは、あのタイムトラベルして来た“ナムナ”だ。
つまり…お前自身だよ!」
クリシュナ(怒って):
「よくも俺をナムナって言ったな?
今日はお前、俺の手で――」
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ヴィシュヌ(間に入ってくる):
「まあまあ、リラックスしろよ。
俺をナムナって言ったのか?
俺がナムナ?
こいつ自身のほうがよっぽどナムナじゃねぇか?」
ラクシュミ(驚いて):
「え?どうして?」
ヴィシュヌ(ニヤッとしながら):
「簡単だよ。
こいつが働いてる会社では、同僚に全然好かれてねぇし、
自分じゃ大したポジションも取れねぇんだよ。」
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ニルバイは一気に青ざめる。
唇が乾いて、震え出す。
こいつがバカにしてた相手は…
クリシュナの“過去”のクリシュナ。
しかも今のクリシュナより危険。
あのクリシュナは――
“大きい・小さい”なんか気にしない。
真実と侮辱だけを見る。
挑発すれば…
即終了。
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ニルバイ(慌てて後ろに下がって):
「ちょ、ちょっと待て…許すよ、もういいだろ?
この話は終わりで…」
ヴィシュヌ(爆笑しながら):
「なんだよ?ビビってんのか?言ってみろよ!」
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ラクシュミはショックで固まる。
父親がこんな言葉を使うのを、今まで一度も聞いたことがなかったから。
リシは完全にテンションMAX。
リシ(心の中で):
「すげぇ…パパってこんなにサベージだったのか。
今日初めて見た!
これはヤバい、マジでカッコいい!」
そしてひとつアイデアがひらめく。
「ヴィシュヌを俺の大学に入れたらどうかな?」
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リシ(ヴィシュヌに):
「パパ…未来に戻るまで、ここで何するの?」
ヴィシュヌ(少し考えて):
「んー…未来の世界でもう少し遊んでみるか、
それとも前みたいにどっかで寝るだけにするか…」
リシ:
「ダメ!パパ、俺の大学に入学してよ!
勉強にもなるし、未来で教えてることとも繋がるじゃん!」
ヴィシュヌ:
「悪くないアイデアだな…」
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クリシュナ(間に割り込んで、キッと睨んで):
「ダメだ。はっきり言う――
NO。
俺がダメって言ったらダメだ。」
リシ:
「なんで!?俺の話は聞かないのに、
ラクシュミの話は全部聞くじゃん!
俺はパパの息子じゃないの!?」
アイラ(優しい声で):
「そんなことないよ、リシ。
パパはちゃんと考えて言ってるんだよ…」
アイラ(クリシュナに):
「でも、大学ぐらい行かせてもいいんじゃない?」
クリシュナ:
「ダメだ。
こいつは“人間”なんだぞ?
誰かにバレたらどうするんだ?
忘れたのか?こいつはほぼ“異星人”扱いなんだ。」
---
そのとき、ニルバイのスマホが鳴る。
表示:マイ
ニルバイが電話に出る。
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マイ(ハッキリした声で):
「ヴィシュヌの入学、私の大学で手続きしておくから。いいわね。」
クリシュナ(驚き+怒り):
「は!?お前何言ってんだ!?
ヴィシュヌが“人間”だって分かってんだろ!」
マイ:
「分かってるわよ。
でも、子どもの未来を潰すつもりはないから。
後のことは全部私が何とかする。
あなたは心配しなくていい。」
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リシ(食い気味に):
「おばさん!ヴィシュヌを俺の大学に入れてくれますか!?」
マイ:
「誰?クリシュナの息子、リシ?」
リシ:
「はい!」
マイ:
「どこの大学に通ってるの?」
リシ:
「シンケイジ公立大学です!」
マイ(笑いながら):
「そうなの?
ちょうどそこに入学させる予定なんだけど。
つまり――もう決まりね。」
電話が切れる。
マイは空を見上げて、微笑む。
マイ(小さな声で):
「計画どおり…ね。」
読んでくれてありがとう。
この章は、物語が本格的に動き始める“転換点”です。
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次の章は、さらに深く、さらに激しく進んでいきます。
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