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【七階層五区画】黒神自顕流の三人組

錬治の両親の馴れ初めの時間軸がおかしいと指摘されましたので修正をしました。

ダンジョン食材の調達→アマゾンでの希少食材の調達に変更しました。


8月2日に、なんとローファンタジー日間ランキングにて七位になりました。

偏に、読んでくださった皆様のおかげです。まことにありがとうございます。

【七階層五区画】黒神自顕流の三人組


 錬治の指導を受けた三人組はそれぞれ、独自の修練をするようになっていた。


 スキル《念動力》の鷹治の場合――


 「だぁぁぁ、くそっ! また、崩れた!」


 目の前で崩れたジェンガに苛立ちながらも、また、組み立てなおし、《念動力》で動かすという、かなり地味な訓練をしている。


 この訓練法は、実は城一が普段、暇つぶし感覚で行っている訓練法を錬治が何気なく話したものだが、傍から見ると遊んでいるようでも、細かい動作はかなりの集中力を必要とする。


 そして、この訓練法は、確かな効果があり、この訓練法を始めてから《念動力》のレベルが2つほど上がっており、段々と楽しくもなって来ていた。


 今は、暇さえあれば、鷹治は、この修練を行い、制御もかなり上達してきてはいる。


 また、この他にも野球ボールを、自在に動かしたり空中で固定したりする訓練なども行っている。そのボールで野球部がバッティング練習したりと、喜ばれていたりする日常となっていた。



 スキル《剛力》の功史朗の場合――


 功史朗は頭を抱えて悩んでいた。


「遅筋、速筋てなんだよ…うぅぅ、よく、わからねぇよ。あぁ、もう少し勉強しとけばよかたぁぁぁぁ」


 教えられた、トレーニング法は遅筋・速筋を意識してスキルを使用するというモノだったが、その違いが、いまいち分からなかった。


「とりあえず、使う所を意識してみるかな」


 ちなみに、遅筋は持久力を必要とする運動に使用される筋肉で、速筋は瞬発力に関係する筋肉である。それを意識することで効率は、上がるのだが、わりとバランスが難しく功史朗は、何度となく転倒したり、悪戦苦闘をすることになり、成果が出るのは、かなりの月日がかかることになるがそれはまた別の話である。


 スキル《エアロ・ファルシオン》の兵助の場合――


「【アポーツ】」


 そう呟くと兵助の手には、エアロ・ファルシオンが握られていた。


「本当にできるのかYO。まさか、手元に引き戻せるとか知らなかったZE」


 今まで、武器としての性能だけでしか、判断していなかったために、同系統のスキルなどを調べたりしなかった為に、知らなかったことが多々ある。


 例えば、アイテムを召喚するタイプのスキルでは、半径50m以内であれば手元に引き戻せる、アーツが存在するのを知らなかったのもその一つである。


 あの日、魅せられた技を超える為に日々努力を始め、今までの選民思想も丸太と共に断ち切られ、純粋に強くなることだけを目標に努力をするようになり、周りからも評価されるようになったのであった。


 錬治の指導はどうやら上手くいったようではあるが、それを当の本人が知るのは、少し先の話である。

評価や感想、ご意見など時間がありましたらどうかお願いいたします。


この度は、ランキング入りという快挙に嬉しさのあまり、チョイネーサイコーと叫びながら、仮面ライダーウィザードの主題歌を歌うくらいに取り乱した、にゃごです。


 誤字脱字の多さを指摘され頭を抱えたり、名前間違ってたり…根本的な設定を間違を指摘されたり、申し訳ない気持ちです。


 感想で、このスキル強すぎない? という意見もいただいたのですが、今後の展開もあるので、きちんとした回答ができず申し訳ありません。ユニークスキルにつきましての回答は、今後の作中内にて明かしていきますのでご容赦ください。


 本作を少しでも楽しんでいただければ幸いと思い、今後もハチャメチャなモンスターを考えていったり、小ネタに走ったりしたいと思いますので、ぜひ今後もよろしくお願いいたします。

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