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【六階層五区画】池田湖ダンジョン その4

【六階層五区画】池田湖ダンジョン その4


「いやー、大分集まったスね」

「並が多いと計れた」

「ケケケ、さすがに食いきれねぇな」

「ふむ、帰ってもいいが、この際だ15階層を突破することを、我は提案するぞ」

「はぁ、オレは、それでいいですよ」

「……了解した。が、その前に食事にしないか?」


 とりあえず、食事にすること面々、本日のメニューはビーフシチュー。ハムメーカーが販売している常温保存可能な真空パックタイプで湯煎で簡単に温める事ができるもので便利ある。


「いやー、このメーカーのは当たりっすね」

「ふむ、確かに」


 食事を含めた小休止を終えて15階層へと進む。


 15階層ボスは、ツインヘッドギガント・イール。双頭の巨大なウナギ…のはずだが


「……崇高、アレはオオウナギじゃないよな?」

「自分にもウナギには見えないな。源治」


 そこにあったのは不気味な風音を立てて、奇妙な文字が、赤く明滅を繰り返す、針のない見上げる程御題な時計塔と、その塔の根本に、10mはある巨大な繭と、そのまわりを踊る二体を全長5mほどの巨人だった。


「ふむ、ダンシング・ジャイアントというモンスターらしい。そして、レボリューション・コクーンというらしいな」

「知っているっスか城一」

「うん? 探検者カードに特殊クエストとして表示されたぞ」

「うげぇっ、まじっスか!? ダンジョン特殊クエストて二級ダンジョンでも、でるとはおもってなかったス」


 特殊クエスト、多くは1級ダンジョンで確認されることがあるイベントである。クリアーすると特別報酬が手に入るというボーナスが得られる神のきまぐれという噂もあるが、真偽は不明である。


「どうやら、あの繭の後ろの塔は火時計で火が全てに灯ると、あの繭から何かが出てくるようだ」

「ケケケ、早く倒せばいいのか?」

「あの巨人は倒せないらしいが…ダメージを与えていないと繭から出てくるものが強くなるらしい」

「ケケケ、そいつは頑張らないといけねぇな。うん、いけねぇ」


 全員が武器を構えると巨人たちの動きも激しさを増していく、果たして繭には何が潜んでいるのか…それはまだわからないのであった。

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