【六階層一区画】男たちの企て
男性陣のパートになります。
【六階層一区画】男たちの企て
女性陣が、海に行っている間、男たちはといえば――
寮で、そうめん流しを楽しんでいた。
流しそうめんではなくて、そうめん流しなのはテーブルの上には、ドーナツ状の容器の中を水流が流れており、その中をそうめんがグルグルと回っているのである。
「ケケケ、やはり夏はそうめんだよな」
「あぁ、だが、ウナギも食べたいと我は思うぞ」
「崇高、どっかでウナギ食べれねぇ?」
「自分が知っている店でよければ教えるが…どうせならダンジョンで入手したほうがいいだろう。ダンジョンなら旬は、関係ないからな」
「へっ? ウナギの旬て夏だから今じゃないのか?」
「心友。ウナギは秋から冬にかけてが旬っスよ」
「そうなのか? けど、土用の丑の日て夏だろ?」
「それは、夏場に客足が落ちるうなぎ屋に相談された平賀源内が、『土用の丑の日にうのつくものを食べると夏バテしない』と宣伝したことから始まった風習て説があったな」
「へー、よく知ってるな、錬治」
「昔、親父がそんな話をしてくれたことがあったからな」
「話を戻すが、ウナギが取れるダンジョンなら、鹿児島県内ならいくつかある」
「ケケケ、どうせならちょっとキャンプとかもしたいな」
「なら、池田湖ダンジョンがいいだろな」
「……お代わりを頼む」
「源治、お前も話に加わるべきと我は思うが…」
「安心しろ、ちゃんと聞いてはいる。が、今はそうめんだ」
「いやーマイペースっすね」
「あっ、けど錬治、刀壊れてただろどうするんだ? 代わりの刀あるのか?」
「あぁ、俺は、今回は悪いがパス。ちと親戚関連で、数日、顔出しに行かないといけないからな」
「では、手配とかをしないといけないわけだが、準備は1日でたりるか?」
「それなら大丈夫っす。必要なものは探検者協会の加盟店で購入できるっす」
「ふむ、では、そうめんを食べたら各自で準備をするとしよう」
「なら、その間の申請とかは、俺がしておく」
こうして、昼の何気ない食事中の会話から突如、池田湖へと向かった城一たち一向は、準備を手早く進め翌日には池田湖へと向かうのであった
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鹿児島のそうめん流しは、一人でもできるという利点が…




