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【二十階層四区画】全開イレギュラーズ

 三柱の邪神があらわれると同時に無数の幽霊船が現れ、船へと迫り、幽霊船には半魚人の化け物ギルマンの海賊団。


 さらに、空中には鳥の頭と翼をもったバードマンが船を掴めるような巨鳥ロック鳥を率いたバードマン空挺師団が埋め尽くしていた。


「ふむ、舐められたものであるな。この程度の数で我らの相手になるとは……」

「そうですね。策は任せてください」

「任せたぞ。ぼたん。集団戦はお前のフィールドだ」

「はい、いまの私はのメインクラスは《伏龍鳳雛》サブクラスは《方術師》と《召喚士》集団戦はお任せです。方陣展開《百計・戦地調整・連環》」


 ぼたんの放った魔力が、足場を作り幽霊船と共に固定する。


「【軍団召喚】サモン! 不屈の歩兵隊!」


 大多数の歩兵を呼び出すとギルマンと戦い始めた。


「……ギルマンは対応する。【血ニ飢エル奈落ノ大渦】」


 美穂が海中に大渦を作ると、水中を住処にするギルマンですら、あらがえずに飲み込まれていく。


「アハハハ、じゃーボクも協力するよ!」


 空になった酒瓶を取り出し投げ込む。


「【リリース】」


 渦に紛れ込んだそれらが爆発し爆音と破片で海中にいるギルマンは船に海から近づけなくなり、こんどは船から飛び移ろうとするも。


「調べっち。フェイスレスはなしっスよ」

「ああわかってるよ【ダブルフェイス・インセクトスカル】」


 昆虫と骸骨の仮面を併せて被り、両の手には骨でできた剣を構えると飛び移ろうとしたギルマンを切り裂く。


「やるな人間。だが、我らも忘れるな!」

『忘れてなどおらんよ』


 上空から襲い掛かってきたバードマンたちの首をそう口にしたときには既に三つ切り落としていた。


「〈ミスト・エクスプロージョン〉っス」


 次郎お得意の複合魔法が炸裂し、空中から襲い掛かろうとしていたバードマンを吹き飛ばし、視界を遮る。


「クソッ。人間ども…ぐはっ」

「霧の中でも予想できるでありますよ」


 戸惑うバードマンは崇高が正確に射抜いていく。


「あらあら皆さん張り切ってますわね」

「そうですね」


 岬と佐江が背中合わせで舞うように、ギルマンとバードマンを蹴散らしていく。


 その横では……


「【キューブキャノン】」


 美千代は、その中心で海賊船を狙って大砲を放ち、容赦なく沈めていく。


「己、我はバードマン空挺師団、三番隊……」

「うるさいしー」


 名乗りの口上の途中で一芽が膝蹴りを叩き込み、空を駆け上がる勢いのまま、片羽を力任せに引きちぎる。


「【螺旋空殺拳】」


 仇を討たんと迫る迫るバードマンの腹部に一撃。拳が貫通するどころか衝撃波だけで次々にバードマンたちを海へと叩き落す。


「ふむ、これでは我の活躍の機会がないであるな」


 そういいながらも城一も剣を無数に操り、既に船を一隻しずめてきた。


「それにあの者たちもやるではないか」


 ヴァルキリーガーデンの面々に目を向けると。


 リーダーの二階堂鈴蘭がロック鳥を両断し、玄間真白によって殴られたギルマンは爆ぜてただの肉塊になりはてており、大塚輝美に至っては海賊船一隻を竹林に変えて更にロック鳥をも貫いていた。


 だが、それよりも城一に恐ろしいと思わせたのは大隅幸。気が付けば、ギルマンもバードマンも関係なく首を切り落とされたしたいだけが残り、本人を捉えることができなくなっていたのだから……


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― 新着の感想 ―
[一言] 方術師って法術師と同じく道士に変化していく 過程だと思っていたから斬新でした。 方陣使いという見方もありますね。
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