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羊のメリーくんと家出してます
※会話文
「メリー君草美味しい?」
「メエ~」
「そっかそっか美味しいか。ここは空気が美味しいねー」
「メエ~」
「ヒンメル様の為を思って家出したのはいいけど、これから何処へ行こう? 勝手に家出したから、幾ら優しい家族でもこればかりは許してくれないと思うし。ヒンメル様は、私がいなくなって婚約解消のチャンスとか言ってあの幼馴染みときゃっきゃうふふしてそう」
「メエ~?」
「悲しいって? そんな事ないよ。私昔からヒンメル様に嫌われてるもん。嫌で嫌で仕方ないって顔を毎回されたら、私だって恋心はなくなるよ」
「メエ~!」
「僕がいる? そうだね。私にはメリー君がいるもんね。ヒンメル様なんか忘れてメリー君と幸せに暮らそう。でも、とりあえずどうしようか? 防御魔法は大得意だから、暫くどっかで身を隠そうか」
「メエ」
「え? それならいい場所がある? どこどこ」
こんな感じで婚約者に嫌われてる(と思い込んでもしょうがないけど思い込む)妙に逞しい令嬢ラフレーズが羊の妖精メリー君と家出している話です。
こそこそと書き溜めてます。




