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だんだん  作者: 武上渓
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だんだん6話



ー6話


小林の体験がMVになって、YouTubeに上げられた。

非難ごうごうになった。

こんな物は見たくない。

高評価0低評価50000。

反動で春菜にファンが集中した。小林に元に戻って欲しい批判でライブチケットの不買運動が発生。それを知ったアラブ世界の人々がコバヤシを買おう運動を始める。

スタジアムは白く染まった。フェダーインの連呼が西側に恐怖を抱かせる。

マスコミが春菜に批判発言を誘導する。

「小林智昭はテロリストだと言う意見がありますが?」

「わたしは。過去現在そして未来にも小林くんをテロリストと思う事は有りません」

「イギリス兵を殺害したことを小林さんは認めていますが?」

「イギリス兵で有ることを明示せずの戦闘行為に殺害と言う表現は取り消して下さい」

「ジョンロンウッド曹長は、背中から心臓を刺され、さらに撃たれて死亡した。事実と小林さんが認めた。これを殺害と呼ばずにどう呼ぶのですか?」

「戦場において、敵対行為をする者と兵士で無い者が戦うのは正当防衛と思います」

「行かなければ良かったとは思いませんか?」

「あなた方もジャーナリストでしょう?あなた方が行かないから小林は行ったのです。ここであなたは何をしてるんですか?」

「渡航禁止区域です」

「ニュースの現場に居ない者が、居た者に対して物事を言う資格はありません。出ていきなさい!」

「春菜さん。しかしです…」

「出なさい!あなたは記者では無い。他人の取材に乗っかるアジテーター煽動者です。記者でない者は出なさい!」

記者は両手を上げてギブアップした。

次々と記者が出て行く。

二人が残った。

ひとりは光治だった。もうひとりが手を上げた。

「フリーの山際です。いや春菜さん。記者生活50年になりますが、これほど愉快で痛快な記者会見は初めてです」

春菜は我に返った。

「すいません。興奮してしまいました」

「詳細は近藤光治さんから聞きました。戦場の事は戦場に居た者にしか理解出来ない。ですが、我々は小林さんを突破口に戦場の仕組みを変えたい。経済が戦争に甘えられない仕組みにね」

「そんなこと出来るんですか?」

「西洋の経済学にアラブ世界は入ってない。日本だけが西洋の経済学に順応しただけ。小林さんが架け橋になれる歌でね」

「はぁ?」


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