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そのハムスター、享楽家につき ~色々な称号、熨斗付けて返却したいんだけど?~  作者: ウメルヴァ
ハムスターに転生 2章 下準備

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おっ買い物~♪〔後編〕

 いゃー、買った買った。

 アイシャさんが目を見開いて固まる程買ったよ。


 買い過ぎなんかじゃないよ。

 必要無い物は一切買ってないもん。

 必要な物を半年分位買っただけだもん。

 そ、量が多いだけだもん。


 だってさ、次に買い物をいつ出来るか分かんないんだからストックを多くするもんでしょう?

 何を買ったのかって?


 んとね。

 まずはアイシャさんの使う家具を買ったの。

 うふふ、ここだけの秘密ね。

 アイシャさんってね可愛いデザインが好きみたいだよ、買ったやつはね全部オーソドックスな感じなんだけどワンポイントで可愛い意匠があるのばっかりだったんだよね。

 もぅアイシャさんの意外性には毎回ビックリだけど、親近感も湧いて来るんだよね。

 今後もビックリさせてもらう事に期待しよう。


 ・・・話が逸れちゃったね。

 他に買ったのはね。

 皿を10個づつ10種類、その他食器も10人分。

 まぁ壊した時のために多目にね。


 次は調理器具を一通り家庭用の物を大小様々に買った。


 それから、布を無地で3種類。

 木綿っぽいの、絹っぽいの、フェルトっぽいのを買ったの。

 使い道は決まって無いけど有って損はないと思うんだよね。


 後は食材だね。

 乾物、穀物、生野菜、保存肉なんかだね。

 お店に有ったのを買い占めちゃおうと思った位に安かったんだよ!

 だけどね、店員さんに。

『他に買いに来る人の分も取って置きたいので売れません』

 って言われちゃった。

 自己中過ぎちゃったよ、反省。


 取りあえずこれくらい有れば『断崖荘』での生活が良くなると思うんだよね。

 必要な物が出来たら買い足さなきゃいけないけど・・・簡単に街には来れないから、どうしようかね?


 んー・・・


「シズネちゃん発見ー!!もぅさがしちゃったわよー!」


 ミランダさん?

 お、おぉう。


「くるぁー出会い頭に引ったくって握るってどんな挨拶だーっ!」

「あはははははー、いい挨拶でしょー?」

「よかないわ!私が丸くなっちゃうでしょーが!」

「えー?丸い方が可愛いよ-?」

「可愛くても丸いのはヤダッ!」


 ったくもう、元気になった途端にこれだ。

 私の身になってちょうだい。


「2人はこれからどこに行くのー?」

「おっちゃんのお店に行くの」


 必需品は買ったから今度はおっちゃんの店で趣味の物を買うんだ♪

 あのお店は私にとっては遊園地みたいなものなのだっ!

 見てるだけでワクワクしちゃう。


「おっちゃん?」

「石系の雑貨屋だ、シズネと店主が意気投合しててな」

「へ、へぇ、意気投合ねー」


 あれ?ミランダさん?

 目の奥がメラってない?

 ジェラシー?

 全くもう、世話の妬ける人だよ。


「あのね、あそこはねパラダイスだよ!物造りの材料がいっぱい有って、おっちゃんの説明も面白くて分かり易いし。ミランダさんも気に入ってくれると思うんだ♪」


 ミランダさんの肩に移って軽くプレゼンしてみたんだけど・・・

 まだ、メラってるなぁ。


「まぁ行こう、ね♪」

「そうね!しっかり見極めないと!ブツブツ・・・」


 ・・・ジェラシーモード・・・ちょっと怖いかも?

 アイシャさんは肩を竦めてるし・・・つける薬は無いって事か。




「おっちゃーん♪戻ったよぉー♪」

「おぅ嬢ちゃん、満足いく買い物はできたか?」

「うんっ!大満足だよ!後はここで買い物をするだけだよ!」

「そうかそうか、そいつぁ良かったな。そうだ嬢ちゃん、金貨集めて来たぜ。今なら換金できるぜ」


 えっ?・・・集めた?・・・どうやって?簡単に集まる物じゃないよね?


「どうやって集めたの?」


 なんか・・・心配なの。


「商売仲間とか大店おおだなに行って借りてきたぜ」


 借金したの?

 私のために?


「おっちゃん、借金なんてダメだよ。しかも私なんかの為にしちゃダメだよ」

「そうは言うけどな、嬢ちゃんの悲しそうな声を聞いちまったからなぁ。何とかしてやりたかったんだよ」

「ありがとう、でも借金はダメ!直ぐ返して来て欲しいな。借金するなら私がするから。ミランダさん貸してくれる?」

「良いわよー、でもさぁミラクルナッツで支払えばー?」


 ん?・・・換金しないでミラクルナッツを支払いに使うって事?

 物々交換?

 それは思い付かなかったよ。


「おっちゃん!物々交換って有り?」

「それは有りだなっ!まるっきり思い付かなかったぜっ!姉さん頭良いなっ!」

「うんうん!ミランダさん頭良いよね!」

「な、なんだろうー・・・シズネちゃんが2人居るみたいな感じがする-」


 ん?私が2人?

 おっちゃんと私が似てるって事?

 ・・・

 ・・

 ・

 イヤではないけど、なんか微妙だなぁ。


「嬢ちゃん!ちょっくら金を返して来るぜ。その間に買いたい物を選んどいてくれや」


 選んじゃうよ。

 ミラクルナッツ払いで良いならいくらでも買えちゃう・・・って事はないな。

 このお店の品物って単価が高いんだよね。

 特にマテリアルとインゴットが高いんだよね。


 うーん・・・チョイスしないと無一文に逆戻りだな。

 取りあえず岩塩・岩糖は買うでしょー

 どっちも6種類有るんだよね、赤・青・白・黒・黄色・緑って色で味が違うんだって。

 味が違うなんて聞いたら試したくなっちゃうでしょ?

 だから買う!


 後はインゴットが欲しいな。

 各種1個づつ買ってこう。


 各種石も説明を聞いた限りだと生活が楽になるんだよね。

 こっちは4個づつ買ってくかな。


 宝石の原石とか鉱石なんかは私じゃどうにも出来ないから必要無いね。


 残るはマテリアルかぁ。

 んー・・・

 これがアホみたいに高いのが有るんだよね。

 1個で金貨1枚なんてのも有るんだよ。


「ミランダ、シズネはまだ強くなる気なのか?」

「どうだろー?シズネちゃんの事だから、物造りで役に立ちそうなスキルとかじゃないかなぁ」


 ミランダさん正解。

 強さになんて興味無いよ。

 強くなったって何の役にも立たないじゃない。


 うーん・・・

 取りあえず、クラフト系のマテリアルは買ってこう。

 後、回復系はミランダさんお手製の薬が有るから要らないかな、感知系も今のところ【振動感知】で十分だし要らないかな。

 各種鑑定は・・・うーん・・・要らないかな?

 ラノベだと鑑定スキルが至高のものになってるのが多いけど、私には必要ないかな?

 だいたい何を鑑定するの?

 家を造るのに必要ないよね?

 まぁ先々に必要になるのかも知れないけど・・・うん、必要性があると思えないから要らない。

 次は・・・この【自然現象】ってなんだろう?

 他のマテリアルは名前からどんなのだか予想出来るんだけど【自然現象】は、どんな事が出来るんだろう。

 気になるなぁ。


「ねぇお2人さん、この【自然現象】ってどんなスキルだろ?」

「あたしは分かんないな」

「私も知らないなー」

「そっかーマイナーなスキルなのかなぁ?」

「にしては高いな」

「だよね」


 うーん・・・気になるなぁ。


「嬢ちゃんおまっとさん!買う物は決まったか?」

「おっちゃん、お帰りー。短時間なのに利息寄越せとか言われなかった?」

「おぅ言われなかったぜ」

「良かった♪ところで、おっちゃん、この【自然現象】ってどんなマテリアルなの?」

「よく知らん」

「はい?・・・知らないのにこんな高いの?」

「そいつは仕入値が高いんだ、だからどうしてもその値段になっちまうんだ」


 そんなマテリアルも有るんだね。

 ふむ・・・

 やっぱり気になるなぁ。

 ・・・

 ・・

 ・

 よしっ!

 【自然現象】も買おう。

 

「おっちゃん、計算お願いしまーす」

「・・・嬢ちゃん・・・すげぇ買うんだな」

「えへっ♪」



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