ヒトデナシ【メインキャラ紹介】
ヒトデナシシリーズが全年齢の物語として連載していた場合のキャラ紹介です。
……と言ってもリクエストで絡ませる時の参考程度にしか使えませんが。
最初は私個人が気に入っているキャラです。
内容
・カマキリ娘
・狼剣士
・蝶少年
名前:マティス
性別:女
年齢:19歳
人間時:村娘
異形姿:人型のカマキリ
外見:短めの緑がかった金髪。無機質な仮面の顔と、華奢な鎧の身体(球体関節人形に近い)
一人称:私
二人称:あなた、あんた
好き:祈り
嫌い:自分を含む異形、蟲姫
ヒトデナシシリーズの一応の主人公。
人間だった頃は明るい性格だったが、虫の異形の長――蟲姫によって蟷螂の異形に変えられた後は復讐心に駆られることになる。
襲われている人間を見殺しには出来ないが、神を盲信しすぎる(神様がなんとかしてくれると思っている)、自分以外の友好的な異形に疑いを向ける等、性格に問題がある。
戦闘時は、前腕に折りたたまれている鎌を展開し、カウンターをメインにした戦い方をするが、戦いとは無縁の村娘だったので強くはない。
【他人との関係】
・ヴァネッサ
自分が籠もっていた無人の村に訪れ、旅に出るきっかけを作った蝶少年。
心配でついてくる彼(他の異形)と一緒にいたくなかったが、「蝶が蟷螂に勝てるわけない」と考えて同行を許している。しかし、傭兵として働いていたヴァネッサを強いと思い知らされる。
仕事柄サバイバル生活が得意なヴァネッサに助けられることもあるが、素直に感謝を表せられない。
・狼奈
強力な異形に苦戦していた時に助けてくれた狼のヒトデナシ。
最初は自分とヴァネッサを狩ろうとしていたが、「斬る価値がない」とみなしてくれた(?)ため殺されずに済み、用心棒として同行させている。
自分より腕が良いため、戦闘中に助けられることが多い。狼奈のことを「異形を斬ることしか興味がない冷たい奴」と思っているが、逆に彼女からも「常に神頼みしている愚者」とよく思われていない。
(メタ解説)
某生物災害の二次創作小説に出す予定だったオリ主の一人をモデルにしている。箇条書きで説明すると「元村娘、寄生虫を悪用するカルト教団によってカマキリの生物兵器に改造された、『泣けるぜ』が口癖の原作主人公と協力する復讐鬼」。
彼女をヒトデナシシリーズの主人公にした理由は「メスケモだとR-18の話を書きそうだったから、それを防ぐために虫娘にした」……結局書きましたけど。
名前:狼奈
性別:女
年齢:21歳
人間時:ギルド所属の剣士
異形姿:狼獣人
外見:背中までの黒髪、極東の鎧(当世具足)を模したコート
一人称:私
二人称:お前、貴様
好き:おにぎり、温泉
嫌い:小物、弱者
極東からの移民の末裔である狼剣士。
人間でありながら単独で異形を斬り殺せる人間離れの実力者だったが、狼の怪物に初めて敗北してしまい、殺された後に狼の異形として蘇る。
自分を殺した狼の怪物にリベンジするために、修行として多くの異形を狩りながら探している。他人から冷たい印象を持たれているが、彼女が幼い頃に移民の末裔であることで迫害を受け、他人を信用しなくなったから。
武器は太刀であり、常に駆けながら敵の攻撃を避けて斬る戦いを得意とする。
【他人との関係】
・マティス
彼女とヴァネッサが強い異形に苦戦している所を助けたことで知り合う。
最初は彼女らも斬り殺そうとはしたが、「悪意がなく、戦う力がない。斬る価値のない存在」とみなして攻撃をやめる。用心棒として彼女らに雇われる形で同行している。
戦いに慣れていないマティスを厳しく言いながらも助け、戦闘技術を教えてあげている。
・ヴァネッサ
彼とマティスが強い異形に苦戦していた所を助けた時点で知ったが、ヴァネッサの方はギルドでの狼奈の噂のこと(単独で数体の怪物を狩った等)を知っていた。
狼奈を用心棒として雇おうと提案したのはヴァネッサであり(マティスは嫌がっていた)、倒した敵から漁った金品や物資の大半を報酬として受け取っている。
他者とのコミュニケーションはヴァネッサに任せている(自分は棘のある言い方をしてしまう、マティスは敵意を抑えようとしない)。
名前:ヴァネッサ
性別:男
年齢:17歳
人間時:ギルド所属の傭兵
異形姿:人型の蝶
外見:短く先端が黄色、青、赤の三色に染まった黒髪。無機質な仮面の顔と、鮮やかな蝶の羽で出来た動きやすいドレスの身体(球体関節人形)
一人称:僕
二人称:君、あなた
好き:クリームを挟んだサンドイッチ、果物
嫌い:女性扱い
一見女性に見える中性的な外見だが、れっきとした男である蝶の異形。
人間の時はギルドで傭兵の仕事だけでなく、なんでも屋に近いことをやっていた。泊まっていた街を襲撃してきた蟲姫の手で蝶の異形に変えられるが、女装しているような身体になってしまう。
元々女みたいな名前にコンプレックスを持っているが、異形化の姿が女性っぽくなってしまったので、よく女と間違われてしまう。
人間時から使っていた剣を武器にしており、自分の鱗粉をまぶすことで毒等を与えられるようになる。
【他人との関係】
・マティス
彼女が籠もっていた村に訪れたことで、彼女の旅が始まるきっかけとなった。
疑いと敵意を向けられるも、彼女が心配で同行する。
村娘だったマティスにギルドで学んだ知識を教えている。
・狼奈
ギルドにいた頃、「単独で無数の怪物を狩る太刀使い」の噂を聞いており、自分達を助けた狼の異形を狼奈だと気づく。
用心棒として雇う形で彼女を仲間にしようとし、漁った金品や物資の大半を報酬とする条件で同行するようになる。
今は自分やマティスのことを雇い主としか見てないが……




