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第1話 製菓部

 桜が舞う4月。ここ凪丘(なぎおか)高校は本日入学式が行われようとしている。

 時刻はまだ8時前。俺こと瀬戸(せと)春明(はるあき)は学校へ向かう道を歩いていた。

 この学校に入ってから2度目の春。なぜ今年から2年生の俺が入学式に行かなければならないかと言うとこの凪丘高校は部活動に力を入れており全校生徒は部活に入部することが条件となっている。だが去年の春、俺は入部志望用紙を出す期限を1日間違えた為、どの部活にも入部できなかった。そんな生徒は“ボランティア部”と呼ばれる部活に所属をするのだ。

 ボランティア部は学校行事など学校で行われる行事などを手伝う部活である。いわば教師たちの雑用係だ。一部生徒からは“雑用部„などと呼ばれている。

 本当は新学期以外にも夏休み明けに部活を変更できるのだが夏休み明けも忘れてしまいそのまま更新されてしまったのだ。逆に自ら入る生徒も数名居るため部員は十数名ほどいる。

 今日も入学式の手伝いをするため貴重な春休みを犠牲に学校へ向かっていた。

 いつもの道を歩いていると前方に見覚えのある女子生徒が見えた。

 俺は少し歩くペースを上げて女子生徒近づくと肩をポンッと叩いた。


「よっ、(かえで)

「びっくりした。なんだ春明君かぁ」


この女子生徒の名前は佐藤(さとう)(かえで)。同級生の一人だ。去年同じクラスで席が近いことからよく話していた。


「春休みなのに何してるの?」

「それは俺のセリフだ。まぁ俺はいつも通りボランティア部の活動だけどな。そういう楓は何しているんだ? 今日は部活禁止のはずだが」

「ちょっと部室に用事があって」

「入っていいのか?」

「一応先生には連絡してあるから大丈夫だよ。部活をやらないなら入ってもいいって」

「そうか。おっと、早く行かないと」


 時計を見ると指定された時間まで残りわずかだった。


「それじゃまた新学期に」

「うん、またね」


 俺は走って学校へ向かった。

 学校に着くと俺を含めた部員半数は先生達と一緒に講堂にある備え付けの椅子に(ゆが)みや汚れがないかを念入りにチェックし、もう半数は新1年生の教室へ行き机にその生徒のネームシールがしっかり貼られているか確認をした。


「……よし、問題はないな。それじゃお前たちは部室でしばらく待機していてくれ」

「はーい」


 部員はボランティア部の部室というかほぼ物置状態の教室へ向かった。

俺は途中トイレに寄り誰もいない廊下を一人で歩いていると突然後ろから誰かが声をかけてきた。


「あ、あの……」


 振り向くとそこには背が低く、髪を片方だけ結んでいる女子生徒が居た。ネクタイの色からして1年生だが何やら困ってる感じだ。


「なに?」

「今日入学式ですよね?」


 何やらそわそわしてる。


「うん、そうだよ。式まではまだまだ時間あるけどな」


 すると女子生徒はほっとした顔をした。


「よかったぁ。教室にも誰もいなくて。それに今日の予定が書かれたプリント忘れて来てしまって」


教室に誰もいないのはきっと一番早く来てしまったからだろう。本来1年生が来るのはあと1時間以上先なのだから。


「それなら俺のやるよ。しわくちゃで悪いけど」


 俺はポケットに入っていた予定表を女子生徒に渡した。


「良いですか?」

「まだ予備があるからいいよ」

「ありがとうございます」


 女子生徒は小さな頭でお辞儀をした。


「それじゃ」


 俺はボランティア部の教室へ向かった。

 教室で各自持ってきたゲームや漫画などで時間を潰した。

 窓を開けると講堂からは校長が挨拶をしている声がかすかに聞こえた。


「新入生の皆さま本日は入学おめでとうございます。我、凪丘高校では――――」


 俺は入学した時のことを思い出していた。

入学式が終わると新1年生は各教室へ移動。その後。俺達は急いで講堂の片づけをした。

 全てのことが終わると俺はすぐに家に帰った。

 明後日はいよいよ新学期。また仲のいいやつと同じクラスになれればいいが。

 そしていよいよ新学期当日。この日は午前中のみでクラス発表や新しい教科書などを配るだけだから結構楽だ。俺はいつもの時間に学校へ向かうと昇降口前ではすでに人だかりができていた。そこには新しいクラスが書かれた紙が貼られていた。

 しかし見ようにも見れず。仕方なく人が少し減るのを待っていると、後ろから誰かが肩を叩いてきた。振り返ると一人の男子生徒が居た。こいつは親友の稲城(いなぎ)八里(やさと)だ。入学式のとき気が合ってすぐに仲良くなった。


「うぃーっす春明」


 八里は朝からテンションが高い。


「おは」


 俺は適当に返事をした。朝からこんなハイテンションにはなれないからな。


「新しいクラスどうだ?」

「見ての通り全然見れない状態だ」

「どれどれ……」


 八里は背伸びをして掲示板を見た。こいつは結構背が高く他の生徒よりは頭一つ分飛び出ている。しかも目が良いからこういう時は羨ましいと思う。


「どうだ?」

「ん~、春明のクラスは……1組だな。ついでに俺も1組だ」

「また同じクラスか」

「また1年間よろしく」


 教室向かうとすでに大勢の生徒が席に座ったり、同じクラスになった友達とはしゃいだりしていた。

 八里は早速他のクラスへ遊びに行き、俺は自分の席に座りぼーっとしていた。すると二人の女子生徒が話しかけてきた。


「やほー、また同じクラスなんだね」


 話しかけてきた女子生徒は日向(ひなた)(なつ)。1年生の頃も同じクラスでなぜか八里とちょくちょくぶつかる元気なやつだ。


「春明君おはよう~」


 もう一人の女子生徒は佐藤楓だ。この二人は良く一緒に居る。


「二人ともおはよー……ふぁ~……」


 俺は大きなあくびをした。


「眠そうだね」


 楓は少し心配をしてくれているのだろうか? やさしいやつだ。


「一昨日ちょっといろいろやることがあってな。その疲れが今頃来て」

「またボランティア部?」


 夏は少しニヤニヤしながら言ってきた。こいつは俺がボランティア部に入ったことをよくからかってくる。


「その通りだよ。今回こそボランティア部から出なければ……」


 俺はたくさんある部活と同好会の一覧が書かれた紙を見ていた。すると夏が何かを思いついたかのように怪しい笑い方をして問いかけてきた。


「ふふふ……。お困りのようですね」

「な、なんだよ急に」

「良い部活がありますよ」

「というと?」


 すると夏は一旦席に戻り1枚の紙を持って戻ってきた。


「これだよこれ」


 俺の机に1枚の紙が置かれた。そこには〝製菓部(せいかぶ)〟と書かれていた。


「製菓部? なんだそれ」

「それは楓が説明して」


 夏は説明を楓に投げた。


「えっと……製菓部はお菓子を作って食べる部活なの」


 すごく短い説明だが主旨がつかめていた。


「何となく分かった。しかしこのプリント手作り感あるというか急いで作ったみたいだな」

「3日前に急になっちゃんが思いついたみたいで一昨日急いで作ったから」

「それで一昨日学校に来てたのか」

「そうだよぉ」

「それで春明は入るの?」

「一応考えておくわ」


 とりあえず話はこの辺で――――


「考えておくじゃなくて今ここで決めてよぉー!」

「ちょ、ちょっと待ってくれって。期限まであと2週間あるだろ?」

「えーーーー、どうせ入る部活無いんでしょ?」

「うっ……」


 図星だ。確かにこれといって入る部活は決まっていないのだ。夏は少し納得いかないようだがそれを止めるかのように楓が入ってきた。


「なっちゃん、春明君もまだ考える時間がほしいみたいだから。ね?」

「楓がそういうなら……」

「それじゃ春明君製菓部よろしくね」


 楓は製菓部の宣伝用のチラシを俺の机の上に乗せたまま夏と席に戻った。

 その日から毎朝校門前では入部勧誘をする生徒が大勢集まっていた。

 日に日に勧誘する生徒も減っていった。定員人数に達した人気のサッカー部や野球部は3日目には勧誘をやめたとか。

俺は今日も勧誘の中を抜けて教室へ向かった。

 教室に行くだけでも疲れてしまう……。


「よっ春明。なんだか疲れてるみたいだな」


 席に座るなり八里が話しかけてきた。


「校門前の勧誘軍団がな」

「あはは、あれはすごいよな。ところで春明は部活決めたのか?」

「いくつか良いのがあったんだがなんて言うか2年生になってから入るのはちょっとな」

「まぁ早く決めたほうがいいぞ。だって――――」


 すると八里の言葉をかき消すかのように教室のドアのところから「稲城センパーイ!」という女子生徒数名の声が聞こえた。


「おい八里。誰か呼んでるぞ」

「あぁ、聞こえてる」


 八里は一度ドアのほうを見て軽く手を振ると女子生徒たちは「きゃーーー!」と黄色い声を出して喜んだ。


「ったく……」


 八里は少し困っている感じだ。


「知り合いなのか?」

「いや、なんつうかファンクラブっぽい」

「ファンクラブ!?」


 驚きのあまりつい聞き返してしまった。


「俺は別に良いんだが教室や部室まで来られると困るんだよな……」

「案外苦労してるんだな」

「まぁな。……あれ? 俺さっき何か大事なことを言おうとしてたんだが……」

「どうせ新作のゲームとかじゃねぇの?」

「ん~……まぁいっか。それじゃ席戻るわ」

「おぅ」


 八里は自分の席に戻って行った。

その後はいつものように授業が行われ、あっという間に放課後だ。

八里は部活に行きボランティア部の活動がない俺は教室で少し時間を潰しその後入部する部活を決めに掲示板を見ていた。


「(適当に漫画同好会とかにするかな。でも漫画描けないし……どうするか)」


いくつか候補を出しているとそこに楓がやってきた。


「あっ、春明君。部活決まったの?」

「いや、なかなか良いのがなくてな。まぁ明日が最後だしその時決めるわ」


 すると楓は頭に“?”を浮かべた。


「あれ? 入部届けって今日の18時半までだよ?」

「え? まだ期限あるだろ?」

「1年生はあと1日あるけど私たち2年生と3年生は今日までだよ。1年生は1日休みでずれているから」


 その説明を受け俺はその場に(ひざ)から崩れた。そういえば今朝、八里が何かを言いかけていた気がしたがきっと今日が期限だと伝えたかったのだろう。


「またやっちまった……」


 時刻は17時57分。今から行ってもほとんどの部活は18時で終了だ。どうするか……


「さっき1年生が入部したんだけど春明君もどうかな? 無理ならいいけど……」

 

 まるで天使が目の前に現れたような気分だ。答えはすぐに決まった。というかこれしかないだろう。


「分かった。製菓部に入部するよ。まぁ正直ボランティア部嫌だしな」

「それじゃ他の部員の人にも紹介したいから一緒に行こ」


 俺は楓の後をついて行った。製菓部の部室は部室棟と呼ばれる旧校舎の4階にある調理室が今では部室として使われているらしい。

 調理室に着きドアを開けるとそこには二人の女子生徒が座っていた。


「あれ? 春明じゃん何しに来たの?」


夏は椅子に座りポッ○ーを口に(くわ)えながらゲーム情報が書かれている電〇雑誌を読んでいた。


「誘ってきたお前がそれ言うか」

「春明君ここに入部してくれるんだよ」

「お~、来てくれると思ってたよ。さぁここに座って」


 夏は隅に重ねてあった椅子を一つ持ってきた。


「この人が新しい部員ですか?」


 髪の長い女子生徒が話しかけてきた。ネクタイの色を見ると3年生だ。


「あ、はい。瀬戸春明って言います」

「私は豊之香苺。この部の部長を務めていますわ。よろしくお願いしますね」


 言葉使いもすごく綺麗だ。


「よろしくお願いします。えっと……とよか先輩」

「ふふっ、〝の〟が抜けていますわ」


 笑い方のすごく上品だ。夏とは真逆の人間だな。


「あ、すみません」

「まぁ珍しい苗字ですし。苺でいいですわ。皆さんもそう呼んでいますし」

「それじゃ苺先輩で」


 苺先輩はどこか普通の人と何かが違うオーラがある。


「春明君これ記入をお願い」


 楓は入部用紙とボールペンを渡してきた。


「わかった」


 俺は用紙に名前や学年など必要事項を記入した。


「はい、書き終わったぞ」

「それじゃあとで私が先生に渡しておくね」

「ありがと」


 俺は用紙とボールペンを楓に渡した。

 楓は受け取った用紙をファイルに挟んだ。


「さて、もう時間だしそろそろ帰ろう」


 夏は雑誌を鞄に閉まった。


「そういえば1年生が居るって聞いたんだが……?」


 調理室を見渡してもそこには楓、夏、苺先輩しかいない。


「あ、千秋ちゃんなら用事があるとかで入部用紙書いたらすぐに帰ったよ」

「千秋ちゃん? その子が1年生なのか」

「うんうん。めっちゃ小さくてかわいい子でさ~」


 夏は何かを思い出したようだ。これはそっとしておいてあげよう。


「そ、そうか。それじゃ俺はノート買って帰るかな」

「私もノート買わないと」

「それじゃ一緒に行くか?」

「うんっ」

「夏はどうするんだ?」

「僕は1年のときのノートまだあるからいいや」


 そういえば夏はノートをあまり使ってなかったな。授業中も寝ていたような気がする。


「わかった。苺先輩はどうします?」

「私はもう買ってあるので大丈夫ですわ」

「それじゃ俺と楓はお先に」

「戸締りは僕たちがやっておくから」

「二人ともまた明日部活で」


 俺と楓は鞄を持ち先に調理室を出た。


「職員室に寄って入部届けの用紙出してくるね」

「俺も行くよ」


 楓と一緒に職員室へ向かった。

 そういえば顧問の先生は誰なのだろう? まぁ職員室に着けばわかるか。

 階段を1階まで下り、昇降口を通り過ぎ職員室に着いた。


「失礼します」


 楓は礼儀正しく一礼して職員室に入った。俺もあとに続いて入った。


「あ、先生これ入部届けです」


 楓は椅子に座っていた女性の先生に用紙を渡した。その先生とは俺達の担任の佐倉杏先生だ。皆からは杏先生や杏ちゃんと呼ばれ親しまれている。


「はい、確かに受け取りました。これで部員数5人ね」

「よかったです」


 楓は嬉しそうだ。


「えっと、杏先生。5人になったってそんなに嬉しいことなんですか?」

「実はこの製菓部は廃部の危機だったの。今回部活の最低人数5人に達していなかったら廃部だったかもね」


 杏先生はニコニコしていた。まるで廃部にならないことを知っていたかのようだ。


「それにしても冷静ですよね」

「日向さんが絶対入る人が居るからって言っていたの」

「それって……」


 何か頭に引っかかった。


「なっちゃんが言ってたよ。春明君は絶対期限日間違えて居るから最終日に慌てるって」

「あいつこういうことだけは頭回るんだな……」


 すると職員室のドアが開き女子生徒が「杏せんせー。部長呼んでますよ」と声をかけてきた。


「もう時間ね。それじゃ私は行くから」

「はい」


 杏先生は女子生徒と一緒にどこかへ行った。


「杏先生って部活掛け持ち?」

「そうだよ。私たち製菓部もやってくれてるけどメインは美術部の顧問なの」

「あの美術部の顧問だったのか。1年もいるのに知らなかった」


 この学校の美術部は県内では有名で美術科の生徒を差し押さえコンクールでは金賞などを取ったりする実力校だ。


「それじゃ私たちも行こ」

「だな」


 俺と楓は学校を出た。

 二人で帰ることはよく考えたら初めてだ。いつもなら八里や夏が一緒に居たりするが。

 あれ? こういうとき何話せばいいんだろう……?

 頭の中で話題を考えていると楓が先に話を切り出してきた。


「春明君。ノートってどこで買うの? このあたりって文房具屋あったかな?」

「スーパーの中に文房具コーナーがあるからそこでいいだろ」

「そう言えばあったね」


 しばらく歩きようやく目的のスーパーに到着した。時間的に買い物をする主婦の姿が多い。

俺と楓は店内入ってすぐ左側にある文房具コーナーへ入った。


「ノートとあとシャーペンの芯も買わないとな」


 俺は芯が入った入れ物とノートを適当に選んで手に取った。楓はと言うと――――


「このノート可愛い~。でもこっちも良いかも」


 やっぱり女の子だなって思う。楓はあっちこっちのノートを見て動物の描かれたノートを選び、いくつかのカラーペンも手に取った。


「結構買うんだな」

「春明君はそれだけなの?」

「今のところはこれだけで充分かなって」

「私はあと消しゴムとボールペンも買わないと」


 楓は再びペンを売っている場所へ行き選び始めた。楓は可愛いものに目がないからな。これはしばらく時間がかかるかもしれない。

 俺は先に自分のものを買い楓の近くで適当な文房具を眺めて時間を潰した。しばらくすると楓が買い物を終えて戻ってきた。


「待たせちゃってごめんね」

「こうなること薄々感じていたからな。あっ、駅前で送るよ。って言っても目の前だけど」

「ありがとう」


 外はすでに暗くなっていた。俺は楓を駅の改札口前まで送った。


「それじゃ春明君また明日ね」

「おぉ、そんじゃぁな」


 楓を見届けると俺は自分の家へ向かった。

どうも藤桜です

読んでいただきありがとうございます!

この作品は僕が大学生の頃に考えたのが原型になっているんですよね

しかも4コマ漫画の原案ですw


当初は瀬戸春明は居なくて楓が部活を探すって話だったんですよね

次回いよいよ1年生登場です!

察しのいい人はとっくに気が付いているかもしれませんが

それではまた次回に~


Twitter

@huzizakura

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