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ホップ

作者: 京(みやこ)

走ることが全てだった

走ることが生きることだった


嫌になった時もある

でも、好きだったから走り続けた


それなのに


たった一度の怪我で

たまたま場所が悪かっただけで


もう走れなくなるなんて


私はこれからどうやって生きていけばいいの?



「違う夢を探せばいい」


わかってる

そんなことは


でも、簡単に見つけられることじゃないでしょう?


どうすればいいの



そんなすさんだ私に手を伸ばしてくれたアナタ


気を紛らわせる為に

愛なんてないのに

付き合い始めた私に気付いていたね


それでも傍にいてくれるアナタに救われているのだと

やっと素直に受け止めることが出来たよ


だから、言うね


私達が本物の恋人になれる

魔法の言葉


「好き」


恥ずかしくて

無愛想な表情で


だけどアナタは嬉しそうな顔をしてくれたから

きっと気持ちは伝わったよね


今は本物の愛があるのだと



本当は他に言いたいことが

たくさんあった


気持ちがないのに付き合って

ごめんなさい


暗闇から救ってくれて

ありがとう


これからも

一緒にいてね


だけど、アナタに抱き寄せられて

全ての台詞が吹き飛んだ


アナタの体温

アナタの呼吸

アナタの鼓動


全てを近くに感じることで

心もアナタに近付けた気がする


もっともっと

アナタに近付きたい


もっともっと

アナタを知りたい



どうか永遠に

アナタと一緒に居られますように


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