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Unknown  作者: きい
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自宅警備

今日は登校日だ。

といっても、毎日登校日ではあるのだが。


計画的に休む事で、卒業までの最低出席日数は確保できている。

そういう意味での最低限の登校日。


今日行かなかったら、来週から出席パターンを変える必要が出てくる。

それはめんどくさい。

非常にめんどくさい。


しかし学校には行きたくない。


「エマ」

「なに?」

いつのまにかそこに居た。


「代返頼んだ」

そしてそのままベッドに倒れる。

「おやつ」

「引き出し」


引き出しから、裏紙に書かれた絵を取り出したエマは、それをろくに見ずに口の中へ入れた。

「まあまあ」

そう言って床に沈んでいった。


いつも通りの日常だ。

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