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約束

「チリリーンチリリーンチリリーン」


ある1本の電話で僕,後藤 誠は起床した.

布団の中から出るのは面倒だが仕方がない

僕はゆっくりと立ち上がり

リビングに置いてある

固定電話に重い足を運んだ.


「もしもし」

「ぁ、おはようございます!鈴野 楓です!!

誠さん今日は日曜で学校が休みですから

海にでも行きませんか!?」

ん.楓ちゃんか,まぁ暇だからいいか。

楓ちゃんの水着姿も拝みたいしね★

「あの失礼ですけど」

「ん?なんだい?」

「誠さんイヤらしい事考えました?」

ドキッ..何でこうも分かるのだろう..

女子はやはり勘が鋭い..気を付けよう。

「ま、まさか。。 」

「そうですかなら良いのですけどね♪

では、AM10:00頃に 誠さんのお宅に伺います!」

「ぁ、ちょっ..」

ガチャ..ツーー..ツーー...

「はぁ、全く相変わらずだな。」

と、少し笑いながら時計に目をやった。

AM9:06

9:06..楓ちゃんが来るまで1時間弱か..

さて、その間に何をしようか。


グゥゥ..

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