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死闘!!
俺はプレハブから帰って来た後、部屋の机に向かい頭を抱えていた。
「作詞作曲って・・・・・どうすればいいか分からねぇ!!」
目の前に一枚の紙。手には鉛筆があった。俺は今、作詞作曲と死闘していた。
「最初はどうすればいい!?どんなテーマ!?」
陽介が帰り際に「明日までに考えて来てくれればいいよ」なんて言うのだからたまらない。
「・・・・・・・よし!決まった」
俺は鉛筆を走らせた。途中で辞書を開いたり、消しゴムで書き直したりした。
2時間ぐらいがあっという間に経った。
「・・・・終わった!」
手をとめた俺の前には英文が書かれた一枚の紙があった。