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シリーズ『徒然草的な何か』

月と東方Projectとソシャゲ

作者: 鶴鴇屋徳明

――いわゆる三題噺

 今日は2020年の中秋の名月。Googleのトップページ画像がそれに因んだものに変わっていたので、何か『月』に関連する話を書こうと思った。

 ただ、今日はあまり重たい話とか尖った話とかを書くつもりはなかったので、何かストレスにならない軽い話をしよう……思って考えていたら、無為に30分が過ぎてしまった。

 そこで、スマホの通知音がなった。――東方Project公認の二次創作ソシャゲ、『東方LostWord』の通知音だ。イベント関連のお知らせらしい。


 ここでふと、「そう言えば、東方Projectって月に関連するストーリーやキャラが多いよな」と思ったので、たった今、「月」「東方Project」「ソシャゲ」の三つをお題にした三題噺を書こうと思い立った。


 ……別に蘊蓄(うんちく)を垂れるつもりはない。そんなもん書いたところで、ググればもっと詳しい情報が山のように出てくるだろう。よって、これから書くのは単なる雑感だ。


 太古の昔から月は人間の想像力をかきたて、それによって様々な伝承や物語が紡がれてきた。

 東方Projectにも月に関するキャラや事柄が多い。たった今連想しただけでも、「輝夜」「妹紅」「永琳」「鈴仙」「綿月姉妹」「ルナ・ダイアル」「十六夜咲夜」「遥か38万キロのボヤージュ」「クラウンピース」「嫦娥」「純狐」「ヘカーティア」……等々が頭の中に浮かび上がった。


 で、ソシャゲの話。

 私のスマホには、「東方キャノンボール」(以下、「東方CB」と略)と「東方ロストワード(以下、「東方LW」と略)」の、2つのアプリがインストールされている。

 インストールする気になったきっかけはよく覚えていない。たぶん、何気無くスマホの画面を眺めている時に見た、Web広告か何かだろう。

 インストールする気になったのは、課金を煽る要素が少なさそう(※)だったのも多いに関係しているだろう。

(※実際にプレイしてみると、ごく一部に例外が有ったが、主観的には理性で抑制できる程度のものである)


 ともかく、時々息抜きにこの2タイトルを遊んできた。課金額は2つ合わせても月当たり1,000円を超えていない。いわゆる「微課金」だ。

(そもそも私は、1タイトル1年当たりの課金額がかつてのファミコン時代の1タイトル当たりの標準売価を超えるものは『法外』だと思って、遊ぶ気すらしない)


 個人的な感想としては、東方CBはゲーム性重視、東方LWはストーリー重視、だと思う。

 そのせいか、東方LWはそこそこの分量のあるイントロダクションを経ないとゲームに進む事ができず、当初は東方CBの方が気軽に遊びやすいと思ったのだが、日が経つにつれ、プレイ時間のバランスが東方LWの方へと徐々に傾いていった。

 ――結局の所、私がゲームにストーリーを求める傾向が強いからであろう。


 東方CB、東方LW、共に楽しんで来たのだが、「東方CBが2020年10月14日をもってサービス終了」との報を知った時は残念な気分になった。

 なので、東方CBが終了した後は、それに課金するはずだった分を東方LWに回そうと思う。

 大富豪でもなんでもない私一人が課金した所で焼け石に水にすらならないが、せめて東方LWの方は長期に渡って存続して欲しいと思う。

(原作、そのうち特に旧作はゲームの媒体そのものやプレイ環境が入手困難なものが多いので、東方Project繁栄の為、新規参加者獲得窓口の1つとして、ソシャゲ版も少なくとも1つは長期に渡って存続して欲しい)


 ところで、東方LWには「おつかい」という名のミニイベントが有る。

 これは、「仲間になったキャラの一部をおつかいに出す選択をすると、所定の実時間が過ぎるとキャラが戻って来て、何かアイテムを獲得できる」というものである。

(※おつかいに出したからといって戻って来るまでそのキャラがゲーム本編に参加できないというわけではなく、普通にプレイアブルキャラとして使用できる)

 ミニイベントの内容はだいたい決まったパターンになっていて、「博麗神社でお祭り準備」「玄武の沢で発明助手」「命蓮寺で修行体験」……等々が出てくる。


 ミニイベントには詳しいストーリーが無く、結果によって何があったかを想像できるのみだが、

「ああ、幻想郷の人妖や神々は、普段こうやって相互に助け合って社会を維持しているんだな」

という想像力をかきたてる所が面白い。

(そこから二次創作小説を書くのは、たとえ短編であっても相応の労力を要し、なかなか実行に移せないが……。そもそもほとんどの場合、文章にするまでもなく自分の想像の中だけで完結・充足してしまうので、文章に起こす気にならない、というのもある)


 因みに現在の所、『なろう』に東方Projectの二次創作は1,000以上有るが、ざっと探した限りでは、東方LWを扱ったと思しきものを見つける事はできなかった。

 ――東方LWに関する限り、たぶん私と同じように自分の想像の中だけで完結・充足している人が多いからだろうね。

▽因みに、私が東方Projectにどっぷりハマるきっかけになった動画が、こちら。▽

【第3回MMD杯本選】Dial Connected 月時計~ルナ・ダイアル【東方PV】

https://www.nicovideo.jp/watch/sm7956219

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