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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

屍喰神楽 ~シニカミカグラ~

 高校生、時平カイリが死んだはずの〈その日〉――甦ったのは彼だけではなかった。
 世界中で、これまでの『死』の形が失われていた。
 あらゆる人間が、死を迎えた瞬間、甦るようになったのだ――意志を持たず、決して死ぬことのない、生者を襲う存在……『生屍(イカバネ)』として。
 全世界で一斉に起こった、その原因不明の変化――従来の常識を根底から覆す変化に、人類は未曾有の大混乱に陥った。
 一度死ねば、何者であれ不死のバケモノとなり、それに殺された者もまた同じ道をたどる――病気ではないのに、しかし最悪の疫病のごとく、世界を席巻する恐慌。
 その混乱のさなか……甦る人間の中に、『生屍』にならない者がいる、という噂がまことしやかに流れる。
 外見は人と変わらず、生前の意思も持ち、老いることも死ぬことも無く――『生屍』を喰らう、謎の存在として甦った者。それは誰ともなく『屍喰(シニカミ)』と呼ばれるようになる。
 自分自身でさえ、その変化に困惑しながら、人として、あるいは人でない者として――それぞれが進むべき道を探し求める、世界でたった数人の『屍喰』たち。
 そしてそれは、死の法則が覆った新たな世界に、恐怖と混乱を乗り越えて順応していく人類もまた同じだった。

 ――なぜ、人の死が覆り、『生屍』として甦るようになったのか。
 ――なぜ、『屍喰』という存在が現れ始めたのか。
 ――なぜ、『屍喰』は『生屍』を喰らうのか。
 ――『生屍』とは、『屍喰』とは、一体何なのか。
 ――人類は、世界は、その歴史に何を迎えたのか。何処へ向かうのか……。

 はるか悠久の時の果てに、人と、人でなくなった者たちが見つけ出す答えとは――?


※ 現在、連載は不定期という形にさせていただいております。


序章
 白い少年
2018/07/14 07:00
一章 〈その日〉から
1.変わる世界
2018/07/14 07:00
3.混迷の予兆
2018/07/21 07:00
4.どうして
2018/07/25 07:00
8.生き神様
2018/08/08 07:00
二章 灯が消えるまで
2.追い続けて
2018/08/25 07:00
3.屍喰たち
2018/08/28 23:00
4.信念の二人
2018/08/31 23:00
6.結衣と彰人
2018/09/07 22:00
7.〈地の声〉
2018/09/11 22:00
9.おもかげ
2018/09/18 22:00
11.風前の灯
2018/09/25 22:00
12.終の願い
2018/09/28 23:00
13.魂の在処、魂の行方
2018/10/02 22:00
三章 黄昏の先
4.星の記録庫
2018/10/17 22:00
5.〈巨人〉の意志
2018/10/24 22:00
6.苦悩の声すら無く
2018/10/31 22:00
8.顔を上げて
2018/12/11 22:00
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