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第3話 やばいことに介入しそうな件
「おい!どこへくんだよ?」
「私はこの星に来たばっかりで、もちろん家がない。あんたの家に住まわせてもらうわ。」
「いや、だから、お前のせいで潰れてんだって、、、」
「あんた本当役立たずね。はぁー。」
リリナは残念そうな目でこちらを見た。
「で、どこへ行くんだ?」
「私がこの星に来た目的は、凶悪組織BBが地球に侵入して来たから。」
リリナは目をつぶってため息をついた。
「BB?なんだそれ。」
「[Brutalityblade]の略よ。今まであらゆる星の生命力を吸い取って来た」
「何?!じゃあやばいじゃん!」
「奴らはありとあらゆる星の生命力を集め、宇宙最強になろうとしている。」
こんなことを言っているが、やっぱ見た目は幼女なんだよなぁ。。。
「何見てんの?きもいよ?」
グフゥ!今の結構刺さった・・・
「今向かっているのは今までの生命エネルギーをためた巨大ポンプ。乗り込むわ」
「おいおい。凶悪組織なんだろ?お前の実力はどれくらいか知らないが・・・。俺は足手まといだぞ?」
「大丈夫よ。」
そういう彼女の真剣な顔の瞳には、少し怯えが混じっているように見えた。