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戦士の条件  作者: oga
1/24

レベル1

 俺は片瀬頭かたせつむり

年は17で、受験を控えた高校生だ。

あだ名はツムツム。


 今日も学校から帰ってすぐ、塾に向かっていた。


「ダルいな……」


 時刻は夕方だというのに、もう外は真っ暗で、俺は電車の窓から自分の顔を眺めていた。


「……なんかすげー老けた?」


 窓には、50才くらいのじじいが写っている。

いくら塾がダルいからと言っても、こんなあからさまに顔に出るだろうか?

すると、俺の息で白くなった窓に、突然文字が書かれた。

反転して読みにくいが、こう書かれていた。


「ハジメマシテ」


 ……ちょっと仮眠とるか。





 駅で降りてから、すぐには塾に向かわなかった。

遅刻になってしまうが、少し休んだ方がいい。


「疲れてるわ、俺」


 マッ〇でスプライトを注文し、カウンター席に着いたら、イヤホンを耳にさす。

後15分休んだら塾に行こう。

そう思った時、イヤホンからノイズが聞こえてきた。

 


 

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