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創世・金の工面

 


 星。星を見ると、緑の巨大な魔力を思い出す。

 星は堕ちていく。地上にいるすべての人間を滅ぼす。


 僕は夢とも回想とも判断のできない空間で、それを見ている。僕の隣には一人の影がいる。


「なあ、わくわくしないか? あの革命の光を見て」


 影は静かに笑う。人が死んでいくというのに、気にも留めずに緑の光を賞賛する。


「そうだろ? 僕? 全部お前がやったんだ。お前がこの世界を変えたんだ。この世界が退屈だからって」


 影は――もう一人の僕は、そう言った。


「なのになんだ? 今のザマは? 殺したくないなんて嘘だよな。お前は殺したいんだ。……なにを今更平和ボケしたことをいってるんだ? さっさと僕に代われよ。平和ボケした初期人格なんて、僕らには必要ないんだ」


「黙れよ」と僕は言った。


 影はやれやれと首を振る。


「結局、今のお前は極剣ナギの一番の良心が残っちまった人格ってわけだ。それでも自分の悪意と卑劣さには気づいてるんだろ? お前は生まれながらの悪人だ」

「そんなことないさ。僕は殺戮者なんかじゃない。一緒に、するなよ」

「弟、邪魔だよなあ。あれがお前の殺人衝動を押しとどめてる。一体いつから現れたんだ? あれからはなにか原初の力のようなものを感じる」

「…………」


 ――星が堕ちる。


 黒く、巨大な星は地に堕ちた。大量の魔力をまき散らしながら。

 魔力の爆発は、地球を人が住めない環境へと追いやった。魔力の汚染が、シェルターへと逃げ延びた人をも殺していく。

 悲嘆と絶望が。狂気と終焉が。

 世界のすべてを支配する。人類は絶滅の泣き声をあげている。助けてくれ、助けてくれって。苦しい、苦しいって。


 星から生まれた魔力は、やがて地球全体を覆いつくした。適応できた生物だけが、新しい地球で生活をすることができた。

 ――そうして人間は魔力を獲得した。狂気の人体実験。負荷で死んでいく被検体。魔力を孕んだ子供の母親達の叫ぶ声。

 新しい人間らには新しい倫理観があった。『生き延びるためならなにをしてもいい』『人類のために行われることならばそれは正義だ』。


 誰もが違和感を覚えながらもその倫理観に従った。みんなわかっていたからだ。犠牲無くして人類は生き延びられないことを。

 生きたいから、他人の犠牲から目を逸らした。


「お前がやったんだよ」と影は言う。


「お前がやったんだ。星の研究者だったお前が。科学はくだらないって。決められた法則から与えられる結論なんて面白くないって。電気、ガス、車、通信機器、そんなもの面白くないってお前は思ったんだ。大したことじゃないって。当時は核や原子爆弾を使えば一撃で島を沈められたのに、その程度じゃ面白くないってお前は思ったんだ。どうせなら地球丸ごと破壊できるような力じゃなきゃ面白くないって」

「……」

「優れた科学者だったお前は数式や法則がくだらないものに思えてしょうがなかった。だってお前にとって事象は法則からなる当たり前の結果だから。だからお前は『魔法』に心惹かれた。演算不可。法則無視。無限という単位を内包し、未来予知すらも可能になる奇跡の産物。お前は『魔法』が地球に来てほしいと願ったんだ。そうやって星は堕ちた」

「…………」

「お前はまるでゲームのスイッチを入れるかのように世界を滅ぼした。そしたらどうよ! 想像もつかない未来が作り上げられた! どんな人間だって『死ねば死ぬほど強くなる』。なんて公平な世界なんだ! そしてその力のいきつく先には無限の可能性がある。なんたって、魔法は理論上、魔力があればどんなことだって起こせる奇跡の産物なんだから!」

「…………」


 影は僕に僕が何者であったかを思い出させようとする。

 僕は思わず心が揺れる。かつて抱いた野望。無敵の信念。どんなことだって可能にするという奇跡。無限の可能性というものには、思わず心奪われる。でも、


「僕は過去の自分みたいにはならないよ」

「……なに?」

「その研究者(、、、)とやらはさぞかし寂しい人間だったんだろうね。僕にはわかるよ。自分が無敵で万能だと信じていた。すべてのことを見下していた。だから人のぬくもりがわからなかったんだ」

「なにを言っているか、わからないな」

「別にわからなくてもいい。でも、頭が悪くなって、力も弱くなったけど、そのおかげで見えるようになったものもある。どんなに贅沢三昧をしていても、記憶さえ失えば素朴な生活にも幸せを感じられるようになる。それだけのことだろ」

「凡人はすぐにそうやって自分のランクを下げる。無能だから、手が届かないから。ぬるい生活に浸れば浸るほど堕落する。そんな当たり前のことがなぜわからない?」

「別に、言ってることはわかるよ。でも僕は、成長のために今の幸せを捨てるようなことなんてしたくない」


 僕の背後で光が現れた。それは現実へと戻る道しるべを指している。

 僕は踵を返して、光の元へと歩き出す。


 力強く背後から肩を掴まれる。怨念と怒りの籠った手。憎しみの籠った手のひらが、握りつぶすように僕の肩を掴んでいる。


「後悔するぞ。お前はどうせあと三年も生きられない。ああ――僕たちは知っている。死の目前にして、死にたくないと叫ぶ人間の姿を。僕だって例外なくそうだった。死から逃げるために、僕は超越を目指したんだ」


 僕は強引に影の手を振りほどく。逃げるようにして駆け出す。


「知っているぞ! お前はいままで生きた十七年を愛している! だから怖いんだろう? 転生するからといって記憶のすべて失って蘇るのならば、結局は死んだのと同じだ!」


 そして、次に蘇った僕は元の悪人になっているだろう。そんなものは果たして自分と呼べるのだろうか?


 僕は震えながら走り続ける。自己の消滅へと向かい続ける。泣きそうになりながら。


 ◇


 僕はグレゴリウスから癒しの魔法で手当てされ、気絶したシュラを背負って館を脱出した。


「お前の選択を見せてみろよ」と彼は言っていた。


 僕は館から脱出する際、いくつかの金品を引っ掴み、そのままグレゴリウスを後にした。

 これから、僕らは教団から逃げねばならなかったから。何の支援もなしに。


 シュラを背負って一時間ほどたった頃だろうか。シュラが僕の背中で目を覚ました。

 シュラを背負いながら、僕は歩く。


「兄さん、大丈夫……? それと、父さんは……?」

「ああ。大丈夫だよ。父さんとは……いったん別れることにしたんだ。悪い敵に、対抗するために」

「兄さん、俺たち、どうなるの……?」

「僕たちは……いったん逃げる。アースティアは世界の滅亡をたくらむ、悪い教団だったんだ。僕たちの仲間が世界のどこかにいるはずだから、その人たちを探すために旅にでるんだ」


 僕らは世界の秩序を乱すイレギュラーだ。身を隠して、逃げ、生き延びなければならない。

 あるいは――アースティアを壊滅させるか。


 ――逃げるか、殺すかのどちらかだ。


 だが世界最大規模の宗教団体を壊滅させるなど、現実的ではない。

 それに……人殺しなんて、したくない。


「シュラ、大事な話だ」

「なあに、兄さん」

「二度と僕のために命をかけるんじゃない」

「兄さん、でも」

「どうしても、頼む」


 シュラが黙りこくる。

 頼む、と僕は繰り返し言い続ける。

 頼む……と自分の声が消え入りそうになりながら呟き続けると、シュラはいった。


「わかったよ。兄さんがそれを望むなら」

「シュラ、ありがとう」


 シュラの頭をくしゃくしゃと撫でると、弟はくすぐったそうに笑った。

 屈託なく笑う弟に、慰められるような気持ちになる。


 雪の降る道を静かに歩く。財産などはほとんど持ってこれなかった。館の残骸から辛うじて持ち出せたのはいくつかの金品に変えられそうな品物。そして平民にしては立派すぎる服。加えて魂に封じ込められた破滅剣。……それぐらいしか持っていない。


 世間のことはなにもわからない。これからどうやって生活していけばいいのだろうか?


「兄さん! 見て、あれ!」


 シュラが指さす方には淡い光を放つ花があった。

 夜の闇の中で朧げに咲く一輪の花は、舗装もされていない土の道に不自然に咲いていた。


「あれはシキサクレだな。季節によって咲く時間帯が違うんだって」

「へえー」


 シュラは無邪気に僕の背中から飛び降り、花を観察した。


「つんでいくか?」

「花がかわいそうだよ」

「それもそうだな」


 夜の闇の中にて輝く朧げな花。僕らはしばらく、その不思議な花を見つめて過ごした。


「他の季節の時に咲くところも見てみたいな」とシュラは言う。

 僕は笑った。


「一年中そこにいる気か?」

「違うよ! 兄さんのいじわる」

「……また見ような。きっと世界のどこかにも咲いてるはずさ」


 珍しい花だが、どこかにはあるだろう。世間は冬のように冷たいかもしれない。ひもじい思いをするかもしれない。

 でも、そういった負の面だけでなく、楽しいことや美しいことをシュラに体験させてやれたらな、と思う。


 その時、夜空にきらりと星が光った。


「わー! 流れ星だ! 兄さん、手合わせて! 願い事しないと!」

「僕はいいよ……」

「いいからいいから!」


 半ば強引に、手を合わせられる。シュラは僕の隣で一生懸命に祈っている。

 なにかを信じられる純粋な姿が僕には眩しくて、目を逸らした。星になにかを願っても、叶うことはない。

 流れ星に願いを。それは随分と前に僕がシュラに教えた迷信だった。


 きらり、きらりとまばらに流れ星が夜空を伝う。流れ星が二つが同時に重なるように流れていく。

 それを見てなにを思ったか、シュラがこつんと頭を僕にもたれかけてきた。

「俺たちみたいだね」といっているかのように。


「兄さん」

「なんだ?」

「僕たち、ずっと一緒にいられたらいいね。おじいちゃんになっても、仲良くしてね」

「……ああ」


 流れ星に願いを。それはただの迷信だ。

 それでも僕は、そっと両手を重ねた。シュラを抱きしめながら、二人で星に祈った。


 ◇


 僕らは街へとやってきた。眠るシュラを背負いながら、夜通し走ってきたため体は疲れ切っている。なんとかして宿で休息をとりたい。

 街の外壁は石造りになっており強固。盗賊や魔物の侵入を防ぐためだろう。

 柵のように聳え立つ門の前には、ハードレザーを着こなしている衛兵が二人いる。平和なのか、装備それほどがっしりしたものではない。……中に入れるだろうか?


 僕は憔悴したまま、衛兵の待つ先へと向かった。今のところ、衛兵たちの表情に警戒の色はない。

 その時、背後から馬の蹄の音が聞こえた。背後を振り返ると、馬が三頭と、三人がこちらに向かってくる。

 女一人と男二人。女がその団体のボスのようで、どう猛さをうかがえる目つきと燃えるような赤い髪、両手に巻いた包帯が、戦士だということを知らしめている。後ろの男二人も、衛兵よりも一回り大きい体をしていることから、この集団はそこそこ腕の立つ冒険者なのではないかと僕は思った。


「おい、坊や!」


 集団は僕らを通り過ぎる前に声をかけてくる。


「おうおう、かわいい顔してんね。没落貴族かなんかかい? アタイが中に入れるよう口利きしてやろうか?」

「……っ! いいんですか!」

「いいってことよ。凶悪そうな面してたら入れないがね。まあアンタラが街で暴れでもするならアタイらが責任とってやるさ! なあ、野郎ども!」


 おう! と男二人から声が上がる。なんだかこの女の人からは、女亭主的な心持の広さを感じる。


「やったね兄さん」

「ああ、うん!」


 僕はなんだか嬉しい気持ちになった。きっとこれからの人生では、シュラにひもじい思いや辛い気持ちをたくさん味合わせてしまうのだと思っていた。だが、世間から冷たい風を浴びる前に、人の善意を受けられたことがシュラにとっていい方向に働くのではないかと思った。


「シュラ、僕たちもこうやってできる限り人を助けられるな人間になろうな」

「うん、兄さん」

「嬉しいこといってくれるじゃないか、坊や」


 女冒険者? は身元も明かさず、破顔したまま颯爽と去っていった。彼女らの口利きのおかげで、僕らは無事街に入ることができた。


「兄さん、もっとあの人たちのことを聞かなくてよかったの? もしかしたらもっと助けてくれるかもしれないよ」

「……シュラ。僕らは今や平民だが、魂は貴族だ。他人に施されるのではなく、施す側にならなくてはならないんだよ」


 僕は少し浮かれたような気分でシュラにそう説教する。誇りある父の息子として、他人の善意に漬け込む気にはなれなかった。


 街の中では疎らに人が歩いている。大声で品物を捌く商人や、それを見定めする町人、数は少ないが軽装備の冒険者らしき人々も見て取れた。僕らはこれから生活をしていかなくてはならない。そのための手段として、まずは僕が冒険者となり、魔物討伐や人・商品ま護送などの依頼を受けながらシュラを食わしていく必要があるだろう。


 道行く町人に宿の場所を聞き、宿の中へと入る。仏頂面の亭主がじろりと僕らを睨め付けた。


「あの、ここに泊まりたいんですけど……」

「金はあるか?」

「あ、それは……」


 僕は金がないとわかっていながらもわざとらしく自分のポケットをひっくり返して、自分の荷物を確認するそぶりをした。顔がほてっているのを感じながら正直に話す。


「すみません、お金は……持ってません」

「家出はやめてお家に帰んな。貴族の坊や」


 僕は恥じ入りながら宿を出た。金がいる。考えればあまりにも当然のことなのに、気が回らなかった。

 疲労した頭で考える。僕は人の善意に甘えようとしていたのかもしれない。あまりにも自分が恥ずかしい。


「兄さん、お金が必要なの?」

「……ああ、そうみたいだ。お金を作ってくるよ。ごめんな、シュラ」

「ううん。兄さん、すごい疲れてるからしょうがないよ」


 館からはいくつか金品に変えられそうなものを引っ掴んできた。価値はわからないが、ある程度の値段にはなるはずだ。

 僕はシュラ連れて市場のようなところを歩く。僕らの服装は明らかに浮いていた。


 日用品やがらくたをいくつも風呂敷には広げている商人に話しかける。眼鏡をかけた彼は僕らを鋭い目で見定めた。


「なにか?」

「あ、いえ。品物を売りたいのですが、買い取ってもらえますでしょうか……?」

「見せな」


 僕は館から持ち出した、銀で稲妻の装飾が施された砂時計を取り出す。館から持ち出せたものはこれを含めて三品しか持っていない。


「銀貨五枚だ」

「あ、はい」


 宿は……確か銀貨一枚で一泊だったか? 予想外だ。これでは五日しか泊まれない。


 傍を歩いていた冒険者らしき男が、僕らを見て野次を飛ばす。


「ひゅー! 寒いねえ。俺ならその倍は出すね!」


 商人が睨め付けると、冒険者は肩を竦めて立ち去っていく。

 商人は無言で僕の砂時計をひったくっていく。なすすべもなく砂時計を取られて、僕には銀貨五枚が支払われた。


「あの……」

「なんだ? まだなんか用か?」

「その砂時計、もう少し価値があるはずなんですけど……」


 そういうと、商人は銀貨四枚を僕に手渡してくる。


「あの、四枚じゃ……」

「それ盗品だろ?」

「いえ! これは……!」

「うるさいな。証明できるか? どうせボンボンが家が嫌になって逃げだしてきたんだろ? ……いいか? ここではお前たちみたいな貴族は歓迎されない。どこにいっても同じだ。わかったらその銀貨を握りしめて、親父に尻でも叩かれることだな」


 途轍もなく屈辱的な気分にさせられる。だが僕は、これ以上なにも言うことはできなかった。

 受け取った銀貨を小袋に入れてシュラと共に歩く。通りすがりの冒険者がいなかったら、僕はぽったぐられているところだった。名も知らぬ人の善意を受けられただけ、良いということにしよう。


 市場からは食べ物のいい匂いが鼻腔をくすぐってくる。

 シュラがあまりにも物欲しげな瞳でじーっと屋台を見つめるので、仕方なくその屋台に立ち寄ることにした。


 いいの!? と表情を輝かせるシュラを呆れたように撫でながら、僕は屋台の料理人に話しかける。


「すみません、この串焼きを二つください」

「銅貨三枚だ」

「……あの、これ銅貨一枚ですよね? 僕、文字読めます」

「うちは特権階級からはそれなりに余分に貰うことにしてんだよ」


 厳しい口調に腹が立ったが、横でしゅん、とするシュラがあまりにもかわいそうで、見栄を張って串を買った。ただし、二本ではなく一本にした。


「おいしー! 兄さん、俺こんなの初めて食べた!」

「味付けが濃そうだな。館ではこんなの出てこなかったもんね」

「うん! 兄さん、その……」


 シュラがもじもじしながら串を差し出す。


「その、兄さんも半分食べる?」


 串はもう八割方食べられていた。


「もうほとんどないんだけど」

「それは……目の錯覚だよ。……縮んじゃったんじゃない?」

「いいよ。シュラが食べな。僕はお腹いっぱいだから」


 途端に大喜びするシュラ。その姿だけで、僕は本当にお腹がいっぱいになった気分だった。

 簡単に騙されてくれるシュラを見ながら、かわいいな、と思った。


 銅貨は百枚で銀貨一枚になる。大丈夫、まだ金はある。

 歩きながら今後の生計を考える。まず、僕らは服装は貴族だとまるで自慢しているかのように見えるらしい。このままでは、なにをするにしても不利になるだろう。今後の予定として、服を買い替えて、宿にいって、冒険者になるための登録をして、それから、それから……。


 服を買い替え、同時に僕らの服を売り払った。そこからは当たり前という態度で品物の売却の交渉をした。勘だがぼったぐられはしなかったと思う。シュラはあちこちを歩いた疲労か、僕の背中で眠ってしまっていた。

 その途中、父が僕の誕生日に買ってくれたオルゴールなどを、心を痛めながら売り払った。僕にとっては、シュラが眠ってくれていて助かったかもしれない。

 子供だから、若いからか、おそらく適正価格では売り払えはしなかったが、なんとか銀貨が四十枚集まった。


 今日はあまりにも疲れたので、冒険者ギルドにはいかずに、宿に泊まって眠った。腹の音を聞かれなくてよかった、と思いながら、じめじめとしたベットの中でシュラを抱えて眠った。












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