「クピドさん」からのコトバ
いろんな人を見てきた。
たくさんの人を見てきた。
いろんな人が自分に救いを求めてきた。
たくさんの人が自分に救いを求めてきた。
心に巣食う「負の感情」
それは人の子であるなら誰もが持つもの。
いろんな人がそれと戦ってきた。
たくさんの人がそれと戦ってきた。
いろんな人がそれを振り払おうとしてきた。
たくさんの人がそれを振り払おうとしてきた。
勝てた人もいる。
振り払えた人もいる。
でも、
そういった人たちがいるように、
負けた人がいる。
振り払えなかった人がいる。
もう、
自分ではどうする事もできず。
卑屈になって叫ぶ事しかできない人がいる。
唯々、身体を震わせ、蹲る事しかできない人がいる。
空に向かって声にならない叫びを上げる事しかできない人がいる。
それすらできない人がいる。
でも、
誰にだって「幸せになる権利」は有る。
君にも。僕にも。
お前にも。俺にも。
貴方にも。私にも。
たとえそれが蜃気楼の様であったとしても。
たとえそれが鏡像のようであったとしても。
たとえそれが積み上げた落葉の様であったとしても。
たとえそれが流れ星の様であったとしても。
人はたった一つの「幸せ」を手に入れたいと願う。
そうゆう生き物だから。
できる事は限られているけれど、
自分の力で「幸せ」になれるというのなら。
「僕」は。
「俺」は。
「私」は。
此処ニ居ル。




