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設定置き場。  作者: 高岡やなせ
異世界「アルピジィガム」編
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アルピジィガム舞台設定④

 戦闘方法の簡易説明。




 法力。


 アルピジィガムの住人が誰しも持っている体内に流れる力。一般的にはだいたい十歳を過ぎた辺りから操れるようになり、その証しとしてステータスメモを出すことが出来るようになる。が、稀にそれ以前(れいがい)も存在する。使用する法力のほとんどが生活の一部での使用法であり、強い法力使いは大方戦闘職業、もしくはそれを含む職業に就く傾向がある。




 法術(説明としてその②)。


 法力を原動力に発生する効果を持つ術式。大きく別けると「攻撃系統法術」と「補助系統法術」の二種類となる。攻撃は専門用語的に「放出系」、補助は「操作系」とも言われ使用法は「法具媒介式法術」という道具類を使用するものと「発音媒介式法術」という音を使用するもの、「陣形媒介式法術」という組合せによる使用の三種がある。




 攻撃系統法術。あるいは放出系術式。


 概要。法力を体外に放出して属性に変換する一般的な法術。日常生活用品の起動にも用いられる。



 攻撃系統陣形媒介式法術の簡易説明。


 一般職業者や剣士、闘士の殆んどはこれを使用する。法力を意識的に集中させた体の一部または全部を用いて仕種等の行程を経て発動する。外部へ放出された法力は属性という別の力に変換される。それが攻撃という結果となる。上級者は任意の形状、属性、威力を加減操作することが可能であり、それを剣士や術師、導師の査定の項目として採用される事が多い。また自身の扱う武器に放出した属性の力を付与して戦闘に用いる者もいる。ただしこの付与は形状、属性、威力の維持が著しく難しいため大抵の場合法具媒介式に委ねる者が多い。



 攻撃系統法具媒介式法術の簡易説明。


 日常生活で使用される起動と同じく元々属性を持った、もしくは施された法具(形状は問わず剣、槍などの武具を始め鎧などの防具、指輪などの装飾品から台所用の機具まで様々)に直に接触し法力を放出し発動させて用いる。代表的な法具に火器 (火属性)や貯水槽 (水属性)などの日常品から戦闘職業者が所持する装備品が存在する。陣形系統の付与との相違は使用者の技術による誤差の補正率の高さと安定した属性の発動、消費法力の節約が挙げられる。


 攻撃系統発音媒介式法術の簡易説明。


 詠唱、演奏による放出。主に下級剣士や術師、導師の法術訓練に用いられ、歌詞や楽譜に基づいて属性、威力、形状を意識的に統一しやすい為の採用である。また複数人で同一の法術を扱うときにも用いられる。なお実践で用いられるのは術師、導師の一団であり、武具による接近戦闘を主におく騎士団にはあまり採用されない。数少ない採用騎士団はシャイング王国に存在し特徴的な武具 (奏具と呼ばれ剣に弦を張ったり、盾に鼓の要素を用いた造形のもの)を所有する。因みに下級戦闘職業の訓練ようと思われがちだが相乗効果を含め使い方次第では絶大な力を伴う。


 追加事項。発音媒介式法術のみ属性が法奏符属性(レイアーク)と呼ばれる色素となって空間を彩る。声、音の響く範囲がぼんやりと属性特有色に包まれる。




 補助系統法術。あるいは操作系法術。


 概要。法力を体内、もしくは外部で操作する法術。使い方としては身体能力向上に怪我や病気の治癒や改善、放出された法力を霧散させたりする。


 補助系統陣形媒介式法術の簡易説明。


 法力を込めた体の一部 (基本的に指先が多い)で直接触れて操作する。自身、もしくは他者に触れ擬似的な法纏 (説明は下記) を作り出したり治癒作用を促す事に用いられる。補助系統の基礎であり最も技術が試される媒介式法術でもある。なおその技術、技量がある領域を達した時の治療作用が「奇跡」と呼ばれる程のものでありこの事が宗教家に導師が多い所以とも言える。


 補助系統法具媒介式法術の簡易説明。


 その基本的に用途は攻撃系統と同じく、元々法術的作用を持つ法具に法力を送り使用する。攻撃系統との相違はあくまでも法力の操作に重点をおくものであり、属性に変換するわけではない、という点である。その例として結界を張る法具は認識されていない放出された法力を霧散─無効化、無力化─する効果を持っているが法具そのものには属性が存在しない。補助系統を得意とする者が所持する法具はこの操作補正、強化を担う物が多い。


 補助系統発音媒介式法術の簡易説明。


 攻撃系統と変わらず詠唱、演奏により補助系統の法術を行う術式で普段は下級の術師や導師の初期訓練に用いられる。そして攻撃系統と同じく複数人で実行すればその効果、範囲は格段に上がり使用出来る。ただし攻撃系統程の歌詞や楽譜が存在せず、さらにその殆どが宗教団体が所持するに至り発音媒介法術使用者は一般では重宝される。




 

 法纏。


 騎士の試験に取り入れられる法力の使用法。体外に放出する力を切り放す事なく体に纏い身体能力を向上させる技術。使用中、常に自身の法力を消費しているため長期的に纏えるものは少ない。放出系の要素を持つが属性は持たずあくまでも肉体にのみ効果を促す。同時に操作系の要素である治癒促進の効果もある。法纏の使用法として体の一部にのみ集中させた「部分法纏」や全体に纏う「全体法纏」、自身の所持する装備品に纏わせる「装飾纏」 (体から離れた時点で効果は無くなる)に分けられる。上級の騎士は部分もしくは装飾の法纏を使用は必須とされる。



 転化。


 別名ハイブリット。法術を得意としない上位の闘士が使用する事が多い。効果は法纏と変わらず身体能力向上と治癒促進だがその原動力は体外の法力である。これが闘士の使用者が多い理由である。元々法力の少ない者の為に編み出された業と言われ、空気中に霧散された法力を使用者に集めそれを纏わせる。上位の使用者になると放出系統の色が濃くなるため属性が付与される場合がありその時は「闘色転化 (ティオレールではハイブリットカラー)」と呼ばれる。転化もやはり法纏と同じく部分と全体、装飾転化に分けられるが装飾転化はあまり見られない。これは転化の属性付与に耐えきれる武具が貴重で希少だからである。



 共鳴視。


 別名コンタクトは獣司特有の法力の使用法であり、これを使用出来るものが獣司の資質があると言える。触れた獣の全てを視て、意思を通わし、意志を伝え、四肢を共有する。初期段階で自身と波長の合う獣を見分ける事から共鳴視コンタクトの名がついた。また卓越すれば法力を通した視界により他者の波長─得意系統、得意属性、法術の癖、技量等々─がわかるようになる。

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