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設定置き場。  作者: 高岡やなせ
異世界「アルピジィガム」編
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アルピジィガム舞台設定②

 世界の構成。



 大きく西方大陸、中央諸島、東方大陸、北上大陸から構成されている。


 各大陸、国、地域にはモンスタースポットと呼ばれる怪獣の生まれる場所が存在する。またそこ以外でも生まれる事はある。特に強い法術が使われた翌年には比例するように強い怪獣が生まれる事がある。


 文化や科学技術の発展発達により僅かながらにその差は生じるが百年程の安定期と世界条約により大きな差はなくなる。とくに法力の込められたエネルギー源となる法霊石の開発と共有化の進め、船等の製造技術の発展により運搬技術は盛んでありほとんどの国交は良好な為でもある。ただし、ティオレール連合の一部やモーハー共和国等の自らの意思で科学技術を取り入れずにいる国も少なからず存在する。


 なお、科学技術の発展発達は法霊獣という特殊な自然災害が引き起こされる。その為世界条約が制定されてからは共有以外に牽制の意味も込められておりそれを破った場合の法霊獣の災害や強大な力を持った怪獣による被害は自国の責任となり救助、救援を受けられない場合がある。


 上記により法術と怪獣、科学技術と法霊獣災害の関係。


 法術。

 アルピジィガムに帰属する人間全ての体内に流れる法力という力を利用して生み出される術。その所用範囲は幅広く世界に具現化する際は六種類の属性を持つ。火・水・風・地の四大法力に光・闇の特殊法力に分けられる。また導師が治療を行う際は受ける側の人間の法力を引き出して使用する─つまり体内で止まり表面もしくは世界には出ない─為属性はない。杖を始め武器などを介する「法具媒介式法術」、詠唱や音楽を介する「発音媒介式法術」、陣形を介する「陣形媒介式法術」の使用法がある。


 法力。

 アルピジィガム人の体内に流れる力。希少だがその法力を含む鉱石「法霊石」も存在する。しかし法霊石は人が持つ法力と違い一つの力しか宿さない。これは長くその法力に触れていた為にその力が宿ったからだと考えられている。近年では人工的に法霊石を造る技術が広まり船や鉄道に使われている。またこの力が人から多く放たれた翌年は強い怪獣が生まれる可能性がある。これは放たれた法力が霧散したまたはその力の衝撃そのものが怪獣を生み出す切欠となるからでありこれも近年の調査研究で解明されつつある。


 怪獣。

 別名モンスターと総称される獣。その知能は他の獣よりも高く攻撃的な性格である。何より厄介なのが少なからず法力を扱う種類がいることである。基本的にはモンスタースポットと呼ばれる特殊な地域で突然に生まれる事が多いが、希に普通の獣が突然変異を起こし成る場合がある。さらに極稀には人からの法力の残害として生まれる場合もある。獣と違い討伐するとその体は消え地に返る。強い怪獣には法力が宿った骨や皮等が残る場合がある。


 科学技術。

 現在のアルピジィガムの科学技術としては以下の通りとなる。

 運搬、移動技術。西方、東方それぞれに大陸を縦断する鉄道がある。とくに帝国、王国内では一般的な移動の手段として小規模の物も使われる。ただし、ティオレール連合は島である事をモーハー共和国は余り科学技術を取り込むことを善しとしないため作られていない。その為船の造船技術は小型から大型船まで帝国、王国にも引きを取らない。因みに鉄道は蒸気機関車でエネルギーは火の法力または火の法霊石。特急と呼ばれる風の法霊石のみで僅かに浮かびながら走るリニアに近いものが帝国にはある。船は蒸気船。こちらは火と風の法力もしくはその二種の法霊石を必要とする。空の移動方としては気球がある。また科学技術の発展により法霊石を多く使用するとその石に込められていた力が漏れ始めその力になぞられた災害が多くみられるようになる。その為国通しで決められた条約に基づいた量が使用される。


 法霊獣。

 法霊石を使用し過ぎた時に起こる災害の総称。昔まだ法霊石と災害の関係性が解明されていなかった時代に法霊石に封印されていた怪獣が引き起こしていたから、とそう言い伝えられていたからである。解明された現代でもその名称は使われている。なお、宿された力により災害が異なり地なら「地震」や「地割れ」、火なら「落雷」や「火山の活性化」、水ならば「豪雨」や「大津波」、風なら「竜巻」や「真空の発生率の上昇」である。


 法霊石。

 火・水・風・地のいずれか法力の宿った石。鉱石であり発掘されることもあるが現在人口的に作る事も可能となった。ただやはり純粋な法霊石とはその見た目の品質から全てが劣り、あくまでも日常での代用品でしかない。比較的に人工法霊石は安く手に入るが法霊獣の予見がみられる年は売り出されない場合もある。



 世界条約。


 約百年程前に帝国と王国連盟の大乱の終わりと共に各国の代表、代理が集結し制定した条約。


 科学技術に関する機密事項の緩和。またエネルギー源である法霊石の情報の共有化。またそれに伴う災害「法霊獣」の情報の共有化。


 法術はあくまでも個人の能力によるものであり情報の厳守は基本的に個人に委ねられる。しかし国が関与もしくは入手可能な限りの法力情報の共有化は優勢される。これは怪獣の出現に関わる事に所以する。


 奴隷制度の廃止。ただしその国に定められた罰則刑としての特殊雇用は認められる。その法案化は五ヵ国以上の承認を必要とする。


 諸々。


 最後に他国に対する永久的な不可侵をもって「世界条約」とする。



 通貨。


 世界通貨は硬貨。金貨・十万、銀貨・一万、銅貨・千、青銅貨・百円ぐらい。


 国家内通貨は紙幣。



 日付。


 月単位、法力の属性を使用。三ヶ月毎に「風・(三月~五月)」二つある太陽の二つ目が現れ始める。「火・(六月~八月)」太陽が二つになる。「地・(九月~十一月)」太陽が一つ欠け始める。「水・十二月~二月」小太陽一つになる。最初の一ヶ月を「~の月始め」。そして次の月を「~の月辺り」。三ヶ月目を「~の月納め」と呼ぶ。月間三十日制。また月は一年を通して満ち欠けする。満月はだいたい地のつき始め。


 週単位、各宗教の象徴と特殊な法力属性を使用。なお、ここで表記される「人」と言うのはアルピジィガムに住まう者を意味しニヤ教のものではない。何故ならこの時まだモーハー共和国は存在せずそれと並んでニヤ教が生まれてない為である。一週間七日制。「光」「石」「獣」「樹」「星」「人」「闇」。光の日は基本的休日とする。



 出版物。


 新聞。基本的にはその国家もしくはそれに類似・関係する組織が製作、出版する。内容は国内の記事、国外の記事等製作側に委ねられる。


 娯楽用出版物。その地域の法に基づく範囲で製作できる物であるなら特別な規制はなく、それを出版する組織を作る事が出来る。ただし販売目的で有るのならば商工人を所属もしくは介してのみとする。



 娯楽文化。娯楽本を始め、演奏会、博覧会、競技会が存在する。また二大国であるデイキーユ王国とエフガニダ帝国には闘技場が設置され闘技会なるモノもある。これ以外にも個人的な規模の音楽の演奏、踊りの披露、絵の展示もある。



 生活文化。法霊石の発展共有化に基づき比較的に発達した。特に台所の火元、トイレの近代化に役立つ。台所では釜戸の火種、パン焼き器等。トイレに関しては都会では水の法霊石もしくは下水道処理による「洗浄」するが田舎では地の法霊石により「分解」し肥料へと変換する事が多い。



 大まかな歴史と宗教。



 世界に存在する主な宗教。


 マーナ教。セーケン皇国に唯一無二の宗教。「聖なる母樹」を唯一神と崇め奉る。人は皆等しく根であり突き詰めるれば一つの幹となる‥‥、という教えでエフガニダ帝国の内乱期に生まれる。


 クリスタリア教。古くからエフガニダ帝国内で多く信仰されている宗教。「神石」=法霊石と呼ばれる法力を宿した石を神と崇め奉る。ただしその宿した力により各派閥に別れ、その為宗教戦争の発端の原因となる。


 ニヤ教。古来よりカリード大陸にある民族の教えを国に制定した際に宗派として確立、モーハー共和国に生まれた新興宗教となる。神と崇め奉る存在はなく人の努力こそに神が宿ると教える。


 リューオ教。デイキーユ王国内で多く信仰されている宗教。「超獣」を神と崇め奉る。これにより獣司とそれを含む「竜騎士」は特別視される。なおデイキーユ国王下王族はこの宗派に属する。これは王国の建立期に理由がある。


 ナナロッカ教。ティオレール連合内島々で多く信仰されている宗教。「もう一つの世界」が存在していると教える。 が、今では島により根本が同じでも解釈の差は多少はある。





 この百年程は穏やかであるが過去には人同士の大戦の歴史もある。


 エフガニダ帝国はクリスタリア教を主とする国柄だったがこのクリスタリア教会事態が派生が多くその為頻繁に内乱が起こっていた。それを抑止することを目的として新たに大樹を神と崇め奉るマーナ教が生まれたと言われる。よって内乱が治まると皇帝治める「帝国」と教皇治める「皇国」に別れた。その為現在は様々な人々が流通を図るが宗教は相当な制限がかかる。また一時は外への侵略行為が実行されデイキーユ王国がティオレール連合他小国と連盟してそれに対抗したという。


 デイキーユ王国は初代王が統治するまで現在のカリード大陸北部と同じくその全域が「モンスタースポット」と呼ばれる危険地域だった。長い年月をかけて現状を作り上げた。今もその名残として「ターズ隔離管理保護区域」が存在する。また王都や都市部ではリューオ教会が広く浸透しているが他宗教にも寛大である為様々な教会がある。


 ティオレール連合はもともとナナロッカ教を中心とした一つの国だった。しかし大陸ではなく島々という関係上地域差が生じ、いつしかそれぞれが独自に発展発達した結果「連合」となった。特別に信仰心が強いわけでもなく、他宗教を受け入れるがそれが広まるかはまた別。


 モーハー共和国。カリード大陸の南部にある通称「カリードの玄関」と呼ばれる。その歴史は浅く帝国と連盟諸国の争いが落ち着いてから生まれた。その国民のほとんどが帝国、皇国、王国、連合、他諸国からの移民で構成されており現地民は半数ほど。




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