YUMI握手会
本社の人: 雑誌の合同企画、間も無く由美の登場です。
由美:ジャーン! あら、少ないわね、
真:こんなもんじゃないですか?
本社の人:どうぞー
由美:本日はありがとうごさいます。
真:変な喋り方
由美:うるさいわね、こういう売り方なの!文句は事務所に言って。
本社の人:では、これから、当雑誌をお買い上げ下さった皆様に感謝の意味を込めて、
ささやかながら専属モデルのYUMIの握手会を開催をさせていただきたいと思います。
由美:何人位居るの?
真:みたところ3.40人って所じゃないですかね?
由美:それじゃ、早く終わりそうね。
本社の人:ゲートオープン!では、こちらからお一人ずつ通ってくださいね。 では、始めます。
ファンA:がんばってくださいね、
ファンB:応援してます。
ファンC:一目ですごい新人だとわかりました。
由美:ありがとう。
真:もっと気の利いたこと言わなくていいんですか?
由美:何よ!じや、君が考えてよ。
真:ようこそ私の世界へ!みたいな。
由美:何そのセリフ。どこから持って来たの?
真:えーっと、愛想笑いしてればいいと思いますよ。
由美:事務所からはクールキャラを通せって言われてるの。
真:そうなんですかー。
由美:さーて、そろそろ終わりかなー。
本社の人:次入れますね。
由美:え?まだあるの?
本社の人:まだ居ますよー、でも、はけるまでそんなに時間かからないとおもいますよ。 割とうれてるんですよ、この辺りではね。
由美:あら、そう?ふぅ。でもちょっと疲れたわね。小休憩くらいもらえるわよね?
本社の人:もちろんです。それじゃ、ここで一旦休憩挟みますね。また、15分後に再開します。
由美:ほら、何してるの、エスコート!手出して!
真:はい!
由美:では、ちょっと休ませてね。ニコッ。
ファンA:キツイ性格かと思ったら、なんか普通ね。
ファンB: ちょっとがっかりかなー。
ファンC:ポスターと全然違うね。
真:なんか、もっときつめの性格の方がいいみたいな反応ですよ。どうします?
由美:マネージャーに聞くわ。電話!
真:かけたらいいんじゃないですか?
由美:電話!出して!
真:え、僕が? 早く!
店長:エスコートさん、頼むよ。
真:店長までー。
由美:5.4.3.2 (カウントダウン)
真:カウントゼロまでやってみようか?
由美:またチューするわよ!
真:はい!電話お待ちー!
由美:ちぇっ!早くかしてー えっと、マネージャーっと。
マネージャー:もしもし。 あらどうしたの?迷子にでもなった?
由美:そんなわけないでしょ?
マネージャー:あら、そう?えらいわねー、一人で行けたのね。
由美:当たり前じゃないの!それより、なんか私、えらくキツイ印象らしいけど、そういうイメージでいいの?
マネージャー:貴女は高飛車タイプなのよ、それでね、今そっちに向かってるところ。もうすぐ着くはずだから、現場で話しましょう。
由美:分かったわ。 そんじゃねー、チャオー。
近くにきてるからもうすぐ来るんだって。
そして、あのマネージャーが、とうとう、ここへ来る!