表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな彼の背中  作者: 宵賀
5章:竜巻
24/44

第24話:受験の下準備

 正月が明けると、学校は受験&卒業で猛烈に忙しくなった。

 どのクラスも教室の壁に「卒業まで残り○○日」という張り紙があり、あっさりとそれが飾られている。


「皐月山、ちょっと」


 とある昼休み。

 いつもの様に机で伏せっていると担任から声がかかった。

 目を擦り近くによってみると、前期選抜のことについてなんだかよく分からないが話された。


 実穂が受ける高校は、自己表現活動というものがあってそれを準備しなきゃいけない。

 当然、実穂は何もしていないに等しい。


「目の前だからね、いつも寝てるけど……」

「…はい」


 手に何か渡され、担任から解放される。廊下にチラリと目をやると、少し遠めに笠也が見えた。

 手招きをしていて何か呼んでいる様子……?

 実穂は紙を持ったまま、なんだと問いかける。


 笠也の近くには、これもまた同じ部活の奴、佐々(ささき) 大吾(だいご)も一緒だった。

 佐々木とはあまり面識ないが、関係ない。


「実穂、まだなんもやってないの?」

「うん、眠いから」


 紙を取られふんふんと、笠也がうなずきながら実穂の問題を見る。

 佐々木も何か見たそうにしていたが、さすがに面識はないに近いためか、そんなに見ようともしない。


「自己表現活動ね、がんばって」

「笠は?お料理のとこ」


 うん?と、笠也は眉を上げて見せたが、口からは少し残念な言葉が。


「爪えぐれちゃって……」


 左手の人差し指が白い包帯で巻かれている。

 これでは料理ができない。


「何で怪我したん?」

「事故ったの」


 どんな事故かと聞こうとしたが、実穂が口を開いた瞬間に予鈴のチャイムが鳴った。

 きっと、このチャイムがいつか聞こえなくなるんだろうなと、実穂は思った。





――で、自己表現活動は。


 未定のままで本当に大丈夫なのかという、悩み時期が実穂には来ていた。


――いや、ネタがないし。


 ベッドの上で転がりながら、まるで紙を太陽を見る視線で実穂は紙を見ていた。

 自己表現活動に当たっての説明会の日にちと、何をするのかという事を書く調査票みたいなもの。


「もぉ、めんどくさぁー」


 ぽいっと紙を枕元に滑り落ちらせ、しかし、それについて考える。

 今まで自分のことについて考えたことがない。

 地味に日記なんてつけてたりしているが、当てにもならないものだろう。


 自己表現……己を他人にどう伝えるのか。

 実穂にとっては難しい事なのかもしれない。

●自己表現活動…ありましたねぇw 懐かしいというか、つい最近のように思えます。あんなに……ではないのですが、実穂は前半ぐったりと過ごしていたので、後半はちゃんとしなきゃいけませんね。


●まぁ、ここにきていうのは何なんですけど、誤字脱字はお気にせずよう((

もし何かあれば感想のほうからお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ