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ワイウイ20、21について
アシュデルとイリヨナの再会と婚礼までを描いた2作。
20は序章的な扱いになってます。単純な恋愛モノという仕上がりかなぁと思ってます。
問題は21。わたしにしては長い話になってしまいましたね。出てくるキャラクターも多かったですし……。結婚式の参列者の服装を描きたかったのでこんなことに!
20に引き続き、アッシュの弟子の登場回でもありました。アシュデルはペオニサを完全には切れなくて、宝城十華の出版社があるところに工房を開いています。が、一番弟子のギンヨウがいる工房とあと1つだけ出版社がないんですね。なぜでしょうね?と、それは置いておいて、盤石だった風一家に綻びがそれとわかる形で見え始めましたね。
永遠の命を持つ精霊の世界にも、緩やかながら繁栄と衰退があります。危ういところを踏みとどまった風なレイシと、完全に踏み外してしまったインリー。作者の中でも困ったちゃんな2人でしたが、15代目風の王・リティルの栄華の綻びも、彼らからだったか。と思っております。
22から新章のスタートです。楽しんでいただけたなら幸いです!