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転生したら日本の総理大臣だった件  作者: 日本のスターリン
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2章 ヘッドハンティング

 せましはまず『コア』という政党を立ち上げた。

 せましの前世の国名がコア共和国であったのが由来である。

 せましはコアの党員を集める為に「日本のスターリン」というアカウント名でSNSを駆使した。

 名前の由来は元人格のネット小説でのハンドルネームからとったものである

 ツイッターとインスタグラムを中心に同胞を集めた。党費は0円だ。

 党費がないために、党員はある程度の人数が集まった。

 さらに優秀な党員を集めるために、ホストクラブやホステスクラブの人気ナンバー2をヘッドハンティングにかかった。

 ホストクラブやホステスクラブの人気上位は、饒舌で人心掌握力が高いと見込んでの事だった。

 ナンバー2を誘うのは、井の中でトップになれず埋もれている人物なら、引き抜きやすいと思ったからである。


「このままナンバー2のまま終っていいのか!?君には国会議員になれる素質がある!!国会議員になれれば、クラブのナンバー2のままで甘んじるより安定した生活・収入を得られる!国会議員になってお山のナンバー2から卒業しないか?国会議員になれば誰もが一目を置く存在になれる!このまま小さいクラブのナンバー2で終わって良いのか?お山のナンバー2で満足する人生なんか空虚じゃないか?国会議員になってみないか?君には才能がある!」


 こうしてせましは党員を集めていった。

 さらにせましはCMも作った。


「竹島を取り戻す!」


 せましはこう力強く訴えかけるCMを作った。元与党の自滅党のCMの「日本を取り戻す」のCMのパロディCMである。

 また、韓国に対して忖度外交な自滅党を皮肉ったCMでもあった。

 このCMは瞬く間にバズり、口コミでコア党の事が広まった。


 また、スパム缶のCMのように「コアコアコアコアコアコア」だけをひたすら連呼する5秒CMも作った。

 画面にもコアという文字の羅列が流れ、コアという小文字でコアという大文字の静止が映るだけである。

 そして最後の0.1秒に「竹島は日本の領土」「慰安婦はベトナム戦争でもあった事」「洋公主の起源は韓国」「報道しない自由」「反買弁」などと言う政治ワード羅列を表示した。

 この5秒CMも見事にバズった。

 コア党の知名度は瞬く間に上がって行った。

 さらに同様の派生CMとして、コアだけが歌詞の童謡の替え歌も作った。こちらもやはりバズった。


 せましはメディアのアポなし取材には「報道しない自由」としか答えなかった。

 しかし、それが報じられる事は無かった。

 いつも「コメントを頂けませんでした」と捏造されるのである。まさに報道しない自由である。

 「報道しない自由」というパワーワードを報道するのを避けているのである。

 コアはツイッターやインスタグラムで「取材には『報道しない自由』と答えたのに、その発言は一切報道されなった。これこそがまさに報道しない自由だ」と豪語した。

 これも大きな反響を呼んだ。SNSのフォロワー数はついに100万を越えた。


 こうした事でコアに対する知名度・支持はどんどん高くなっていった。

 また、せましは、キャッチャーな演説動画も欠かさなかった。

 演説動画の内容と全く同じ内容のツイートもし、演説内容を波及させていった。


「僕が総理大臣になったら1000年の大安をお約束致しましょう( ゜ぺ )国家というのは何千年にもわたって存続するものです。例え僕が死んでも、例えあなたやあなたの子どもが死んでも、国は存続するのです。今の政治家は10年後20年後と言う短い視点でしか未来を見通せていません。僕は1000年先2000年先という長い視点で未来を見通した政治を行います。目先の事ばかり考える政治から卒業しましょう。弊党が目指すのは数千年単位の未来の行く末です。保障しましょう。1000年の大安を」


 せましはスピーチ内容を自力で英語に翻訳し、海外にも向けた英字幕付きの演説動画も公開した。

 自力での翻訳に拘ったのは誤訳を防ぐためである。例えば、「首を切れ!」と言ったのを「Cut off neck!」と訳されるのと「Dismiss!」と訳されるのでは意味が全く変わってしまうからである。

 せましは翻訳サイトと電子辞書を使い日本語より簡潔になるように短い英文に正確に訳した。

 また、国内向けはアンドロイドのように淡々としゃべったが、海外向けは身振り手振りを交えて大げさに演説した。

 海外では日本とは違い、淡々とした演説より力強い演説の方が支持される国が多いと聞いたからである。


「経済ファースト(Economy first!)!弊党のヒエラルキーは経済ファーストです。経済最優先で日本経済を高度成長させます。日本を経済超大国にしましょう。強い経済は強い外交力も作ります。強い国とは軍事力ではなく経済力によって成されるものです。強い経済力こそ偉大な国を作るのです。経済ファーストで弊国を偉大な国にしましょう。経済ファースト・エコノミーファースト!経済が強くなれば国民の生活も豊かになります。経済ファーストで豊かで快適な国民生活を作りましょう」


 この「経済ファースト」という理念は革新派や保守派の両方から手堅い支持を集めた。

 革新派も保守派も豊かで快適な生活を送りたいのは一致する考えだからである。

 また、経済ファーストと言うワードは「○○(国名)ファースト」とは違い、自国最優先主義とは違い非愛国家・反愛国主義者にも理解されやすいものであった。

 「○○(国名)ファースト」とは違い海外向けにも反感を買いにくいワードでもある。

 こうして、せましは国内外に反発されにくいワードを決め台詞として頻繁に発言し、影響力を増していった。


 マスメディアもせましを取り上げ始めた。

 せましは特定メディアを除いた全てのマスメディアの取材を快く受け入れたが、アポなし取材は別だった。

 アポなし取材には全て「報道しない自由」と答えた。

 しかし、報道では「報道しない自由」というワードは隠蔽され、「回答を得る事ができませんでした」としか報道されなかった。

 せましはこれを捏造として糾弾した。


「本当は『報道しない自由』と回答した。それなのに回答を得られなかったと報道するのは立派な捏造だ。『報道しない自由』それこそが僕の回答だ。それなのに『報道しない自由』というマスメディアに都合の悪い発言を隠蔽しようとするのはまさに『報道しない自由』だ。『報道しない自由』は国民の知る権利の侵害だ!これこそがメディアクラシーそのものだ!( ゜ぺ )Don't asahi!(アサヒるな!)」


 これを受けマスメディアに対する反感が強まり、せましはより支持を集めていった。

 また、せましはマスメディアを批判する時は必ず「Don't asahi!(アサヒるな!)」という決め台詞を付け加えた。

 この「Don't asahi!(アサヒるな!)」というワードはマスメディアの腐敗を批判する象徴的言葉として多くの若者や子どもたちにまで流行った。

 マスメディアの取材や記者会見に対しても「経済ファースト」「Don't asahi!」という決め台詞を連発した。

 さらに、オリジナルの顔文字の「( ゜ぺ )」を語尾に付けてキャラクター性を出した。


「また『Don't asahi!(アサヒるな!)』という発言をカットされた( ゜ぺ )都合の悪い発言を隠蔽するのが日本のマスメディアだ。Don't asahi!(アサヒるな!)」


 マスメディアに都合の悪い決め台詞が隠蔽されればされるほど、決め台詞を頻発させて支持を拡大させていった。

 せましは、北海道新聞と朝日新聞の取材だけは拒否し、北海道新聞や朝日新聞関連の記者は記者会見に呼ばなかった。

 これに対し、朝日新聞を初めとした一部のマスメディアからバッシングされたが、せましはこう反論した。


「あなた達の代わりなんていくらでもいるんですよ。あなた達を通さなくても国民はいくらでも情報を得られます。あなた達のようなフェイクニュースのウソつき新聞を介さなくても国民にはいくらでも情報を得る別の手段があるのですよ。吉田証言のような嘘を言いふらす嘘つき新聞のあなた達が居なくても国民は全く困らないのです。代わりはいくらでもあるのですから。『吉田証言の悲劇を忘れるな』『マスメディアは社会正義という朝日神話は崩壊した』これを肝に銘じて頂きたい( ゜ぺ )」


 また、テレビ朝日の記者は取材も応じ、記者会見に呼ぶが、質問には必ずこう答えた。


「レイシストテレビには答えられません。テレビ朝日は、2011年1月27日に放送された「ワイド!スクランブル」でキソン・ヨン選手の日本人を差別する猿真似セレモニーを擁護・正当化しています。韓国が日本兵として侵略の加害者にされたのは事実であり、それは日本の責任ではあるが、だからと言って日本人への人種差別が擁護・正当化される事はありません。翌日の「ワイド!スクランブル」では、猿真似セレモニーの誤報について訂正・謝罪をしたが、飽くまで誤報について訂正・謝罪しただけであり、キソン・ヨンの人種差別行為を擁護・正当化した事実を国民に謝罪していません。よって、テレビ朝日は日本人差別を肯定するレイシストテレビです。そのようなレイシストテレビにはお答えできません」


 こう答える為に、あえてテレビ朝日の記者を呼んだのだ。

 テレビ朝日の記者にはなんと言われても、上記の台詞がメモされたカンペを棒読みして、レイシストテレビには答えられないと繰り返した。


「マスメディアは国民の代弁者ではない。ましてや国民の先導者でもない。マスメディアは、先導者ではなく、扇動者である( ゜ぺ )」


 こうしたマスメディア批判に対し、マスメディアは酷く反発し、連日のようにせましやコアをバッシングした。

 マスコミはせましを独裁者のようだとレッテルを貼った。

 せましはこれにもまた反論した。


「僕を独善者だというバッシングをする者が居るが、僕は独善人ではなく極善人である。僕は国民を支持者ではなく、指示者だと考えて居ます。議員は国民の指示を受ける部下に過ぎないのです( ゜ぺ )」


 せましはさらにマスコミのバッシングに反論した。


「特定のメディアを除外する事を『独裁的だ』と的外れな批判をするマスコミが居るが、テレビ局こそ都合の悪い発言をする人間を‘出禁’にしているじゃないか!自部たちに不都合な発言をする人物を出禁にするのは、立派な言論弾圧であり、独裁的だ!また、自社に都合の悪い広告を黒塗りにするという行為も立派な言論弾圧且つ国民の知る権利の侵害だ!マスコミこそメディアクラシーの独裁者だ!日本は記者こそメデァクラシーの独裁者だ!!!」


 せましは前世で学んだ語学を駆使し言葉遊びで印象深い言葉を駆使して論戦を繰り広げた。

 こうして着々とコアの支持者、もとい指示者を増やしていった。


「『脱原発』ではなく、『奪原発』です。日本から原発を奪おうというのが放射脳や買弁人ぼ真の狙いです。長い目で見れば火力依存回帰こそ危険なのに、放射脳・買弁人は火力依存回帰ありきの原発排除を打ち出しています。火力依存回帰の原発排除の動きは未来の子どもたちに負の遺産を残すだけです。原発を駆使して火力発電依存から卒業します。放射脳・買弁人の火力発電回帰利権に騙されてはなりません。放射脳・買弁人は『地球温暖化はウソだ』という自分たちに都合の良い情報だけを盲信しています。実際には『原発は危険だというのウソだ』というのが世界の真実です。そもそも火力依存で危険なのは地球温暖化だけではありません。化石燃料の燃焼によって生じる気体による大気汚染および酸性雨、それらによって齎される水質汚染や土壌汚染。火力発電と原子力発電のどちらが地球にやさしいのかは明白です( ゜ぺ )火力発電を原発に据え置くことは地球益なのです!」


 ベジタシの時は原発の知識など全くなかったが、元人格の著作文から原発について学び、原発の必要性・火力発電依存の危険性を説いた。

 また、せましは脱原発利権が巣食うマスコミの批判も欠かさなかった。


「マスメディアは原発停止でスポンサーとしての影響力が弱くなった電力会社の引き換えに、火力発電依存回帰でスポンサーとしての影響力が強くなったガス会社と石油会社による奪原発利権で荒稼ぎしている。今まさに奪原発利権の恩恵を最も受けているのがマスメディアだ。自分たちの利権さえ良ければ未来の地球なんてどうでもいいという目先の利益にとらわれた金の猛者だ。亡者ではなく猛者だ( ゜ぺ )自分たちさえ潤えば子どもたちの将来なんてどうでも良い・自分たちさえ潤えば日本の将来なんてどうでも良い。まさに我田引水、買弁人の発想だ。広告費という脱法賄賂により火力回帰利権・奪原発利権の都合の良いように情報統制している。まさに利権の権化。原発が危険だというのも火力発電が安全だというのもマスメディアの真っ赤な嘘だ!『嘘つきはマスメディアの始まり』『嘘つきは朝日新聞の始まり』」


 せましは、「経済ファースト」「Don't asahi!(アサヒるな!)」「朝日神話は崩壊した」「嘘つきは朝日新聞の始まり」「嘘つきはマスメディアの始まり」という言葉を格言として決め台詞の様に連呼した。また、「メディアクラシー」という概念も日本人に浸透させていった。

 こうして、同じ言葉を繰り返し使う事で言葉の意味や自分の印象を人々に強めていった。


 こうしたマスメディア批判に対し、 マスメディアは、報道の自由を軽視するものだとして酷くバッシングを行った。

 せましはそれにも反論を欠かさなかった。


「マスメディアを批判するだけでなぜ報道の自由を侵害する事になるのか。マスメディアの持論は自分たちの利益最優先だ。マスメディア批判を認めないというマスメディアの主張こそ表現の自由の侵害だ( ゜ぺ )マスメディアへの批判を弾圧しようという行為はメディアクラシーの権化だ!マスメディアは現代のソフィストだ!正理公道を無視し相手を言い負かす事だけに特化している!」


 また、メディアの選別に対するバッシングにも反論した。


「あなたたちの代わりなどいくらでもいる。信憑性や誠実性がないマスメディアから淘汰されていくのは当然です。朝日新聞は30年にも渡って誤報を流布し続けたのですから、30年にわたり誤報を訂正する広告・記事を出し続けるべきです。北海道新聞も吉田証言に関する全ての記事を誤報だと認めるべきです(※北海道新聞は朝日新聞ですら認めた誤報を誤報と認めていない)。そして北海道新聞も20年にわたって誤報を流布しつづけたのですから、20年にわたり誤報を訂正する広告・記事を出し続けるべきです( ゜ぺ )」


 こうしてアメリカの卜ランプ大統領よろしくメディアのバッシングには徹底抗戦した。この腐敗したメディアとの対決姿勢を前面に出す事でがメディアの腐敗や捏造に不満を持つ多くの国民から共感を呼んだ。

 さらにせましはタブーに切り込んだ発言も行った。


「河野談話は取り消すべきです。河野談話は韓国への忖度で出された談合。見直すのは当然です。韓国に忖度しても良い事なんて一つもない。政府は従韓姿勢を辞めるべきだ」


 せましは、歴代政権の媚韓姿勢・従韓姿勢を批判した。しかし、史料に忠実な歴史認識をタブー視するマスコミは持論を展開し、せましを歴史修正主義だと批判した。

 せましはそのような批判は勿論想定しており、強かに反論する。


「河野談話こそ史料に基づかない歴史修正だったのだ。河野談話によって歴史修正された朝日神話を史実に戻す。史料に基づいた真実を主張することの何処が歴史修正主義なのか。捏造された歴史を糺す事をタブー視する事こそが歴史修正主義そのものではないか!」


 せましは正論を展開した。それでもなおマスコミはせまし叩きを辞めなかった。しかし、せましは慰安婦問題について史料に基づいた史実を発信し続けた。


「河野談話は韓国への忖度で出されたもの。(史料を無視して)韓国側の言い分を一方的に鵜呑みにする代わりに、解決済みとして事を荒立てないようにしようというのが河野談話の本質。解決済みとするまでが河野談話。河野談話は韓国側に詫びの言葉を言う代わりに穏便に事を収めようと言うものだった。その日本の忖度の気持ちが韓国側のナショナリズムの高まりによって踏みにじられている。河野談話は韓国側に詫びの言葉を言う代わりに穏便に事を収めようと言うものだ。その日本側の思いやりが韓国側のナショナリズムの高まりによって踏みにじられている。ゆえに韓国に忖度しても無駄だったと言えます。よって韓国への忖度で出した河野談話は取り消されるべきです。歴史改竄だった吉田証言を発端とした河野談話も取り消すべきです( ゜ぺ )」


 せましは河野談話は韓国のナショナリズムへの忖度によって出されたものだと主張した。せましは、さらに慰安婦問題についてのタブーに切りかかった。


「そもそも慰安婦はベトナム戦争でもあった事。洋公主の起源は韓国。慰安婦問題で日本人だけをバッシングするのは人種差別だ。韓国では日本人への人種差別が平然とまかり通っている。その証拠がキソン・ヨン選手の日本人を差別する猿真似セレモニーだ。韓国の世論や韓国メディアはキソン・ヨン選手の日本人を差別する猿真似セレモニーを擁護した。韓国世論や韓国メディアはキソン・ヨン選手の人種差別を擁護したのだ。このような珍事が起こったのも韓国国内で日本人への人種差別意識が罷り取っているからだ」


 せましはベトナム戦争にも朝鮮戦争にも従軍慰安婦がいた事を啓蒙した。


「慰安婦はベトナム戦争でもあった事。洋公主の起源は韓国( ゜ぺ )」


 せましは、この言葉を繰り返し続けたが、一部のメディアを除き、この発言は報道しない自由によって封殺された。しかし、せましはそれでも史実を声高々に叫び続けた。

 一方、せましは、韓国に対し厳しい意見を言うがあまり、嫌韓やネトウヨのレッテルを貼られた。しかし、せましは別に韓国が嫌いな訳ではない。せましはただ慰安婦問題や竹島の領土問題について史実を述べているだけなのだ。


「史実を述べる事は嫌韓ではない。史実を発信する事はヘイトスピーチではない。僕は韓国が嫌いで韓国に意地悪を言っている訳ではない。僕はただ史実を述べているだけだ( ゜ぺ )」


 慰安婦問題について史実を主張する事をヘイトスピーチだとレッテルを貼る韓国メディアや日本の左翼系メディアにも反論した。


「史実を主張する事はヘイトスピーチではない。慰安婦が強制連行されていないのは史料に基づく史実だ。むしろ慰安婦問題で日本人のみをピンポイントにバッシングする事こそヘイトスピーチなのだ。慰安婦はベトナム戦争でもあった事。洋公主の起源は韓国。それにベトナム戦争には従韓慰安婦が居たともいわれている( ゜ぺ )」


 それでもなお、慰安婦問題で史実を主張する事をヘイトだと言い張る左翼系メディアをせましは糾弾した。


「慰安婦問題で史実を主張する事をバッシング・タブー視する左翼メディアの持論は恥の上塗りだ。吉田証言の誤報の罪を薄めたいがために、慰安婦問題で史実を主張する事を弾圧・封殺しようとしている。いくらマスコミに罵詈罵倒されようとも史実は覆せない。歴史は覆せない。慰安婦の強制連行はない。これはいくら罵詈罵倒されようとも覆しようのない史実だ。よって河野談話は見直すべきだ。史実は覆らない( ゜ぺ )」


 一方で差別的なヘイトスピーチは断罪した。


「史実を主張する事はヘイトスピーチでもレイシストでもない。ゆえに、僕はレイシストではない。差別は絶対に許されない事だ。差別的なヘイトスピーチをする者は参政権を剥奪すべくだ。レイシストが立候補できている時点でおかしい( ゜ぺ )」


 それでもなお、ネトウヨやヘイトのレッテルを貼るマスメディアには大反論した。


「虚偽のレッテルを貼り、史実を発信する表現の自由を奪う事こそ、国民の知る権利の侵害だ。『報道しない自由』は国民の知る権利を萎縮させるメディアクラシーだ!マスコミは国民の代弁者ではない!日本はメディア主権じゃない!メディアの声が国民の声ではない!日本はメディアの物ではない!日本はメディアのものじゃないのに、メディアに逆らう事が悪であるかのように印象操作するのは、自分たちへの批判を一切許さないというおためごかしだ!メディアに逆らう事は悪ではない!日本はメディア主権ではない!そこんの所をマスコミは勘違いしている!むしろ、マスコミと政治家が対決姿勢を示している方が健全な関係であるのに、マスコミが政治家を攻撃するのは良くて、なぜ政治家がマスコミを批判するのは駄目なのだ?!マスコミと政治家は対立関係である方が民主主義が健全である証拠だ。ならば、政治家がマスコミを批判する事は民主国家なら当然の事だろう( ゜ぺ )マスコミが一方的に政治家を批判するのはそんなのは民主主義じゃなくメディアクラシーだ!メディア主権だ!日本の主権をメディアから国民に取り戻す!」


この頃から、『(メディアの魔の手から国民に)主権を取り戻す!』というCMを流す様になった。

確かに、史実を重んじるせましに対し、この頃には指示者は保守派に偏りつつあった。しかし、せまし自体はネトウヨでも右翼でも決してなかった。せましは護憲派の平和主義者であり、右翼のような軍国主義者でない。せましは、ただ史実を主張しているだけだったのだ。

せましはメディアの保身主義や偏向報道を強く批判した。

一方で、せましは別ベクトルで物議を醸す発言もして注目を集めた。


「新元号を決めるなら僕なら『魑魅魍魎』にしたね。それに、もし僕が新元号を4月1日に発表するなら、午前中に嘘の元号を発表して、午後に本当の元号を発表するね。質が悪い?詐欺でもないのにエイプリールフールに騙されて怒る方が悪い( ゜ぺ )」


 せましは冗談か冗談でないか分からないような物議をかもす発言をSNSで発信した。より注目を集めるためである。

 その狙い通りにせましのつぶやきは指示者とアンチの両方から拡散された。さらに冗談か本気か呟きは続く。


「お札を新しくするなら、千円はスターリン・5千円はガンジー・1万円は工リザベス女王陛下にしよう。お札の肖像画が日本人である必要は無い。お札もグローバリズムなデザインにすべきだ。どうしても日本人も入れるなら、二千円札を豊臣秀吉にすれば良い( ゜ぺ )」


 冗談なのか本気なのか分からない発言は無責任だと非難される一方で、面白いアイディアだと笑いの種にする人たちにどんどん拡散された。

 さらには政治に関係ない与太話の問題提起もした。政治に感心がない層からも注目されるようにするためである。


「『トラとライオンはどちらが強いのか』、僕はトラだと思う。僕はライオンの方が好きだが強さはトラの方が上だと認めている。比較して見て見よう。まず体の大きさ(重さ)の時点では最大値はトラに軍配が上がる。足の速さではライオンに軍配が上がる。トラは最高時速が65kmに対し、ライオンは最高時速は80kmだ。しかし、足の速さは強さとはあまり関係がない。チーターよりもライオンの方が強いのは周知の通りだ。それにおそらくライオンの最高速度はスピードに特化した雌の記録を参考にしたものだ。ライオンはオスとメスの体格に大きく差があり、オスは重戦車型、メスはスポーツカー型なのだ。スピード特化のライオンのメスが速いのは当たり前で、重戦車型のオスはそこまでのスピードが出るとは思えない。ライオンのメスとトラのメスの戦いなら間違いなくトラが勝つと断言できる。ライオンのメスはチーター型であり、スピードが速くとも強さはあまりない。対してトラのメスはオスよりやや小さいだけでそこまで体の構造に差が無い。よってメス対決はトラに軍配が上がる。さて問題はオスのライオンとオスのトラの強さだ。ライオンのオスは重戦車のようで、足はオスのトラより遅いのではないかと思われる。ライオンのオスは戦闘特化であるからトラよりも優位に思えるかもしれないが、トラは適度な足の速さと適度な強靭さを両立しているのである。トラは強靭にして器用な身体能力の持ち主なのだ。ライオンは木登りが苦手(登れない訳ではない)だがトラは木登りも得意だ。その点でもトラの方がライオンよりも優れていると言える。また、トラは万能で泳ぎも得意だ。ライオンは(泳げない訳ではないが)滅多に泳がず、トラの様に泳いで獲物を狩る等と言う器用な芸当はできない。そうじて総合力が高いのがトラであると言える。 また、跳躍力もトラの方がライオンより優れている。トラには弱点がないのだ。よって、総合的に能力が高いオスのトラの方が重戦士なオスのライオンよりも強いと考えられる。インド象とアフリカ象ではアフリカ象の方が大きいとは言え、トラは大人の像を狩る事もある。しかし、ライオンが大人の像の狩りに成功する事は殆どない。それにライオンが像を狩るのは集団である。像の大きさに違いはあるが、タイマンで像を狩れるトラの方がやはり強いように思える( ゜ぺ )」


 このようにして政治とは全く関係がない、しかし、物議を醸しそうな話題を提供し続けた。


「『卵が先か、ニワトリが先か』、これは永遠のテーマである。しかし、このテーマに挑んだアニメがある。それが『一休さん』である。一休さんでは主人公の一休が将軍様に『ニワトリと卵のどっちが先か』という難問を付きつけられて、頭がおかしくなったのか、ニワトリの卵を温めて雛を孵そうとする。そんな無茶をする一休を見かねて将軍様が『ニワトリの卵から雛を孵せるのはニワトリだけだ』と卵を温める一休を止める。そこですかさず『そうです!ニワトリの卵を孵化させられるのはニワトリだけです!だからニワトリが卵より先なのです!』というニワトリが先だという結論を導き出した訳である。将軍様自らの口から『ニワトリの卵から雛を孵せるのはニワトリだけだ』と言わせる事で将軍様に反論を許さない賢い手法と言う訳だ。よってアニメ一休さんに則ると、『卵よりニワトリが先』という結論になる。では、視点を変えて今度は科学的に考察してみよう。ニワトリの祖先は『セキショクヤケイ』という鳥だと考えられている。このセキショクヤケイが産んだ卵から進化して生まれてきたのがニワトリだと考えると、『ニワトリより卵が先に生まれてきた』という結論にたどり着く。しかし、今度は『セキショクヤケイが先か、卵が先か』という疑問が沸いて振り出しに戻る。これもセキショクヤケイの祖先となる鳥Xが産んだ卵から孵ったのがセキショクヤケイであり、『卵はセキショクヤケイより先』と言えるが、では『鳥Xと卵はどっちが先か』という無限ループに陥ってしまう。ではニワトリの最初の祖先から考えてみよう。ニワトリの最初の祖先は細胞分裂か接合で子孫を残している。そして、それが次第に進化していき、いつしか卵を産んで子孫を残す形態に進化する。つまり、卵を産める親が卵より先に誕生するわけだ。よって、進化論で考えてもやはり『卵より親が先』、要するに元の祖先を辿れば『ニワトリ(になる生物)は卵より先』と言う事になる( ゜ぺ )」


 せましは物議を醸しだしそうな政治と無関係の話題を餌に多くの注目を集めた。せましはどんどん政治と関係ない話で論争を産み続けた。


「『最強のアニメ・漫画キャラは誰か』、アニメや漫画好きなら誰もが考える事だと思う。ルール無用の対戦とルールがある対戦の二つの前提条件で考えてみる。単刀直入に、ルールがある対決での最強候補はドラえもんだと考える。ドラえもんには『悪魔のパスポート』という如何なるルールも無視できる最強アイテムがある。だからどのようなルールを設けてもそれを破れるドラえもんが最強という事になる。では、ルール無用の対決だった場合はどうなるか。ドラゴンボールの全王さま?ラッキーマン?コジコジ?自分はそうは思いません!僕が最強格だと考えるキャラは2人いる。まず1人目の最強候補は、ちびまる子ちゃんのキートン山田だ。ナレーションなので『ラッキーマンは××○○でラッキーな敗北をした』とのように勝手にナレーションを入れればどんな対戦相手でもそれで勝てる。ナレーションはキャラじゃないだろってツッコミもあるかと思うが、なぜ他のアニメのナレーションではなく、ちびまる子ちゃんのナレーションを挙げたのかと言うと、ちびまる子ちゃんのナレーション・キートン山田はテレビスペシャルの特別出演で本人が登場しているのだ。だからキートン山田はちびまる子ちゃんの登場キャラであると言える。つまりキートン山田はナレーション且つアニメキャラとしても扱われていることが他のアニメのナレーションと違う所である。『全王は敗北した』『ラッキーマンは幸運な敗北をした』というナレーションを勝手につければ絶対に負ける事はない。そして、もう1人の最強候補は、アニメ釣りバカ日誌のハマちゃんである。なぜかと言うと、ハマちゃんはアニメキャラでありながら三次元の世界であるアバレンジャーに登場しているからである。つまり、ラッキーマンや全王とハマちゃんが戦う場合、ハマちゃんは三次元の世界に飛び出して、全王やラッキーマンが描かれている紙を破くだけで勝てるのである。ちなみに、ハマちゃんの息子の鯉太郎もアバレンジャーで実写の世界に登場しているが、鯉太郎はアバレンジャーに登場する怪人の力によりアニメから現実の世界に釣り上げられているに過ぎないのに対し、ハマちゃんは自力でアニメの世界からの実写の世界に飛び出してきている。そのためハマちゃんは自由に二次元と三次元の世界の間を行き来できる能力持ちと言う事になる。他作でアニメキャラが実写の世界に飛び出すと、そのキャラ自身も実写化されてしまう場合が多いが、ハマちゃんの場合は実写に飛び出してもアニメキャラのていを保っている。なので、ハマちゃんがリアル世界に飛び出せば、いかなる二次元キャラも破り捨てて勝てると言う結論になる。よって、『ルール有りならドラえもんが最強、ルール無しならナレーション且つアニメキャラのキートン山田か、実写の世界に飛び出せるハマちゃんが最強』というのが僕の結論である( ゜ぺ )」


 このように政治には関係ない話題で注目を集め、政治に関心がない層にもアピールする事に成功した。このような手法が功を相してせましのフォロワー数は1000万を超えた。

 また、せましは人気アニメの話題も積極的に呟いていた。特に人気アニメの絵師の描いたイラストは積極的にコメント付きでリツイートし、流行に便乗した。また、アニメ文化を尊重している発言も繰り返した。


「日本のアニメ・漫画は世界に誇るべき文化だ!僕が首相になったら、アニメの制作会社に補助金を出し、アニメスタッフの労働条件・賃金の改善を約束しましょう。アニメ・漫画の表現の自由を規制しようとする法律には断固反対します!日本はアニメ・漫画の表現の自由が充実しているからこそ、ここまで世界に人気のキャラを生み出せてきたのです。僕が首相になったらアニメ・漫画の表現の自由を規制しようとする法律は成立させない事をお約束致しましょう( ゜ぺ )」


 こうしてアニメオタク・漫画オタク及びアニメ関係者や出版関係者からの支援も取り付けた。

 さらにせましはグルメの話題も用いて、幅広い層からの注目を集めた。大人がお子様ランチを頼めるのか検証して回る「大人のお子様ランチ」というグルメレポートの動画や、イナゴやカエルやサソリやクマと言ったいわゆる「ゲテモノ」を食べて回る「食文化差別反対食レポ」というグルメレポート動画を上げた。


「タコでもかたつむりでもネズミでもクジラでもサメでもイナゴでもざざむしでもはちのこでもヘビでもカエルでもウサギでも犬でも馬でもクマでもアザラシでもえぞ鹿でもトドでもマンボウでもサソリでも、好き嫌いせずに何でも食べなければならない!タコだろうがかたつむりだろうがクジラだろうがサメだろうが犬だろうが虫だろうが蛇だろうがサソリだろうがカエルだろうがなんでも食べる!それを排除するのは特定の食文化を狙い撃ちにした文化差別だ!人間以外の動物は何でも食べる!それこそが食物連鎖の最上位に立つ人間に相応しい食の在り方だ( ゜ぺ )」


せましはゲテモノの食べ物を紹介するのと同時に、食文化差別にも言及した。また、反捕鯨という日本人へのヘイトスピ―チにも反論した。


「反捕鯨運動はジャパン・バッシングの一環だ。反捕鯨は特定の食文化を狙い撃ちにした文化差別だ。その証拠に、オーストラリアの自称反捕鯨家は『Save a Whale,Harpoon a Jap』(日本人に銛を打ち込め)というスローガンを掲げている。クジラに銛を打ち込むのは駄目で、日本人に銛を打ち込むのは良いのか。日本人へのヘイトスピーチである事は明らかだ。オーストラリアは捕鯨の代わりに人殺しを肯定する殺人国家だ。Australia is killing Japanese people!!オーストラリアでは、Blue Tongueというビール会社が鯨料理を注文した日本人に銛が飛んで来て刺さって死ぬという内容の人種差別CMを流している。クジラに銛を刺すのは駄目で日本人に銛を刺すのはいいのか。明らかに非人道的なCMであり、反捕鯨を非人道的であると主張しているのは単なる方便だ。本当に人道的な理由で捕鯨に反対しているならばこのような非人道的なCMは流せない。日本人の命よりクジラの命を重く見ているのがオーストラリアだ。このような差別的なCMを平然と流せるのはオーストラリアは日本人を人間の命だと思っていない差別国家だからだ。Australia is a country of discrimination!!オーストラリは差別の自由がある国だ!!Australia is a country with freedom of discrimination!!『Save a Whale,Harpoon a Jap』~オーストラリア人はクジラではなく人に銛を刺す!~Australia sticks a harpoon into a person!!」


 反捕鯨で日本人を差別するオーストラリアを強く非難した。


「なぜ『黒人の命は大切だ!』というのに『日本人の命は大切だ』と言わないのか!?日本人が差別されている現実をマスコミは報道しない自由で報道しない!だから日本人差別の猿真似セレモニー擁護するようなテレビ朝日までいるんだ!」


 また、せましは過激な発言もさることながら、エンタメで注目を集めるような動画も作る事で、イメージアップを図った。手品ショップから買いあさった手品グッズを使い手品を実演する動画もいくつもアップした。プロのマジシャンに劣る動画であるため再生数はイマイチだったが、エンタメ動画も撮ることで若者にも親近感を持って貰う事には成功した。

 さらにはボランティアのゴミ拾いの写真をアップした呟きもし、イメーアップを図った。せましは道端にゴミを捨てる人が許せなかったので、町からゴミを大掃除できて、イメージアップにも繋がり一石二鳥なのだ。


「僕は総理大臣ではなく、掃除大臣です」


 こうした砕けたジョークも欠かさなかった。

 さらに、せましの話は超能力者の話題にまで及んだ。


「超能力は実際にあるのかもしれない。優秀な人類が優秀な特殊能力を持っていても何も不思議な事はない。超能力は人類だけが使える魔法の力なのだろう」


 はたまた、せましの話は幽霊にも及んだ。


「幽霊が存在するなら、死者の記憶はどこに保存されているのだろうか。死者には当然脳は無いし 。そもそも言葉や映像を伝えるならエネルギーが必要なはずだがそのエネルギーはどこから産み出しているのだろうか。死者には口も消化器官もないから 、霊がどこからエネルギーを産み出しているのか不明なんだよな」


 せましはオカルトチックな話をさらに深堀した。


「そもそも 慣性の法則で止まっている物は止まり続けようとする。止まっている物体はエネルギーを加えないと動かないと言うのが慣性の法則だ。幽霊(ポルターガイスト)は止まっている物体を動かすためのエネルギーをどうやって産み出しているのか?エネルギーを得る肉体もないのにどうやって物を動かしているのか。それが解明されれば永久機関を作れるかもな」


 せましの幽霊話はさらに飛躍した。


「幽霊が実在しているとするならそれは不老不死に近い状態なんじゃないだろうか。しかし幽霊にも寿命が存在するとも言われている。だが、幽霊が科学的に解明されれば肉体が滅んでも記憶やエネルギーを維持し続ける不老不死に近い状態を作り出せるような技術を確立させられるのではないだろうか」


せましのオカルトチックな言動はエスカレートし、遂には宇宙人についても言及した。


「宇宙人は実在するのか?答えはイエスであろう。しかし、この地球上に限った話では宇宙人は存在しないと断言できる。なぜなら、人類より優れた知的生命体なんて居るわけがないからだ。人類こそが宇宙一進んだ文明を持つ生命体なのだ。その人類は他の知的生命体が住む星はおろか太陽系の外にすら到達していない。そんな中で、地球まで来られるだけの化学力がある知的生命体が存在する訳がない。宇宙人は宇宙の星々のどこかにいる可能性はあるが、地球まで来ることは到底不可能だ。なぜなら人類にそれができないからだ」


 せましは宇宙人についての持論を展開した。人類より優れた生命体が居るはずがない。せましは究極のヒューマニストなのだ。


「UFOは宇宙船ではなく、ひょっとしたら未来人が発明したタイムマシンかも知れない。偉大なる我々の子孫が、タイムマシンを発明し過去を見物している可能性が高い、定かではないが、UFOは宇宙人の乗り物では決してないではない」


 せましはヒューマニズムもSNSで大々的に発信した。


 「人間こそが最も賢く、最も偉大であり、最も強く、最も信心深く、最も敬虔であり、最も神に近く、最も尊く、最も人道的であり、最も進化した、最も素晴らしい生命体なのだ。ヒューマニズムこそが最も世界に平和をもたらす概念である。ヒューマニストなら人種差別もする事はない。人間こそが弱肉強食の食物連鎖の最上位に立つ神にも近しい存在なのだ。差別が生まれるのは人間の尊さを分かっていないからだ。人間の尊さを理解したヒューマニズムを持ってすれば差別が生まれる事は決してない。人間以外の生物に人権はない。ゴリラにもチンパンジーにもオラウータンにもクジラにも人権はないのだ。人間だけが持てるものそれが人権だ。この世で人権と文明を築けたのは偉大な人間だけである( ゜ぺ )」


 せましはさらにヒューマニズムを啓蒙した。ヒューマニズムを徹底すれば人種差別は生まれない。至極当然の事だ。


「ヒューマンファーストという考えが浸透すれば世界から差別はなくなります!」


 こうして、せましは過激な発言や他愛もない物議を繰り返す事で指示者を獲得していった。


「UFOを観測したら直ちに撃ち落とす事を許可する。僕が首相になった場合、UFOを目撃したら即撃墜させる!UFOを撃墜させればUFOの正体を解き明かせる。僕が首相になったら航空自衛隊へのUFO撃墜指令を命ずる!」


                   次回「共産主義者」

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