転移の目的
スキル、魔法、キャラ(能力、名前、容姿等なんでも可)募集してます。
「今、なんて…」
「だから、転移したんだろ?この世界に。」
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CN:照前 五十鈴
性別:女
種族:異世界人
称号:≪勇者≫≪転移者≫≪神の遣い≫
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俺の言葉を聞いて口をパクパクさせて…話し始める。
「どうしてわかって…」
「んー、そうだな…転移者ってステータスに書いてある。って言えばわかるか?」
「ステータスうわっ!」
ステータスって言ったときにウィンドウが開いたんだろう。空中を凝視している。
「【勇者の術】?【超級魔法】?これって…」
「スキルはあんまり他人に教えない方がいい。いろいろ面倒になるだけだ。」
「えっ、声に出てました?」
「ああ、といっても俺は気にしないけどな。」
「見たから知ってますもんね…」
知ってないけどな。
その後もいろいろ会話をしながら街へと歩いて行った。
途中は俺がかけた"虫よけスプレー"で戦闘無しで街に着くことができた。
「ほら、ここが王都…って言っても、まだ壁の外だけどな。」
「外壁…高くないですか!?何百mあるんですか!?」
「さあ?虫が飛べない高さまであるらしいけどな。」
「お前たちは冒険者…にしては恰好が貴族のような…何者だ?」
門番がこちらを警戒しているのが伺える、が俺としても先ほどメールが届いたのでさっさと城へ行きたい。
というわけで。
「ここの姫さんの知り合いだ。城に連絡してくれれば証明できる。」
「お前のようなものが姫様と知り合いだと?冗談もたいがいにしておけ。」
あーこの門番だめだ。門番成り立てだ。
「んー、でも他に王都に知り合いなんて…「お、やっと来たか」
「か、カリヅラ公爵!?」
と、門番の後ろから仮面を付けた男g…え?
「なんでてめえが…ぺるふがっ!」
「ここじゃカリヅラ公爵、もしくはカリヅラと呼べ。いいな?」
「っち、わかった。」
唯一神、と言いかけたが俺の口を塞いでそれを制して、うまく話を合わせるようにしてきた。
たぶんさっきのことも、この少女のことも知っているんだろう。
「まあ、こいつらは我の知り合いだ。いいな?」
「は、はい!」
…
……
………
カリヅラ公爵家━…
「さて唯一神?色々聞きたいことがあるんだが?」
「まあ待て、今お菓子を取ってくる。はい取ってきたぞ。」
「空間魔法で手だけ入れて取るんじゃねえよ…」
「えっと、ムスカリ…さん、この方は?」
「神だ。」
「ええ!?」
「ほら、俺のお手製マカロンだ。」
「神様なのに女子力高い!?」
「んー、俺もここまでのは作れねえな…」
「それでもムスカリさんは作れるんですね…ではなく!」
「どうしたてr…五十鈴」
「はうっ…あ、そうです!神様なんですよね?」
「ああ。神の中でも一番上だが。」
「では、私って…元の世界に帰れますか…?」
「出来るぞ」
「「えっ」」
「どうした2人とも…ほら紅茶」
「そういうのは一緒に…っていうか、戻せるならなんで呼んだんだ?」
「俺は呼んでないぞ?何言ってんだこいつ。」
「じゃあこの≪神の使い≫ってのは?」
「は?…は!?なんだこれ!」
「え、えっと、なんであの神様あんなに驚いてるんですか?」
「たぶん別の奴が勝手に送ったんじゃないかな…と思うが」
「はぁぁぁ~…ふざけるな…」
「どうしたんだ?またあの2人がやったのか?」
「ああ、アスクとラズ?あいつらならまだ良かったんだが…いや、良くは無いな。」
「じゃあ一体誰が?」
「そいつ…五十鈴だっけ?のいた世界の管理者が送ってきたんだよ、2人セットでな。」
「2人?」
「人数なんてどうでもいい。問題は目的だよ…」
「えっと、私を送ったのが元の世界の神様で、目的が…?」
「目的がなんなんだよ、唯一神?」
「この世界の"侵略"だってよ」
五十鈴「ところで神様ってどれくらいお菓子作れるんですか?」
persona「大体全部」
五十鈴「ええ!?」
α「俺はまだ作れないものが幾つかあるけど、大体できるぞ」
五十鈴「嘘、私の女子力、低すぎ…?」
※2人がおかしいだけです