何かあったらとりあえず悪いのは唯一神
しばらく間が空いてしまい申し訳ありません。
現在もう一つの小説を新規に執筆していることとリアルが忙しいことにより大幅に遅れてしまいました。
今後はもっと早く…執筆…でき…るといいなぁ(希望的観測)
スキル、魔法、キャラ(能力、名前、容姿等なんでも可)募集してます。
軽い気持ちで書いていただければどこかの流れで出す…と思います。
ネリネがリリィだった、それは理解した。
そもそもテイムモンスターを管理するスキル【箱庭】を確認しなかった俺のミスでもある。だが…
「リリィ…見た目も雰囲気も違いすぎないか?」
「...当然...転生...したから...」
リリィの見た目は金髪碧眼、蝙蝠の羽があり、20代前半…といったところだった。
吸血姫もとい吸血鬼なので年齢は知らないが、俺の知る15歳のネリネとは大きく違っている。
「お兄ちゃん、アレはもうネリネちゃんでもリリィさんでもないよ」
「…?どういうことだ?」
「..."私"は..."ネリネ"と..."リリィ"...が...混ざった...姿」
「んー、じゃあネリネとリリィは別の人格?意識?なのか?」
「...そう...」
「だが、それだったら"ネリネ"は…ただの村人なのか?」
「...ううん...もと...から..."吸血姫"」
「ネリネが吸血姫?吸血姫って何体もいるのか?」
「...それ...は...」
「女性の吸血鬼が生まれるとき、ごくまれに変異するのが吸血姫なんだよ、お兄ちゃん。」
「...なんで...知って...」
「それは私のスキル【望知掌握】のおかげだよ。これってすごいんだよ?知りたいことなんでも教えてくれるの。」
知りたいことをなんでも…か。
なんでそんなスキルをβが?
「それはねお兄ちゃん。」
!?そうか、俺の考えていることもわかるのか…!
「私が転生するときに"お願い"したんだ。」
「…貰ったって、唯一神にか?」
「違うよ?」
「...私...も...別...の神...に...スキル...貰った」
こいつらがスキルを貰ったのが唯一神じゃない…?
じゃあ一体誰に?
そもそもじゃあ誰が転生させたんだ?
「私は、"アイティオピア"さんに貰ったよ?」
「...私...は...双子...の...女の...子?」
「たぶんどっちもこの世界の神だな。…じゃあなんで唯一神のこと知ってたんだ?」
「最初に会ったのがあの人で、すぐにアイティオピアさんに交代したんだ。」
「...私...も...」
なるほどな…じゃあやっぱり唯一神に聞いた方が早いかな。
「それよりも、お兄ちゃんにお願いがあるんだ。」
「どうした?出来ることならいいけど。」
「えっと…ネリネちゃんを"消していい"?」
「前言撤回すぐにやめなさい。」
「なんでー?お兄ちゃんに"魅了"掛けたんだよ?死ぬべきでしょ?」
「...むしろ...あな...たが...死ん...で?」
「ちょ、お前ら?なんでそんなに喧嘩腰なんだ?」
「そんなの━━
「どうしたべー…うわっ━━
「ムスカリッ...━━
唐突に俺達を白い光が包み、3人は意識を失った。
そして。
「説明しようではないか。」
そこにいたのは。
「唯一神ッ!!」
無駄に尊大な態度の唯一神だった。
【箱庭】
箱…箱?
様々な用途のある隔離空間を保持する
習得条件:ゴミ拾いクエスト50回達成
空間魔法使用可能
テイマー習得
運