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3/5

捨て

ごめんなさい5ヶ月も放置していて申し訳ありませんでした、

これからはできるだけ早く更新していきます、誠に申し訳ありませんでした


視点(???)


その町の一角で小さなそして強い命が生まれた

その少年は少し違和感を感じた生まれたばかりのようなのだが

あまりに静かで落ち着いているように見えた、

まるで迷惑をかけまいとしているように、

私には少し変だなと、思う程度だったが

そしてその少年は異常だったあまりに成長が早すぎた、

生まれてすぐに言葉に良く反応する程度ならまだ神の祝福で許されたが、

それだけに留まらなかった少年は一月もしない内にほとんど言葉を理解したような行動を見せ始めた、ここまで来ると最早神の祝福ですまされなかった……

ある青年が言ったあの子供は悪魔に愛されているのではないかと

そうでなくてはあんなに早く成長できる訳がないと、

そしてあまりの才覚は人に恐怖を与える、

そしてそんな噂がたってからはさほど時間はかからない、

恐怖に感じたものたちがあれは殺さなくてはと言い出した、

最初は反対意見が多かったがじきに皆反対しなくなった、

最後まで子を守ろうと必死だった両親でさえどうしようもないほどに、

そうして判断は無情に下された、


視点(少年)


暗い、暗い世界にただ一人でもそこはなぜか暖かかった、

そうして突然それが痛みに変わる相変わらず回りは暗いが、

さっきまで感じられた暖かみは感じられず変わりに寒さに襲われた……………

(どうやら俺は新しく生まれたらしい多分真っ暗なのは俺が赤子で目が見えないからだろうそしてこの甲高い声が俺の声と言うわけだね(うぅむ恥ずかしいな)だから説明口調にしておこう自分に対しての………寂しい奴め)


15日ほどたったと思うがもう目は見えるようになったし両親らしい二人の言葉はある程度何故か理解できたそれに反応していたら何やら神に祝福された子だと崇められた……なにこれ怖い

暫くしてその崇めたような目は嫌悪の目に変わった

声が聞こえるささやく声であれは悪魔の子なのでは、と

何となく事情は判った確かにこのスピードで成長する赤子は

不気味か、理不尽だでも両親は俺に優しく接してくれる

それが何より嬉しかった只、嬉しかった


2ヶ月たった頃

どうやら俺は殺されるもしくは捨てられるらしい

両親が泣いている……今回はこんな形で捨てられるらしい

せめてもの慈悲と親の手で捨てていいとか言ってるバカがいる、

ぶん殴ってやりたいがこの体じゃ出来ない……あぁ死ぬのかな俺

母さんが俺を抱くどうやら別れの時間らしい……

捨てられた場所は教会?の前だった母さんが泣きながら謝っている、悔しいし悲しいが母さんは悪くないから、

俺は笑いかける、泣きながら笑いかける………………




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