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ぐるぐるにゃー!

掲載日:2025/12/13

銀色に輝く雪の朝。


「ネコって、毎日なにしてるんだろう?」


ぼくは、近所のクロネコのあとをこっそりつけてみた。


ネコは庭で、しっぽをぐるぐる追いかける。

「……何しているんだろう」

ぼくもぐるぐる回って、目がまわって――ドサッ!雪にダイブ。


塀の上で堂々と歩いていると思ったら、急にくるっと逆戻り。

「えっ?なんで戻っちゃうの?」

ぼくはあわててついていって――ズルッ!足をすべらせた。


公園では、落ち葉の山にぐるぐるダイブ!

ぼくがのぞきこむと、ネコが落ち葉をぶわっと飛ばしてきた。

へっくしょん! ぼくはくしゃみが止まらない。

「ネコは遊んでいるのかな?」


川辺では、氷の上をぴょんぴょん。

ぼくもまねして――すべっておしりをドン!

ネコはふりかえって「にゃー!」

まるで笑ってるみたいだった。


庭、公園、川――

「これって……もしかして、パトロール?」


夕暮れ、雪が街灯に照らされて、きらきら舞う。


ぼくは、ぜえぜえ息を切らしながら見上げた。

屋根の上には、町を見つめるネコ。


「ネコって、気まぐれで遊んでるだけに見えるけど…… ほんとは町のパトロールしてるのかも! すっごく忙しいのかも!」


そう思ったそのとき――

ネコは大あくび。


それから、のそのそ立ち上がって、しっぽをぐるぐる追いかけはじめた。

くるくる、くるくる、屋根の上でひとり遊び。

そして、くるっと丸まって、すやすや。


――やっぱり、気まぐれだった!


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