いざシチリア島へ!
11月30日モスクワ
アルとロキはモククワで最後の訓練をしていた
アルは全身から出血していてロキは全身を氷で守っており怪我はしていない
「はあはあ、ちょっと油断したな、でも
ブラックホール 壊滅の覇道」
アルがそう唱えると氷を全身に絡っていたロキの氷は全て吸われた
「は?」
ロキは何がなんだかわかって居ないようだ
「ははは!ここからが俺の集大成だ」
アルは笑っている
「アイス コーティング」
ロキは必死に全身を防御している
「かーらーのー暗黒神の囁きデス スター」
アルがそう笑いながら唱えると
おそまじい力を秘めたアルの一撃は音速でロキを襲った
「あーーー死んだ」
ロキの体はバラバラに刻まれ、纏っていた氷は跡形もない
「やば、、、やりすぎた」
アルは急いでパーフェクトルームの治癒能力をを最大にした
すると少しずつロキの体は戻って行った
「はあはあはあはあはあはあはあはあはあは」
ロキは絶望の顔をしていた
「もう2度とあの技はやらないでください再生されていく時の気分災厄です」
ロキはそう言うと走り去って行った
「ロキの氷も結構強くなってると思うけどね」
アルは再生していく自分の体を見ながらそう思った
「はあはあはあーー」
ロキはトイレで顔を洗っていた
「それにしても、あのパーフェクトルーム、、原理がいまだに謎なのが引っかかる。俺たちは普通に使っているけど、、、まあいいか」
ロキはパーフェクトルームの事を少し考えていたら
11月30日 夜9時
モスクワ第一飛行場
アルとロキは荷物を持って飛行機に向かっていた
「眠そうだなロキ」
アルはロキに聞いた
「今日の疲れが出てきてしまってね」
ロキは微笑みながら言った
「それならいいよ、あとパーフェクトルームに疑問を持っているのはお前だけではない」
アルは一瞬真面目な声で言った
「え?」
ロキは衝撃な一言に立ち止まってしまった
「アル様も感じてたんだ」
ロキは立ち止まって考えている
「ロキ!何してる早く乗れー置いてくぞー!一般機の椅子は硬いし狭いぞ」
アルはもうニコニコしていた
「すみませんすぐ行きます!(一般機のだけはヤダ!)」
ロキは貴族慣れしてしまったようだ
「シートベルト閉めろよ」
アルはロキの腰あたりを指した
「ああはい!」
ロキはシートベルトをしっかり閉めた
「あのアル様さっきの話、、、」
ロキはアルに聞こうとした
「帰ってから話す、今は軍事演習が大切だ」
アルは話を逸らした
「アル様シチリア島までは11時間ほどかかる予定です」
護衛兵のルクレールがジュースを持ってきた
「ああ、ありがとう」
アルは置かれたジュースを飲んだ
「うまいな、これなんのジュースなんだ?」
アルは不思議そうに置かれたボトルを見た
「えーーーか た つ む り、、、、、、」
アルの顔は青ざめていく
「アル様のためにエスカルゴジュースをご用意しましたがどうですか?」
ルクレールが満面の笑みで言ったどうやら悪気はなさそうだ
「何やってるんだよ!アル様は虫が苦手なんだ!」
ロキがブチギレた
「え、、、ロキ大佐が言ったんですよ、アル様は虫が好みって」
ルクレールは衝撃的な事を言った
「ローーーーキーーーどう言う事だ!?」
アルの顔はメキメキしている
「まさか、あの時か」
ロキは3日ほど前のことを思い出した
「中華帝国から取り寄せたモチモチ餃子ーーアル様にバレる前に食べちゃお」
ロキは自室で餃子を食べ出した
「モチモチーー最高」
ロキはウキウキだ
「失礼します。ロキ大佐」
ルクレールはロキの部屋に入ってきた
「モッチモッチ餃子ーーー」
ロキは餃子を食べ続けていた
「ロキ大佐、アル様の好きな食べ物はなんでしょうか?」
ルクレールは聞いた
「モッチモッチ餃子ーーモッチモッチ」
ロキは餃子に夢中だ
「あのー?大佐?」
ルクレールは困っている
「モッチモッ、ああごめん、アル様は確かー虫料理だから」
ロキは餃子に戻ってしまった
「虫、、、、まあいいか!ありがとうございます」
ルクレールは出て行った
「にしてもアル様の苦手なものを先に聞いてくるとはできた近衛兵だな」
アルは餃子に夢中で肝心な事を聞き逃していた
現在
「あ、、、、、まずいあの時好きな物を聞いていたんだ、」
ロキは絶望している
「ロキ、、、」
アルの顔は悍ましくなった
「申し訳ございま、、、、グッフォ」
ロキはアルに吹き飛ばされ飛行機の扉を強制的に開けてしまった
「アルーーーー様ーーーーー」
ロキは外に吹き飛んでいった
「えーーーーーーロキ大佐ーーー」
凄まじい風圧で飛行機内は混乱してしまった
「あーーーーーーまずいアル様を怒らせた死ぬ、、、」
ロキは地面めがけて落下していた
「ルクレール扉を閉めろ」
アルはルクレールに扉を閉めるようにいった
「しかし!ロキ大佐が」
ルクレールはロキを心配している
「もう一度言う閉めろ」
アルはルクレールを睨んだ
「は、、はい」
ルクレールはスイッチを押し扉がしまった
「まずい、このままだと落下死する」
ロキは死の準備ができた
「気休めにアイスコーティ、、、」
ロキは詠唱中に飛行機に瞬間移動した
「ブラックホール」
アルの魔法でロキを召喚したようだ
「ング」
ロキは詠唱を完了させてしまった
「冷た!」
アルの目の前に凍結したロキが出てきた
「すみませんでした」
ロキは色々謝った
「やっぱりもう一度落とそうか」
アルはニコニコしている
「どうかお許しを、、」
ロキは凍結してるから抵抗できない
11時間後 シチリア島上空
ロキとアルは寝ていた
「アル様、ロキ大佐ー起きてくださいー」
ルクレールが2人を起こしたが2人は眠そうだ
「アル様ーー久しぶりのシチリア島ですよー」
ロキは朝に強いので朝に弱いアルを起こしている
「眠い、代わりに開会式出席して」
アルは布団に包まってしまった
「ダメだこりゃ」
ロキは呆れている
「さてと レベッカが飛んでますよ!」
ロキはレベッカの名前を出した
「どこ!!!!!!」
アルは一瞬で窓の外をみた
「おはようございます。まもなく着陸なので準備してください」
ロキは水を飲みながら言った
「はいはい!」
アルはレベッカの事になると慌てるやはりレベッカの事が好きなのは確実だ
飛行機は美しい地中海を通ってシチリア島に着陸した
「おはようございます アル王子」
飛行機を降りたアルを真っ先にで迎えたのはストラダーネだった
「おはようございますストラダーネ妃お元気そうです何よりです」
アルは笑顔のストラダーネに挨拶をした。数ヶ月ぶりに会うストラダーネにどこか懐かしさを感じているようだ
「スピーチ楽しみにしていますからね、あちらでホープが待っていますので行ってください」
ストラダーネはアルに会えると楽しみにしていたホープの顔を想像していた
なんせホープは数ヶ月ぶりにアル達と会うのだから、楽しみに違いないだろう
ロキとアルはホープに会うために飛行場から合同演習総本部に向かった
「人が多いですね」
ロキは想像以上に人がいる事に少し驚いている。そりゃマリンとストームの合同演習となれば人が多いのは当たり前だ
「アル様ーーロキ様ーーー久しぶりでーす」
奥から聞き覚えのある声で誰かが走ってきた
「ホープ!!」
突然ホープが走ってきたのでアルはびっくりしたようだ
「ホープーーー」
アルはホープめがけて走って行った
「アル!みっけ!」
突然レベッカが横からアルに飛びついた
「グハ、、、、、」
アルはレベッカにぶつかって吹き飛んだ
「アル、、、様、、」
ホープは流石の光景に絶叫している。いきなりレベッカが出てきてアルとの感動の再会を邪魔されて驚くには普通だ
「ロキくんも久しぶり」
レベッカは相変わらずのテンションでアルに馬乗りになっている
「レベッカ、、アル様が死ぬからどいてあげな」
ロキはレベッカの行動に引き気味だ
「ごめんごめん久しぶりに会えたからつい、、」
レベッカは平謝りでアルから退いた。まあ最愛の人に会えたのだからこのぐらいの反応は平常と言っても良いのだろう
「レベッカせっかく会えたのだからもっと攻めていいんだよ」
レベッカをニコニコ見ながら第九部隊隊長のリズが鎧を纏って歩いてきた
「リズさん、、、、」
アルは急にリズが来たから驚いている。つまりアルはリズのことを知っているようだ
「久しぶりだなアル王子、相変わらずの様で何よりだ」
リズのアルに対する言葉遣いから昔からの親しい仲のようだ
「レベッカ、アルを連れて開会式までの間久しぶりに3人で話そう」
リズは地面に着いているアルを立たせ連れて行ってしまった
「え、、あ。」
空気になってしまったホープはなんとも言えない顔をしていた
「ゴホン!御三方皇族に対して失礼ですよ」
ロキは3人を見ながら言った。どうやらホープを無視した事にイラだっている
「皇族って?アルにはいつも通りだけどーロキくんどうしたの?」
どうやらレベッカはアルに夢中で気づいていないようだ
「こちらに居られるのはマリン神聖国第三王女 ホープ様ですよ」
ロキがホープを指しながら言うとレベッカはようやく気づいたようだ
「ホープ、、、、、、、、、」
リズは絶望的な顔をした




