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迫り来る異変

訓練から2日後アルは自室で仕事をしていた

「あーーーカイロに行ってる間に書類が溜まってて全然ゆっくりできないー」

アルはここ2日寝る間を惜しんで書類の処理をしていた

「いちいち目を通してサインしなきゃいけないから全然終わらんし、特殊部隊は魔法を使うからその分の書類も多いしーーロキー手伝ってー」

アルは死にそうだ

「それにしてもまさかオスマン側から和睦を要請してくるとはなー」

アルは昨日のことを思い出していた

前日

アルは王室で手紙を読んでいた

「拝見ストーム帝国の皆様この度は我らの基地を爆破された事についてご連絡させて頂きます。早速ですがこの度の件ですがストームの皆様が他の国にこの事件と我らが研究していた薬品のことを秘密になさってくれるなら、我々は何も要求しませんし国境に配置している全軍の撤退を約束します。よって、今回は互いに何もなかった事と致しましょう」

オスマンからの手紙にはそう書かれていた

「オスマン側から和睦要請なんて絶対裏があるに決まってます」

アルは考え込んでいた

「しかし今のまま戦争を始められると、私達は反撃ができない。今はオスマンの言う通り何も無かった事にするのが最適だと私は思う、」

国王は和睦に応じるつもりだ

「父上が仰るならお任せします」

アルは国王に賛成した

現在

「一旦戦争を防げたのはいいけど何かなー何か引っかかるんだよな、」

アルは考え込んでいた

「アルーーー遊びに来たよーー」

突然レベッカが扉を開けて入ってきた

「レベッカ!?なんでここに部隊に帰ったんじゃなかったの?」

アルは驚いている

「潜入調査で疲れてるだろうから二週間休めって言われちゃって暇なんだよね」

レベッカは笑顔でそう言った

「二週間も休みがもらえるってどれだけホワイトなんだよ」

アルは休みのない今の自分と重ねてしまって悲しんでいる

「もー落ち込まないのー書類の処理手伝ってあげるから」

レベッカはアルの机の前にある応接用の椅子に座った

「全くそんなに書類の処理がしたいなら、、、これ全部あげる!」

アルは自分の机に置いてあった書類を全部レベッカの前に置いた

「え、」

レベッカは絶句している

「後はよろ」

逃げようとしたアルの頬をレベッカは鬼の形相で摘んでいた

「逃げるなーーーー責任から逃げるなーーーー」

アルはレベッカに引っ張られて部屋に連れ戻された

「いやだーーーーーーー」

アルの悲鳴が宮殿内に響き渡った

「今はやめておこう」

ロキが部屋に引きずり込まれていくアルを見て恐怖していた


オスマン帝国首都イスタンブール

会議室で5本指の五人が会議をしていた

「この度の爆破事件はストームからの宣戦布告と我々は受け取った」

オスカーは真面目な顔で4人に言った

「オスカー様ではなぜストームに和睦を申し出たのですか?」

フローラムは不思議そうに聞いた

「あら、フローラムわからないの?オスカーちゃんの今の目的がストームと協力し爆破事件を起こしたマリンってことに」

メアリーはフローラムを嘲笑うように言った

「、、、、」

フローラムは黙っているが目線はメアリーを睨んでいる

「ここまでこの冷戦には中立の立場をとっていたマリンが潜入調査を実施していたのは、オスマンに対する敵対と認識するしかないと考える」

オスカーは地図を出しながらそう言った

「我々はマリンに侵攻する」

オスカーははっきりマリン侵攻を言った

「そ、れは、本当か、オスカー、マリンを攻めて、どうするつもりだ!」

ここまで黙っていたガザルは急に口を開いた

「マリンを責めることは我々の最終目標である全世界統一の足がかりとなる!」

オスカーは次々と衝撃的なことを言うので3人は驚きメアリーはニヤついている

「何を今更驚いてるのよ、元々準備ができたらストームに攻めるつもりだったじゃないの

それの延長線よ」

メアリーは3人に呆れたようにいった

「はあー、マリンを攻めることは皇帝の判断で決まったこと。あなた達に拒否権はないは

さっさと各軍に通達して準備するように命令しなさい。さ も な い ともう5本指の席はない!」

メアリーがいつもと変わった口調で話すと3人はその場に固まってしまった

「皇帝の判断なら仕方ない、すぐ我が軍に命令をします。ガザル行くぞ」

フローラムは落ち着かないガザルを連れて行った

「久しぶりにお前が真面目な口調だったな。それにマリン嫌いは変わらずか」

オスカーは笑いながら言った

「違うわよ、私はただ あの女が嫌いなだけよ」

メアリーはいつもの口調に戻ったがその女のことがすごく嫌いなのがよくわかる

「決行は2ヶ月の12月1日でいいな?」

オスカーはメアリーに聞いた

「もちろん、冬になればストームはマリンを助けに行けない。私たちの勝ちは確実」

メアリーは不敵な笑みを浮かべ口を塞がれ全身傷だらけのエルザを引くずりながら部屋の出口まで行った

「んーーーんんーーんんんーーーんんんんーー」

エルザは苦しんでいる

「私はあのお方を復活させるためストームに行くから、あとはお願いね」

メアリーは部屋を出て行った

「俺はお前が怖いよ、エルザ」

オスカーメアリーを見つめながら言った


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