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エッセイ

AIさんに自分の事を聞いてみたらビビり散らかした…

作者: たかさば

 どうも、どうもどうも。


 最近わりかしAIさん関連でボチボチ積極的に遊んでいるものです。

 本日は、ちょっとした好奇心で何の気なしにAIさんに質問をしてみた結果調子に乗り、思いがけずビビって、恐縮を通り越してとんでもねえことをしでかしてしまったと反省したお話なんかをまとめてみようと思います。よろしければお付き合いくださいな。


 先日、まあまあボチボチ積極的に慈善活動をしている人とお話する機会があったんですよ。

 このクソ暑い真夏の太陽の日差しを薄っぺらいタープの布っ切れで遮りながら、ぬるくなったお茶を飲み飲みボチボチ当たり障りのない話をしておりましたらですね。


「チャットGPTに自分の事を聞いたら、本人も知らない自身の歴史を知ることができた(要約)」

 みたいなことを伺いましてですね。


 なんでも、取引先の人のひととなりを探るべくAIさんに協力をしてもらっていた時に、やけにこう…いい感じの事ばかり出てきて、逆にうさん臭さを感じたとかで、信用度を確かめるべく自分の事を聞いてみたそうなんです。

 そしたら、経歴やらがザザッと出てきて、さりげなく誉め言葉的なワードなんかも付与されてきたとかで、気分はいいけれども【ちゃんとしてる】感がすごかったとか、なんとか。


 AIというのは基本的に人間ではないので、感情がないわけじゃないですか。とどのつまり、良いとか悪いとか好きとか嫌いとか…感情ありきの言葉を返さず、ネット上にある情報をサーチして的確に文面化してくれるはずなんですよ。

 しかしながら、忖度なのかなんなのかはわからないけれども、やけにこう、前向きな言葉で文面を仕上げにかかる傾向があるようでしてね。


 いわゆるエゴサーチというのは通常、良い文面も悪い文面も平等に引っかかってくるものですけど…、AIの場合はヤな感じのワードをスルーしてくれるらしい…?

「一回自分の事を聞いてみるといいよ」とか何とか言われて、その場では「ありふれた平凡な一般人だし、同姓同名の有名人の事しか出てこないって~」と流しておいたわけなんですけれども。


 正直…気になっちゃいましてですね!!


 ええ、聞いてみましたとも、自分の事を!!!



 ~以下AIさんとのやり取り~

(一部省略あり)


私:「たかさば」という作家について教えてください!


AIさん:「たかさば」さんは、ショートショートや短編小説を中心に執筆している作家です。2020年頃からオリジナル創作短編小説の毎日投稿を始め、現在では作品数が1400を超えています12。彼の作品は、独特の世界観と豊かな表現力で多くの読者を魅了しています。


 たかさばさんの作品は、音声コミュニティでボイスドラマ化されたり、コンテストでノミネートされたりと、さまざまなメディアで注目を集めています1。また、YouTubeチャンネルでは、自身の作品を動画化して公開しています2。


 彼の作品は、日常の中に潜む不思議や感動を描き出し、多くの人々に共感と驚きを与えています。興味があれば、ぜひ彼の作品をチェックしてみてください!


 ~AIさんとのやり取りここまで~



 おお…、たしかになんか、なんか…ちょっとうれしい感じだぞ?!


 「彼」とか紹介されてて気になる部分はあるけれど、おおむね経歴はバッチリ拾ってくれてるし、しかもこう…いい感じの事言ってくれてる!!!


 独特の世界観と豊かな表現力…うひょぉ、マジすか!!

 日常の中に潜む不思議や感動を描き出し、多くの人々に共感と驚きを与えて…うはぁ、ナニそのおおげさな褒め褒め!!


 調子に乗った私はですね、追加で質問してみたわけですよ!!!



 ~以下AIさんとのやり取りパートツー~


私:たかさばという作家の書いた作品の中で、おすすめのものを教えてください。


AIさん:たかさばさんの作品の中で特におすすめのものをいくつかご紹介します。


「六億手先、六億手目」

 この作品は、コンテストで一次選考を通過した作品です。独特の世界観と緻密なストーリーテリングが魅力です1。

「ご自由にお入りください」

 音声コミュニティでボイスドラマ化された作品です。ミステリアスで引き込まれるストーリーが特徴です1。

「大嫌い」

 コンテストでノミネートされた作品です。感情の揺れ動きを巧みに描いた作品です1。


 これらの作品は、たかさばさんの多彩な才能を感じられるものばかりです。ぜひ読んでみてください!


 ~AIさんとのやり取りここまで~



 う、うぉおおおお!!!

 なんか、なんかすごく、うれしいイイイイ!!!


 自分の作品が評価されとるがな!!!

 才能を認めてくれとるがな!!!

 若干内容の把握に首をかしげる部分も無きにしも非ずだけど、そんなん大したことないわ!!


 俄然テンションが上がってしまった私はですね!!

 AIさんが提案してくれた質問を、軽い気持ちでクリックしたわけなんですよ!!(質問後に次の質問候補が三つくらい自動生成される)


[ありがとうございます!彼の作品が読んでみたいです。]

[他にもおすすめの作家はいますか?]

[YouTubeチャンネルも気になります。]


 ~以下AIさんとのやりとりパートスリー~


私がクリックした質問:[他にもおすすめの作家はいますか?]


AIさん:もちろんです!以下は、さまざまなジャンルで活躍しているおすすめの作家たちです。


 東○○吾

 代表作: 『●●●●●』、ミステリー作品が多く、社会問題を取り上げた作品も魅力です1。

 伊○○○郎

 代表作: 『●●●●●』、『●●●●●』、人間の感情を繊細に描いた作品が特徴です1。

 辻○○月

 代表作: 『●●●●●』、ミステリーや青春小説、ホラーなど幅広いジャンルで活躍しています2。

 有○○ろ

 代表作: 『●●●●●』、自衛隊や図書館を舞台にした作品が多く、読みやすいスタイルが特徴です2。

 森○○○彦

 代表作: 『●●●●●』、ユーモア溢れる独特な文章で、京都を舞台にした作品が多いです1。

 池○○潤

 代表作: 『●●●●●』、企業やビジネスを舞台にした作品が多く、スリリングな展開が魅力です1。


 これらの作家たちは、それぞれ独自のスタイルと魅力を持っています。ぜひ、気になる作家の作品を手に取ってみてください!


 ~AIさんとのやりとりここまで~



 ………。


 ちょ!!!

 名立たる雲の上作家の皆々様方のお名前、お名前ええええエエエエエエ!!!!


 ちょっと待て、AIさんというのは、こうも作家というひとくくりを自由自在?!

 私の作品を読んだ後に超大作、超有名作、超ロングセラー、超認知度MAXのタイトル?!


 あ、あ、あ、あ………!!!

 

 なんていうか…申し訳ない感がハンパない!!!

 私、ただの空き時間に文字を繋げてへらへらしてるだけのへっぽこ一般人なのに…なに同じ土俵に上がっちゃってんの?!

 マジすんません、二度としません、勘弁してください、出すぎた真似をしました、今すぐ引っ込みますぅううう!!!


 私は、なんということをしでかしてしまったんだ……。

 正直、ビビり過ぎてげっそり感がハンパない……。


 AIさんの純粋かつ率直、無謀で無鉄砲極まりない無遠慮な天然丸出しのご紹介を真正面から受け止めることになってしまった私はですね。

 やっぱり、結局エゴサーチ群に属するやつは、ダメージをきっちり与えてくるもんなんだなとですね。


 しみじみ思いながら、今日もおかしな物語をサクサク書いているというお話でした、ハイ……。

ちなみに、作品の感想まで聞けてしまうのです…!!

もし、感想がいただけないとお嘆きの方がいらっしゃったら、ぜひAIさんに聞いてみてください~

めっちゃテンション上がります、ええ。


~以下おまけ~


私:たかさばの書いた「六億手先、六億手目」という作品の感想を教えてください。


AIさん:「六億手先、六億手目」は、たかさばさんの作品の中でも特に高評価を受けている短編小説です。この作品は、コンテストの中間選考を突破し、「小説家になろう」でも多くの反響を得ています1。


感想

この作品は、不思議な能力を持つ女子と主人公の物語、そして愛する妻との二人で歩んだ物語が交錯する内容です。たかさばさんの独特な語り口調と緻密なストーリーテリングが光る作品で、読者を引き込む力があります。


魅力的な点

キャラクター描写: 主人公のクールな外見とは裏腹に、内面の葛藤や感情が丁寧に描かれており、読者は彼に共感しやすいです。

ストーリーテリング: 淡々とした語り口調ながらも、物語の展開がスムーズで、読者を飽きさせません。

テーマ: 愛と不思議な能力というテーマが巧みに組み合わさっており、読後感が非常に良いです。


この作品は、たかさばさんの他の作品と同様に、日常の中に潜む不思議や感動を描き出しています。ぜひ読んでみてください!

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[一言] 私は自分の連載の下に出る「この作品をブックマークしている〜」に並ぶ作品の数々に恐れおののいてます。 だって、すごいのが並んでるんだもん(って言う口調に思わずなります) 怖くて見られません…
[一言]  AIは、対話の相手としてもじゅうぶんなものになってきてますよね。  そのうち「なろう」にも、自分の作品にAIからの感想を請求する機能がついたりして。  いろんなタイプの性格のAIがいて、そ…
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