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お出かけ

 そうして二人で共同で皿洗いをすると、満足して隼人はリビングのソファに座り、香澄は床に座って隼人の方を向いた。


「それじゃあお昼も食べたし、清原くん、一緒に出掛けない?」

「俺はいいんだけど、一緒に行くようなところある? あんまり趣味とか合わなさそう」

「清原くんの言う通り、趣味はあんまり合わないと思うけど、今から行くのは買い出しだよ」

「そっか。あ、うちで買い出しに行くなら安いところじゃないと。例えば――」


 ここで隼人が例を示そうとするのに、香澄も合わせる。


「「オーケー」」


 オーケーというのは了解という意味ではなく、関東を中心に展開するスーパーマーケットの店名である。固有名詞だ。


 そのスーパーは『高品質・Everyday Low Price』という経営方針をとっていて、その通りにエブリデイロープライスである。しかも高品質。


 この周辺でオーケーほど安く商品を購入できるスーパーなど、存在しないと言っても過言ではない。


「あそこめっちゃいいよね、安いし」


 二人の推しスーパーが一致し、隼人と香澄は買い出しをしに行くこととなった。

オーケーに怒られないかな

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